Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド

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7.1.2 データベースファイル

<この項の構成>
(1) データベースファイル一覧
(2) ファイルグループ

(1) データベースファイル一覧

表7-2にデータベースファイルの一覧を示します。

これらのファイルの定義内容は,初期設定パラメタファイル又は構成変更パラメタファイルに記述します。そして,[データベースの初期化]ユティリティ又は[データベースへのエリアの追加],[データベースへのファイルの追加]ユティリティを実行すると,ファイルが初期化又は追加されます。

これらのファイルは,すべてNTFS形式です。ファイルの詳細については,「7.5 初期設定パラメタファイル」を参照してください。

表7-2 オブジェクトサーバのデータベースファイル一覧

ファイル種別 ディレクトリ又はファイル名 作成時期 作成者 参照先
マスタディレクトリ ・ユーザ任意
・ドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)
ユティリティ実行時 ・ファイル名はユーザが決定
・ファイルはシステムが作成
7.5
データディレクトリ ・ユーザ任意
・ドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)
ユティリティ実行時 ・ファイル名はユーザが決定
・ファイルはシステムが作成
7.5
7.6
ディクショナリ ・ユーザ任意
・ドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)
ユティリティ実行時 ・ファイル名はユーザが決定
・ファイルはシステムが作成
7.5
7.6
OIDインデクス ・ユーザ任意
・ドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)
ユティリティ実行時 ・ファイル名はユーザが決定
・ファイルはシステムが作成
7.5
7.6
ユーザデータベース ・ユーザ任意
・ドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)
ユティリティ実行時 ・ファイル名はユーザが決定
・ファイルはシステムが作成
7.5
7.6
インデクス ・ユーザ任意
・ドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)
ユティリティ実行時 ・ファイル名はユーザが決定
・ファイルはシステムが作成
7.5
7.6

(2) ファイルグループ

データベースファイルは,その働きによって,次に示す二つのファイルグループに分けられます。

オブジェクトサーバ管理ファイル
オブジェクトサーバのデータベースを管理するための情報を保存するファイルです。次の4種類のファイルがこれに相当します。

連携プログラム用データ格納ファイル
オブジェクトサーバと連携するプログラム用のデータベースファイルです。各プログラムごとに名称及び指定数が決まっています。次の2種類のファイルがこれに相当します。