各ホストから,Global Link Managerへアラート通知を行うかどうかを設定します。アラートの通知および受信には,SNMP Trapを使用します。Global Link Managerで複数のホストを管理し,各ホストで発生するパス障害を検出することを目的としてアラート情報を受信する機能のため,ホストのマルチパス管理ソフトウェアでは設定できません。
デフォルトでは,Global Link Managerのリソースとしてホストを新規に追加した時点またはホストの情報を更新した時点で,すべてのホストに対してアラートを通知するように自動的に設定されます。アラート設定をホストごとに変更する場合は,Global Link Managerサーバのserver.propertiesファイルのserver.snmp.auto_setプロパティに「false」を指定しておく必要があります。そのあとで,ホストを選択してそれぞれにアラートを設定します。server.snmp.auto_setプロパティの指定値が「true」の場合にGlobal Link Manager GUIでアラート通知を「Off」に設定しても,ホスト情報の更新時に自動的に「On」に再設定されます。server.snmp.auto_setプロパティについては,マニュアル「Hitachi Command Suite Global Link Manager Software 導入・設定ガイド」を参照してください。
アラートの通知機能は,ホストのHDLMバージョンが5.8以降,DMP,またはHP-UXマルチパスの場合に設定できます。HDLMバージョンが5.8より前の場合には,Global Link Manager GUIで選択した<ホスト名>サブウィンドウに[アラート]タブは表示されません。
ホストのアラート設定手順