Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
この項では,[データベースのエリアの再作成]ユティリティの機能について説明します。このユティリティは,コマンドプロンプトから実行します。
オブジェクトサーバのデータベースのエリアを再作成します。再作成の対象となるエリアは,ディクショナリ用,ユーザ用,OIDインデクス用及びインデクス用のエリアです。
ディクショナリ用,又はユーザ用エリアを再作成する場合,該当するエリアをアンロードし,エリアを再初期化した後にリロードします。リロードするときには,該当するエリアだけでなく,OIDインデクスエリア,エリア内のオブジェクトに付けられたインデクス,及び関連付けられたオブジェクトを格納するエリアも更新します。
OIDインデクス用及びインデクス用のエリアを再作成する場合,該当するエリアを再初期化した後にインデクスを再作成します。インデクスの再作成では,オブジェクトデータを物理順に検索してインデクスの情報を生成し,その情報を基にインデクスを作り直します。
また,[データベースのエリアの再作成]ユティリティでは,マスタディレクトリ及びディクショナリエリアも更新します。
ユティリティの処理結果は,オブジェクトサーバシステムディレクトリのファイル「xodresult」に出力されます。ユティリティが正常に終了した場合には,処理結果の末尾に正常終了のメッセージが出力されます。
エラーが発生した場合には,正常終了のメッセージが出力されません。このときには,イベントログ,又はコマンドプロンプトに出力されたエラーメッセージを参照して,エラーの原因を取り除き,ユティリティを再実行してください。
xodbrcns -f 再構成パラメタファイル名
Object Serverのバージョンが06-50以降の場合,一つのアンロードファイルのサイズが2ギガバイト以下かどうかによって,[データベースのエリアの再構成]ユティリティの処理方式を変更できます。
xoduflg -n
xoduflg -y
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