Groupmax Server - Scan Version 6
- <この節の構成>
- (1) ウイルス感染チェック機能
- (2) 感染ファイルの駆除機能
- (3) 感染ファイル検出時の通知機能
- (4) 感染ファイルの隔離機能
Groupmaxアプリケーションサーバが扱うファイル(メールの添付ファイル等)が,ウイルスに感染していないかチェックします。
ウイルスに感染したファイルを検出した場合,感染ファイルを含むメールおよび掲示板記事を破棄するか,感染ファイルからウイルスを駆除(感染ファイルから悪い部分を削り取る)した後に再使用するかを選択できます。但し,ウイルスの駆除は次の状態の時に失敗します。
- ウイルス感染ファイルが圧縮されたファイル内で検出された場合。
- 検出されたウイルスが,ウイルスチェックエンジンが未知なウイルスの場合。
チェックに失敗した場合,環境設定での設定に関係なくメールおよび掲示板記事を破棄します。
ウイルスに感染したファイルを検出した場合は,次に示す方法で管理者やファイル所有者に通知します。
- Groupmax Address Server Consoleウィンドウへのメッセージ出力
- メールによる通知
- ユーザ作成アプリケーションプログラムの起動
ウイルスに感染したファイルを特定ディレクトリに隔離(保存)することができます。このファイルを元に,後で管理者が感染内容等の詳細調査を行う場合に使用できます。
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