- 【標準仕様との関連】
- COBOL2002 言語 標準仕様編 4.7.4 条件式(Conditional expressions)
比較条件では,ブール項目やブール定数を作用対象として比較をすることができる。ブール作用対象の比較は次の規則に従う。
- 一般規則
- 比較条件の右辺および左辺にはブール要素だけを書くことができる。
比較条件中にブール演算子が現れてはならない。
(備考)
比較条件中のAND,ORおよびNOTは論理演算子とみなされる。
- ブール項目の用途は何でもよい。つまり,外部ブール項目,内部ブール項目のどちらであってもよい。
- 比較条件の左辺がブール作用対象なら,右辺もブール作用対象でなければならない。
- 比較演算子は次のどちらかでなければならない。
IS [NOT] EQUAL TO
IS [NOT] =
- 両辺の対応するブール文字位置のブール文字が,最左端から最右端に至るまですべて等しいとき,両辺は等しいものとみなされる。
- 両辺の長さは等しくなければならない。
条件名条件には,ブール項目に関連づけられた条件名を指定できる。
作用対象の字類が,ブールであるかを調べることができる。
- 形式
![[図データ]](FIGURE/ZU190700.GIF)
- 一般規則
- BOOLEAN指定
一意名1のデータ項目のブール検査をする。
・作用対象である一意名1のデータ項目の用途は,表示用(DISPLAY)のブール項目,英数字項目または集団項目でなければならない。
・検査の対象となる項目が,0または1のブール文字だけから成るときに限ってブール検査の結果は真となる。
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