5.3.6 dccm3flagオプション
- 〈この項の構成〉
(1) 機能
DCCM3環境下で稼動しているCOBOLプログラムを呼び出す際に必要な文字コード変換を行う際に使用する変換フラグを指定します。このオプションは,Windows版TP1/Client/Pでdccm3オプションにyesを指定した場合だけ有効です。
(2) 指定方法
SET CBLJ2TP1OPT=dccm3flag( フラグ )
dccm3flagオプション未指定時は,フラグ指定なしとして扱います。
(3) 指定値の動作
フラグは,以下の文字列を続けて指定します。詳細は,マニュアル「分散トランザクション処理機能 OpenTP1 クライアント使用の手引 TP1/Client/W,TP1/Client/P編」をご覧ください。
C : EBCDICコードを使用します。未指定の場合,EBCDIKコードを使用します。
H : 全角空白を半角空白2個に変換します。未指定の場合,全角空白のままにします。
7 : KEIS78コードを使用します。未指定の場合,KEIS83コードを使用します。
I : 無効なコードがあった場合,空白に変換します。未指定の場合,エラーにします。
T : タブコードを半角コードとして認識します。直前または直後のデータが全角コードの場合はシフトコードを付けます。未指定の場合,タブコードを半角コードとして認識しません。直前または直後のデータが全角コードの場合でもシフトコードは付けません。
L : 制御コードを半角コードとして認識します。直前または直後のデータが全角コードの場合はシフトコードを付けます。未指定の場合,制御コードを半角コードとして認識しません。直前または直後のデータが全角コードの場合でもシフトコードは付けません。
フラグは,以下のように指定します。
dccm3flag(CH)
未指定でよい場合は,dccm3flagオプションの指定は不要です。
(4) 注意事項
このオプションは,dccm3オプションにyes指定時にだけ有効です。