3.5.8 JREのインストール

HDLMは,Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントに同梱されているJRE(Oracle社製JRE 5.0_11 (32bit))を使用して,HDLM GUIを起動します。

HDLMでは,Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントに同梱されていないバージョンのJREを使用して,HDLM GUIを起動することもできます。使用できるJREを次に示します。

JREのインストール手順について,次に説明します。

JRE 7.0_01を使用する場合は,JREをインストールする前に「HDLMのインストール先フォルダ¥jre_user」にコピーされているすべてのJREの構成ファイルを削除してください。

  1. Oracle社のホームページからJREをダウンロードします。
  2. ダウンロードしたJREを,HDLMがインストールされているホストにインストールします。
    HDLMのインストール先フォルダ¥jre_user」にJREを直接インストールしないでください。「HDLMのインストール先フォルダ¥jre_user」にJREをインストールした場合は,いったんJREをアンインストールしてください。それから,ほかのフォルダを指定してJREを再インストールしてください。
    例えば,JRE 6.0_04をインストールした場合,"C:¥Program Files¥Java¥jre1.6.0_04"が作成されます。
  3. 次に示すフォルダにJREのインストール先フォルダを含めたすべての構成ファイルをコピーしてください。

    HDLMのインストール先フォルダ¥jre_user

    JRE 6.0_04を使用する場合は,次に示すフォルダ構成になります。

    HDLMのインストール先フォルダ¥jre_user
     ¥jre1.6.0_04
      ¥bin
      ¥lib

    注※
    使用するJREのバージョンによって,フォルダ名は次のとおりとなります。
    JRE 1.4.2_13を使用する場合:j2re1.4.2_13
    JRE 5.0_10を使用する場合:jre1.5_10
    JRE 6.0_17を使用する場合:jre6
    JRE 7.0_01を使用する場合:jre7
    例えば,HDLMのインストール先フォルダが"C:¥Program Files¥HITACHI¥DynamicLinkManager"でJRE 6.0_04を使用する場合,コピー後のフォルダ構成は次のようになります。

    C:¥Program Files¥HITACHI¥DynamicLinkManager¥jre_user¥jre1.6.0_04
     ¥bin
     ¥lib

JREをインストールしたあとに,HDLM GUIが起動することを確認してください。

注意事項
  • HDLMをアンインストールすると,「HDLMのインストール先フォルダ¥jre_user」は削除されます。
  • Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントがシステムにインストールされている32bitのJavaを使用するように設定している場合は,HDLMは,設定されているJavaを使用して,HDLM GUIを起動します。