Global Link Manager Software ユーザーズガイド
Global Link Managerのシステムは,次に示すコンポーネントで構成されています。
- Global Link Managerサーバ
- Global Link Manager
- Hitachi Command Suite共通コンポーネント
- HiRDB
- Global Link Managerクライアント
- Webブラウザー
- リモート管理クライアント(ホストのOSがVMwareの場合)
- HDLM
- Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネント
- HDLMが使用されているホスト
- HDLM
- Device Managerエージェント(HDLMのバージョンが5.8より前の場合)
- Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネント(HDLMのバージョンが5.8以降で,ホストのOSがVMware以外の場合)
- DMPが使用されているホスト
- DMP
- Global Link Managerエージェント
- HP-UXマルチパスが使用されているホスト
- HP-UXマルチパス
- Global Link Managerエージェント
- SNMP転送先サーバ
- SNMP管理アプリケーション
コンポーネント構成を次の図に示します。
- Global Link Manager
- Global Link Managerは,ホストから情報を収集したり,ホストに対する設定を実施したりします。
- Hitachi Command Suite共通コンポーネント
- Hitachi Command Suite共通コンポーネントは,Hitachi Command Suite製品のサーバ,GUIの基盤機能を提供します。Hitachi Command Suite共通コンポーネントはGlobal Link Manager,Device Manager,Tuning ManagerなどのHitachi Command Suiteのサーバ製品の一部としてインストールされ,常に最新のバージョンに上書きされます。
- HiRDB
- HiRDBは,Global Link Managerの情報を管理するリレーショナルデータベースです。
- Webブラウザー
- ユーザーは,Webブラウザーを介してGlobal Link Manager GUIを使用します。
- HDLM,DMP,またはHP-UXマルチパス
- HDLM,DMP,またはHP-UXマルチパスは,ストレージシステムとホストを結ぶパスを管理します。HDLM,DMP,またはHP-UXマルチパスを使用することで,パスに掛かる負荷を分散したり,障害発生時にパスを切り替えたりできます。
- Device Managerエージェント
- Device Managerエージェントは,ホストのHDLMのバージョンが5.8より前の場合に,Global Link Managerサーバとの情報通信のために必要なソフトウェアです。
- Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネント
- Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントは,ホストのHDLMのバージョンが5.8以降の場合に,Global Link Managerサーバとの情報通信のために必要な,HDLMに含まれるコンポーネントです。
- ホストのOSがVMwareの場合は,リモート管理クライアントにインストールされ,ホストのOSがVMware以外の場合は,HDLMが使用されているホストにインストールされます。
- Global Link Managerエージェント
- Global Link Managerエージェントは,ホストにDMP,またはHP-UXマルチパスが使用されている場合,Global Link Managerサーバとの情報通信のために必要なソフトウェアです。
- SNMP管理アプリケーション
- Global Link ManagerサーバからSNMP Trapによって転送されたアラート情報を管理するためのアプリケーションです。Global Link Managerサーバからのアラート情報の転送は任意です。
サポートするOSや前提プログラムなど,Global Link Managerのシステム要件については,マニュアル「Hitachi Command Suite Global Link Manager Software 導入・設定ガイド」を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright© 2011, 2013, Hitachi, Ltd.