このソフトウェア製品は,JP1/NETM/DMのリモートインストールに適合した日立プログラムプロダクトです。JP1/NETM/DMを使用すると,分散している複数のホストに,一括してHDLMをリモートインストールできます。ここでは,HDLMをリモートインストールする場合の準備として,JP1/NETM/DMを使用したHDLMのパッケージング,HDLMの配布指令の作成,およびHDLMの配布指令の登録について説明します。HDLMの配布指令の実行(インストール)については,「3.5.4 HDLMの新規インストール(Windows Server 2003の場合)」の「(1) クラスタ環境以外の場合」の手順に含めて説明します。
ここでは,操作対象のマシンのOSがWindowsの場合について説明します。
HDLMは,インストール先のホストにPUSH型でインストールされます。PULL型ではインストールできません。
(1) リモートインストールの流れ
次の図に示す流れに従って,HDLMをリモートインストールしてください。
図3-3 リモートインストールの流れ
(2) 前提条件
JP1/NETM/DMを使用してHDLMをリモートインストールするための条件を示します。
図3-4 JP1/NETM/DMを使用してHDLMをリモートインストールする場合のシステム構成
(3) HDLMのパッケージング
資源登録システムから配布管理システムへHDLMを登録します。この操作は,資源登録システムで実行します。詳細については,使用するJP1/NETM/DMのバージョンに応じて,次のマニュアルを参照してください。
(4) HDLMの配布指令の作成および登録
HDLMの配布指令を作成および登録します。この操作は配布管理システムで実行します。詳細については,使用するJP1/NETM/DMのバージョンに応じて,次のマニュアルを参照してください。
ライセンスキーファイルの配布と,配布管理システムからの配布指令の実行は,「3.5.4 HDLMの新規インストール(Windows Server 2003の場合)」の「(1) クラスタ環境以外の場合」で説明しているインストール手順に含まれています。手順に従って操作を進めてください。