7.2.3 ダンプファイル
ダンプファイルは,CBLJ2TP1_DDUMP環境変数(TP1/Client/P)またはJavaのシステムプロパティのオプションtp1cobol.ddump(TP1/Client/JまたはCosminexus TP1 Connector)で指定したフォルダに出力されます。出力するファイル名は,TP1/COBOLアクセス用Beanの種類によって,以下のファイル名になります。
項番 |
対応するアクセス用Bean |
ファイル名 |
---|---|---|
1 |
TP1/Client/P用のTP1/COBOLアクセス用Beanの場合 |
J2tp1_1.log , J2tp1_2.log |
2 |
TP1/Client/J用のTP1/COBOLアクセス用Beanの場合 |
J2tp1j_1.log , J2tp1j_2.log |
3 |
Cosminexus TP1 Connector用のTP1/COBOLアクセス用Beanの場合 |
J2tp1c_1.log , J2tp1c_2.log |
4 |
TP1/COBOL SOAPクライアント用Beanの場合 |
J2tp1sc_1.log, J2tp1sc_2.log |
5 |
TP1/COBOL SOAPサーバ用Beanの場合 |
J2tp1sv_1.log, J2tp1sv_2.log |
この機能では,二つのダンプファイルを切り替えながら出力します。切り替えは,ダンプファイルのファイルサイズが,指定されたファイルサイズの上限を超えた場合に行います。ファイルサイズの上限値を指定しない場合のデフォルトサイズは,10MBです。ファイルサイズの上限値に指定できる値は,1〜2000で,単位はMBです。
指定したフォルダに上記ファイルが存在しない場合は,新規にファイルを作成します。すでにファイルが存在する場合は,ファイルの最後に追加書きします。ダンプファイル出力先フォルダの指定がない場合は,この機能は無効となり,ダンプファイルは出力しません。
すでに存在するファイルが読み取り専用の場合は,例外が発生します。
複数スレッドで実行する際も,上記ファイルに追加書きします。