3.9.4 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリ(HNTRLib2)のアンインストール
HDLMのアンインストール時にKAPL09019-EまたはKAPL09020-Eのメッセージが出力された場合は,次に示す手順でHNTRLib2をアンインストールしてください。
- AdministratorsグループのユーザでWindowsにログオンします。
HDLMのアンインストール時にKAPL09019-Eのメッセージが出力された場合は,手順2へ進んでください。
HDLMのアンインストール時にKAPL09020-Eのメッセージが出力された場合は,手順3へ進んでください。
- 次に示すコマンド※1を実行して,HNTRLib2を含むプログラムプロダクトの登録を解除します。
"C:¥Program Files※2¥HITACHI¥HNTRLib2¥bin¥hntr2cancel.exe" "JP1/HiCommand Dynamic Link Manager"
- 次に示すコマンド※1を実行して,HNTRLib2を使用しているプログラムを確認します。
"C:¥Program Files※2¥HITACHI¥HNTRLib2¥bin¥hntr2getname.exe"
HNTRLib2を使用しているプログラム名が表示された場合,HDLM以外のプログラムでHNTRLib2が使用されています。この場合はHNTRLib2を削除しないでください。残りの手順は不要です。
HNTRLib2を使用しているプログラム名が表示されなかった場合は,次の手順に進んでください。
- 次に示すコマンド※1を実行して,HNTRLib2をアンインストールします。
"C:¥Program Files※2¥HITACHI¥HNTRLib2¥unsetup¥unsetup.exe"
- HNTRLib2のアンインストールが終了したら,ホストを再起動します。
- 注※1
- Windows Server 2008およびWindows Server 2012の場合は,「管理者:コマンドプロンプト」で実行してください。
- 注※2
- Windows Server 2003(x86)を除くWindows Server 2003,Windows Server 2008(x86)を除くWindows Server 2008,およびWindows Server 2012の場合は,Program Files (x86)となります。
- 注意事項
- ほかのプログラムがHNTRLib2を使用している場合,KAPL09026-Iのメッセージが出力され,HNTRLib2はアンインストールされません。
HDLM以外のプログラムがHNTRLib2を使用していないのに,アンインストールできない場合は,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。
- HNTRLib2でログの出力先をデフォルト以外に設定していた場合,HNTRLib2のアンインストール時にログファイルが削除されません。HNTRLib2をアンインストールしたあとで,ログファイルを削除してください。
- Windows Server 2003(x86)の場合は,HDLMをアンインストールしてもHNTRLib2の共通ライブラリである「hntr2t.dll」ファイルが削除されません。「hntr2t.dll」ファイルがあってもアプリケーションの動作には影響しません。「hntr2t.dll」ファイルを削除する場合は,次に示す手順に従ってください。
- レジストリエディタ(regedit.exe)を起動して,次に示すレジストリキーが存在しないことを確認します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥COMMON_DLL¥HNTRLIB2
上記のレジストリキーがある場合は,「hntr2t.dll」ファイルを使用しているアプリケーションがあります。その場合は「hntr2t.dll」ファイルを削除しないでください。
- 次に示すレジストリの値に設定されているフォルダを開きます。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥COMMON_DLL¥PathName¥Path00
デフォルトはC:¥Program Files¥Common Files¥Hitachiです。
- 開いたフォルダに「hntr2t.dll」ファイルがあり,かつ「hntr2sys.dll」ファイルと「hntr2tj.dll」ファイルが存在しないことを確認してから,「hntr2t.dll」ファイルを削除します。