Groupmax Form Version 6 ユーザーズガイド
図10-2に示した業務の処理定義の例を,次に示します。
@伝票発行△DENPYO,,1
@番地△10
@PFキー応答△'売上データを整理しますか?',1:'YES',2:'NO'
@分岐開始△¥PK
@分岐値△1
@サーバ接続△NT1
@分散開始△,NT1
@抽出△UDATA,%OUT,/分類:得意先コード:A,コード:A @C
,/集計:数量:S,金額:S
@抽出△%IN,UDATA1,/分類:金額:D
@DB消去△UDATA
@分散終了
@終了待ち
@サーバ解除△NT1
@電文表示△'売上データの整理終了'
@分岐値△2
@電文表示△'売上データの保存'
@分岐値
@JUMP△10
@分岐終了
- 伝票発行業務の呼び出し
@伝票発行で,伝票発行業務(DENPYO)を呼び出します。この業務の画面にデータを入力します。
- 処理の選択
@PFキー応答で,売上データを整理するかどうかを問い合わせます。
@分岐開始〜@分岐終了では,選択されたPFキーの番号に応じて,異なる処理を選択しています。[PF1]の場合は売上データを整理し,[PF2]の場合は処理を終了します。
- 処理の分散
売上データの整理をWindows NTサーバで実行するために,@サーバ接続でサーバと接続して,@分散開始でサーバ側に処理を依頼します。
- 売上データの整理
レコードの整理
@抽出で,売上データベースUDATAのレコードを整理します。「得意先コード」及び「コード」に従ってレコードを並べ替えて,「得意先コード」及び「コード」が重複しているレコードの「数量」及び「金額」を集計します。
次の@抽出では,整理したレコードを「金額」に従って並べ替えて,売上管理データベースUDATA1を作成します。
メモリファイルの利用
レコードを並べ替えたり集計したりした結果をメモリファイルに出力して,別の処理コマンドで利用できます。二つの@抽出のオペランドで指定している「%OUT」,「%IN」は,メモリファイルを表しています。
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