Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド ユティリティ編
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- コマンドプロンプト上で<インストール先ディレクトリ>\bin\gmaxgchkと実行してください。
gmaxgchk [オプション] グループ定義ファイル名
- 注意
- オプションの文字列は,大文字と小文字が区別されます。大文字と小文字の違いまで正しく指定してください。
グループ定義ファイル名には,チェックを実施するグループ定義ファイルの名称を半角文字,および全角文字を使用して,絶対パスで260バイトに収まるように指定してください。相対パスで指定する場合も絶対パスで260バイトになるようにしてください。グループ定義ファイル名には絶対パス,又はコマンド実行ディレクトリからの相対パスを指定することができます。
なお,ここで指定したグループ定義ファイル中に名称が設定されているグループデータファイルもチェックの対象になります。
オプションは省略したり,複数指定したりできます。ただし,同一オプションを複数指定した場合は,最後に指定したオプションが有効になります。
- -v:
標準出力に実行中のグループ定義ファイルのレコード(行)を出力します。
- -q:
グループデータファイル内のIDがユニークかどうかをチェックしない場合に指定します。グループデータファイルに重複データが全くない場合に指定することができます。
- 注意
- オプション-qを指定した場合,ユニークチェックが行われないのでグループデータファイルのチェックが不十分になります。このため,オプション-qを使用しない運用を推奨します。
- -e エラーログ出力先ディレクトリ:
指定したディレクトリにエラーログファイルgmaxgchk.logを出力します。
オプション-eを指定しなかった場合は,環境変数"tmp"に定義されているディレクトリに出力します。環境変数"tmp"が定義されていないときは,Cドライブのルートディレクトリに出力します。
戻り値を次に示します。
0:正常終了
4:中止要求で終了
9:グループ定義ファイル内にエラーあり,
グループデータファイル内にエラーあり
16:起動パラメタに指定誤り,ファイルアクセスエラー,システムエラー,
設定項目数誤り
- gmaxgchkコマンドがグループ定義ファイルをチェックした結果は,グループ定義ファイルのチェック結果欄(3番目の項目)に次のように出力されます。
- すべての項目が正しく設定されている場合は「○」
- グループ定義ファイル内に誤りがある場合は「×」
- グループデータファイル内に誤りがある場合は「△」
また,ユニークチェックが実行されていない場合は,スペースを出力します。
チェック結果欄が「×」又は「△」の場合には,チェック部エラー要因欄(4番目の項目)にエラーの要因も出力されます(ただし,複数のエラーがあっても,エラーの要因は一つしか表示されません)。
- gmaxgchkコマンドがグループデータファイルをチェックした結果は,グループデータファイルのチェック結果欄(1番目の項目)に次のように出力されます。
- すべての項目が正しく設定されている場合は「○」
- 設定に誤りがある場合は「×」
ユニークチェックが実行されていない場合は,スペースを出力します。ただし,ユニークチェックなしのオプション(オプション-q)で実行している場合は「○」を出力します。
チェック結果欄が「×」の場合には,チェック部エラー要因欄(2番目の項目)にエラーの要因も出力されます。
- エラーがあった場合には標準出力,および<エラーログ出力先ディレクトリ>\gmaxgchk.logファイルにメッセージを出力します。既にgmaxgchk.logファイルが存在した場合に,実行した結果エラーがあったときにはファイルを上書きします。エラーがなかったときにはファイルを削除します。
gmaxgchkコマンドのメッセージについては,「14.2 gmaxgchkコマンドのメッセージ」を参照してください。
- チェック実行前のグループ定義ファイルとグループデータファイルは,拡張子を.bakにして同じディレクトリにバックアップファイルとして保存されます。既にbak拡張子を付けたファイルが存在した場合は,拡張子に1から昇順の番号を付けて保存されます。
例えば,グループ定義ファイルc:\temp\gdata.csvとユーザ用グループデータファイルc:\temp\user.csvをgmaxgchkコマンドでチェックした場合,チェック前のファイルはc:\tempディレクトリにgdata.bakとuser.bakという名称で保存されます。また,既にgdata.bakとuser.bakというファイルが存在した場合は,gdata.bak1とuser.bak1という名称で保存されます。
- gmaxgchkコマンドの実行を中断する場合は,[Ctrl]+[C]を入力します。
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