ユーザ登録ファイルに，組織の追加・削除・移動・変更を設定する場合に必要な項目を表2-3に示します。表2-3に記述のない項目には値を設定しないでください。表2-3の項番は，ユーザ登録ファイルの70個の項目のうちの何番目に設定する項目であるかを示しています。

表2-3　組織の追加・削除・移動・変更に必要な設定項目

項番	設定項目	追加（A）	削除（D）	移動（M）	変更（C）
1	組織種別（組織）	G	G	G	G
3	処理区分	A	D	M	C
4	MTA名	○※1	−	○※1	−
7	最上位組織ID	●	−	●	−
8	組織ID	○	●	●	●
15	ホームサーバ	○※1	−	○※1	−
17	組織略称	○	−	○	○
23	上位組織ID	▲※2	−	▲※2	▲※3※4
24	引継フラグ	○	−	○	△
25	電話番号	△	−	△	△※4
26	専用線番号	△	−	△	△※4
27	FAX番号	△	−	△	△※4
28	テレックス番号	△	−	△	△※4
29	アンサバックコード	△	−	△	△※4
31	日本語組織名	○	−	○	△
32	英語組織名	△	−	△	△※4
33	郵便番号	△	−	△	△※4
34	住所	△	−	△	△※4
35	共用メールボックス追加フラグ※5	○	−	○	−
36	共用メールボックスID※5	○	−	○	△
37	統括組織ID※1	○	−	○	△
41	タイプ	△※6	−	△※6	−
63	メールボックス容量※7	△	−	△	△
64	チェック部処理結果	×	×	×	×
65	チェック部エラー要因	−	−	−	−
66	実行部処理結果（M）	×	×	×	×
70	実行部エラー要因※8	−	−	−	−

（凡例）

○：必ず設定しなければならないことを示します。

●：必ず登録済みのデータを設定することを示します。

△：任意で設定することを示します。

▲：任意で，登録済みのデータを設定することを示します。

−：設定する必要がないことを示します。値を設定しないでください。

×：値を設定してはいけないことを示します。

上記以外：表中の値を設定することを示します。

注※1

共用メールボックス追加フラグに"1"を設定する場合には，必ず設定してください。

注※2

最上位組織直下の組織の追加（A）又は移動（M）を行う場合は，設定しないでください。

注※3

上位組織の変更は，同一最上位組織下の組織だけ指定できます。別の最上位組織下に変更する場合は，処理区分"M"（移動）で最上位組織IDと上位組織IDを変更してください。最上位組織直下以外の組織を最上位組織直下に変更する場合，項目削除機能を使用して上位組織IDを削除してください。

注※4

これらの項目については，Address Serverに登録されている値を一括登録ユティリティを使って削除できます。詳細は「2.8.4　ユーザ登録ファイル作成時の注意事項」を参照してください。

注※5

メール属性を持つアドレス組織を設定する場合には，必ず設定してください。

注※6

設定を省略した場合には，"1"とみなされます。

注※7

メール属性を持つアドレス組織の場合だけ指定できます。メール属性を持つアドレス組織以外の場合，指定しないでください。

注※8

表計算ソフトでユーザ登録ファイルを作成する場合には，半角スペースを設定してください。