• マスタ管理サーバにシステム管理者でログオンして実行してください。
• マスタ管理サーバでアドレスサービスが起動している状態で実行してください。
• コマンドプロンプト上で＜インストール先ディレクトリ＞\bin\gmaxgsetと実行してください。

gmaxgset [オプション] グループ定義ファイル名

注意

オプションの文字列は，大文字と小文字が区別されます。大文字と小文字の違いまで正しく指定してください。

グループ定義ファイル名には，gmaxgchkコマンドによるチェックが完了したグループ定義ファイルの名称を半角文字，および全角文字を使用して，絶対パスで260バイトに収まるように指定してください。相対パスで指定する場合も絶対パスで260バイトになるようにしてください。グループ定義ファイル名には絶対パス，又はコマンド実行ディレクトリからの相対パスを指定することができます。

オプションは省略したり，複数指定したりできます。ただし，同一オプションを複数指定した場合は，最後に指定したオプションが有効になります。

• -v：
  標準出力に実行中のグループ定義ファイルのレコード（行）を出力します。
  
• -e エラーログ出力先ディレクトリ：
  指定したディレクトリにエラーログファイルgmaxgset.logを出力します。
  オプション-eを指定しなかった場合は，環境変数"tmp"に定義されているディレクトリに出力します。環境変数"tmp"が定義されていないときは，Cドライブのルートディレクトリに出力します。
  

戻り値を次に示します。

0：正常終了

4：中止要求で終了

6：更新データがない

9：登録，更新失敗あり

16：起動パラメタの指定誤り，ファイルアクセスエラー，環境設定誤り，

　システムエラー

• gmaxgsetコマンドを実行した結果は，次の実行結果欄に出力されます。
  
  • グループ定義ファイルの5番目の項目
  • グループデータファイルの3番目の項目
  処理が正常に終了した場合は「〇」，エラーが発生した場合は「×」を出力します。実行結果欄が「×」の場合，実行部エラー要因欄（グループ定義ファイル：6番目の項目，グループデータファイル：4番目の項目）にエラーの要因を出力します。
  なお，グループ定義ファイルの実行結果欄に「×」が出力された場合で，グループデータファイルにエラーの要因があるときは，グループ定義ファイルのエラー要因欄にエラーの要因があるグループデータファイルの種類（最上位組織用，組織用，ユーザ用，グループ用）が出力されます。
  
• グループの追加で，グループデータファイルの処理がエラーになった場合，グループのメンバの追加は実行されませんが，グループ自身の追加は実行されます。
• エラーがあった場合には標準出力，および＜エラーログ出力先ディレクトリ＞\gmaxgset.logファイルにメッセージを出力します。既にgmaxgset.logファイルが存在した場合に，実行した結果エラーがあったときにはファイルを上書きします。エラーがなかったときにはファイルを削除します。
  gmaxgsetコマンドのメッセージについては，「14.3　gmaxgsetコマンドのメッセージ」を参照して，対処してください。