12.1 環境を説明する前に
実行環境を説明する上で,以下のことを前提とします。
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TP1/COBOL 拡張 [Server] Run Time System for Cosminexusがインストールされていなければなりません。
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TP1サーバ側のOpenTP1の起動と停止方法については,マニュアル「分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作」をご覧ください。
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Cosminexusが動作するために必要な定義および環境変数を設定してください。Cosminexusの環境定義の詳細については,マニュアル「Cosminexus 解説」をご覧ください。
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EJB経由でTP1/Client/Jを使用する場合は,J2EEサーバの設定を行ってください(Solaris版は該当しません)。
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これ以降の説明で使用されるCosminexus Component Containerのインストールディレクトリ階層を以下に示します。ただし,Solaris版のCosminexus製品バージョンはVersion 4です。
- 注※
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Cosminexusインストールディレクトリは,Windows版ではデフォルトインストール先が「C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus」となっていますが,インストール時に変更可能です。それに対してHP-UX/Solaris/AIX版では/opt/cosminexusと固定になっています。
そのため,CCまでのディレクトリ構成(下の図)を<CCインストール先>と省略して以下説明します。
Cosminexusインストールディレクトリ └─ CC
- (例)
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serverディレクトリを表す場合は,Windows版では<CCインストール先>\server,HP-UX/Solaris/AIX版では<CCインストール先>/serverと表現します。