Groupmax Form Version 6 ユーザーズガイド
リモートファイルを利用する場合の,環境設定方法を説明します。
- <この項の構成>
- (1) クライアントの環境設定
- (2) サーバの環境設定
- (3) 回線接続の確認
(1) クライアントの環境設定
クライアントの環境設定では,自局のIPアドレスを指定します。
- OSがWindows 95の場合
コントロールパネルの「ネットワーク」アイコンをクリックして,現在のネットワーク構成の「TCP/IP」を選択します。[プロパティ]ボタンをクリックして,「IPアドレス」に自局のIPアドレスを指定します。
- OSがWindows NTの場合
コントロールパネルの「ネットワーク」アイコンをクリックして,組み込まれているネットワークソフトウェアの「TCP/IPプロトコル」を選択します。[構成]ボタンをクリックして,「IPアドレス」に自局のIPアドレスを指定します。
クライアントの環境設定では,通信プログラムが拡張デバイスドライバTCP/IPの場合とLAN WorkPlaceの場合とで,設定内容が異なります。
(2) サーバの環境設定
サーバで,TCP/IPを使うLANの構成を定義します。ネットワーク構成定義の「CSMA/CD LAN(TCP/IP)手順情報」画面で,「IPアドレス」,「何回線目の通信アダプタ」,及び「何台目のMicroNet/ET,TP」を設定します。
また,@コマプロ呼出でサーバ側のプログラムを呼び出す場合,「リモートプログラム情報」画面で,「送信情報」及び「受信情報」の「サービスするプログラム数」を指定します。
(3) 回線接続の確認
クライアント及びサーバの環境設定を終了すると,通信回線が接続されます。接続されたかどうかを確認するには,¥MSTCPIP¥UTILSのPING.EXEを実行します。このとき,相手局のIPアドレスを指定してください。
(例)
PING 192.0.2.221
実行すると,接続できているかどうかを表すメッセージが表示されます。接続できていない場合は,環境設定した内容を見直してください。
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