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付録A.2 書式印刷業務の処理コマンド

書式印刷業務の処理定義(書式印刷処理)で使える処理コマンドを,表A-11〜表A-15に示します。

表A-11 処理の流れを制御する処理コマンド(書式印刷処理)

処理コマンド 機能
@判定開始,
@成立,
@不成立,
@判定終了
指定された条件の判定結果(成立,不成立)に応じて,異なる処理を実行する
@分岐開始,
@分岐値,
@分岐終了
指定された条件(項目などの値)に応じて,異なる処理を実行する

表A-12 データを操作する処理コマンド(書式印刷処理)

処理コマンド 機能
@代入 項目や変数に値を代入する
@文字代入 項目や変数の内容(文字列)の一部を,ほかの項目や変数に代入する
@検索代入 項目や変数の内容(文字列)から,検索パターンと一致する文字列を検索して,ほかの項目や変数に代入する
@文字置換 項目や変数の内容(文字列)の一部を,ほかの文字列に置き換える
@文字削除 項目や変数の内容(文字列)の一部から,指定された文字列を削除する
@属性変換 項目や変数のデータの属性を変換して,指定された変数に代入する
@四捨五入 項目や変数の内容又は演算結果を四捨五入して,指定された項目に代入する
@切捨て 項目や変数の内容又は演算結果を切り捨てて,指定された項目に代入する
@切上げ 項目や変数の内容又は演算結果を切り上げて,指定された項目に代入する
@演算精度 除算をするとき及びROOT関数で平方根を求めるときの,小数部の有効桁数を設定する
@印刷抑止 項目のデータの印刷を抑止する
@画像設定 項目に,指定されたビットマップ形式ファイルのデータ(画像)を印刷する

表A-13 処理を呼び出す処理コマンド(書式印刷処理)

処理コマンド 機能
@外部呼出 DLL内の関数(外部関数)を呼び出す
関数を使って,データベースのレコードも変更できる

表A-14 データベースを操作する処理コマンド(書式印刷処理)

処理コマンド 機能
@レコード入力 データベースのレコードを読み込む
@連続終了 @レコード入力によるレコードの連続入力を中止する

表A-15 SQL文を実行する処理コマンド(書式印刷処理)

処理コマンド 機能
@SQL接続 ODBCデータベース(又はORACLEデータベース)に接続する
@SQL解除 @SQL接続で確立されたデータベースとの接続を解除する
@SQL実行 @SQL接続で接続されたデータベースに対して,SQL文を実行する
@SQLフェッチ @SQL実行で実行したSELECT文(問い合わせ)の実行結果を,1件ずつ受け取る
@SQLロールバック @SQL接続で接続されたデータベースに対する変更を取り消す(ロールバック)
@SQLコミット @SQL接続で接続されたデータベースに対する変更を確定する(コミット)
@SQLプロシジャ @SQL接続で接続されたデータベースに登録されている,プロシジャ(ストアドプロシジャ)を呼び出す

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