書式
クラスタソフトウェアのパラメーターを登録する場合
drmclusinit クラスタソフトウェア名
登録したクラスタソフトウェアのパラメーターを表示する場合
drmclusinit -v クラスタソフトウェア名
説明
クラスタ構成の場合に,クラスタソフトウェアを制御するためのパラメーターを対話形式で登録します。
このコマンドで登録したパラメーターは,次の場所に格納されます。
<Application Agentのインストール先>¥DRM¥conf¥cluster¥<クラスタ名>.dat
表2-13 クラスタソフトウェアのパラメーター
登録する項目 | 入力する内容 |
---|---|
仮想サーバ名(必須) | クラスタソフトウェアの管理する仮想サーバ名を入力します。 |
リソースグループ名(必須) | サービスグループ名を入力します。 |
バックアップ対象となるインスタンス名またはアプリケーション名(必須) |
|
リソース種別 | 「D」を入力します。 |
リソース名 | ディスクリソース名を入力します。サービスリソースの入力は不要です。
|
ディスク名(リソース種別を指定した場合は必須) | リソース名に合わせて次の情報を入力します。
|
引数
-v
登録したパラメーターを表示する場合に指定します。
クラスタソフトウェア名
使用しているクラスタソフトウェアを識別するキーワードを指定します。
使用している製品がVeritas Cluster Server for Windowsの場合は,キーワードは「VCS」となります。
Microsoft Cluster ServiceまたはWindows Server Failover Clusteringをクラスタソフトウェアとして使用する場合,パラメーター情報を登録する必要はありません。
指定したクラスタソフトウェア名は次のファイルに格納されます。
<Application Agentのインストール先>¥DRM¥conf¥cluster¥DEFAULT.dat
注意事項
注意事項
クラスタソフトウェアのパラメーターの登録を誤った場合,パラメーターを削除するには,次の手順で行ってください。
PROMPT> del <Application Agentのインストール先>¥DRM¥conf¥cluster¥DEFAULT.dat
PROMPT> del <Application Agentのインストール先>¥DRM¥conf¥cluster¥クラスタソフトウェア名.dat
使用例
ストレージグループ | マウントポイント | ディスクグループ | 物理ディスク |
---|---|---|---|
STR1 | E:(リソース名はMountV-E) | DG1(リソース名はVMDG-1) | Harddisk1 |
Harddisk2 | |||
F:(リソース名はMountV-F) | DG2(リソース名はVMDG-2) | Harddisk3 |
PROMPT> drmclusinit VCS
KAVX0313-I 仮想サーバ名を入力してください : VHOST1
KAVX0310-I リソースグループ名を入力してください : ServiceGroup-Exc
KAVX0317-I インスタンス名を入力してください : STR1
KAVX0311-I リソース名を入力してください : MountV-E
KAVX0314-I リソース種別を入力してください(S:サービス,D:ディスク) : D
KAVX0316-I ドライブ名を入力してください : E:
KAVX0311-I リソース名を入力してください : MountV-F
KAVX0314-I リソース種別を入力してください(S:サービス,D:ディスク) : D
KAVX0316-I ドライブ名を入力してください : F:
KAVX0311-I リソース名を入力してください : VMDG-1
KAVX0314-I リソース種別を入力してください(S:サービス,D:ディスク) : D
KAVX0316-I ドライブ名を入力してください : DG1
KAVX0311-I リソース名を入力してください : VMDG-2
KAVX0314-I リソース種別を入力してください(S:サービス,D:ディスク) : D
KAVX0316-I ドライブ名を入力してください : DG2
KAVX0311-I リソース名を入力してください :
KAVX0317-I インスタンス名を入力してください :
KAVX0310-I リソースグループ名を入力してください :
KAVX0313-I 仮想サーバ名を入力してください :
KAVX0312-I クラスタ情報を更新しました。
PROMPT>
ストレージグループ | マウントポイント | ディスクグループ | 物理ディスク |
---|---|---|---|
STR1 | E:(リソース名はMountV-E) | DG1(リソース名はVMDG-1) | Harddisk1 |
Harddisk2 | |||
F:(リソース名はMountV-F) | DG2(リソース名はVMDG-2) | Harddisk3 | |
F:¥mnt(リソース名はMountV-F-mnt) | DG3(リソース名はVMDG-3) | Harddisk4 |
PROMPT> drmclusinit VCS
KAVX0313-I 仮想サーバ名を入力してください : VHOST1
KAVX0310-I リソースグループ名を入力してください : ServiceGroup-FS
KAVX0317-I インスタンス名を入力してください : -
KAVX0311-I リソース名を入力してください : MountV-E
KAVX0314-I リソース種別を入力してください(S:サービス,D:ディスク) : D
KAVX0316-I ドライブ名を入力してください : E:
KAVX0311-I リソース名を入力してください : MountV-F
KAVX0314-I リソース種別を入力してください(S:サービス,D:ディスク) : D
KAVX0316-I ドライブ名を入力してください : F:
KAVX0311-I リソース名を入力してください : MountV-F-mnt
KAVX0314-I リソース種別を入力してください(S:サービス,D:ディスク) : D
KAVX0316-I ドライブ名を入力してください : F:¥mnt
KAVX0311-I リソース名を入力してください : VMDG-1
KAVX0314-I リソース種別を入力してください(S:サービス,D:ディスク) : D
KAVX0316-I ドライブ名を入力してください : DG1
KAVX0311-I リソース名を入力してください : VMDG-2
KAVX0314-I リソース種別を入力してください(S:サービス,D:ディスク) : D
KAVX0316-I ドライブ名を入力してください : DG2
KAVX0311-I リソース名を入力してください : VMDG-3
KAVX0314-I リソース種別を入力してください(S:サービス,D:ディスク) : D
KAVX0316-I ドライブ名を入力してください : DG3
KAVX0311-I リソース名を入力してください :
KAVX0317-I インスタンス名を入力してください :
KAVX0310-I リソースグループ名を入力してください :
KAVX0313-I 仮想サーバ名を入力してください :
KAVX0312-I クラスタ情報を更新しました。
PROMPT>