書式
ファイルサーバのオペレーション定義ファイルの内容をチェックする場合
EX_DRM_FS_DEF_CHECK オペレーションID -db
バックアップサーバのオペレーション定義ファイルの内容をチェックする場合
EX_DRM_FS_DEF_CHECK オペレーションID -bk
説明
オペレーション定義ファイルの記述内容をチェックし,問題がなかった場合は拡張コマンドの使用する一時ディレクトリを自動生成します。
なお,次の場合は,定義ファイルチェックツールの再実行が必要となります。
オペレーション定義ファイルの記述内容のチェックでは,オペレーション定義ファイルが存在することをチェックしてから,オペレーション定義ファイルの指定項目について,次のことをチェックします。
このほか,オペレーション定義ファイルの各指定項目について,次の表に示す指定内容をチェックします。
表1-8 オペレーション定義ファイルのチェック内容(EX_DRM_FS_DEF_CHECK)
項目名 | チェック内容 |
---|---|
BACKUP_OBJECT | 「FILESYSTEM」が指定されていること |
DB_SERVER_NAME | 「SET_DRM_HOSTNAME」に1が指定されている場合は,「DB_SERVER_NAME」に指定された値と,Application Agentの構成定義ファイル「init.conf」の「DRM_DB_PATH」に指定されたファイルサーバ名が一致していること |
INSTANCE_NAME |
|
TARGET_NAME | この項目については値を入力しないで,「TARGET_NAME=」を指定してください。 |
FTP_HOME_DIR |
|
FTP_SUB_DIR |
|
SET_DRM_HOSTNAME | 0または1が指定されていること |
チェックツールで自動生成されるディレクトリは,次のとおりです。
表1-9 EX_DRM_FS_DEF_CHECKで自動生成されるディレクトリ
EX_DRM_FS_DEF_CHECKの実行場所 | 拡張コマンド用一時ディレクトリ |
---|---|
ファイルサーバ | <ディクショナリマップファイル格納ディレクトリと同じ階層のscript_workディレクトリ>¥<オペレーションID>¥DB (例) ディクショナリマップファイル格納ディレクトリが「H:¥PTM」,オペレーションIDが「Operation_A」の場合,拡張コマンド用一時ディレクトリは,「H:¥script_work¥Operation_A¥DB」となります。 |
バックアップサーバ | <FTP_HOME_DIRで指定したディレクトリ>¥<FTP_SUB_DIRで指定したディレクトリ>¥<オペレーションID>¥BK |
前提条件
次の前提条件があります。
引数
オペレーションID
処理の対象となるリソースを表す固有の文字列を指定します。指定したオペレーションIDに対応したオペレーション定義ファイルの情報が,拡張コマンドの実行に使用されます。
-db
ファイルサーバのオペレーション定義ファイルの内容をチェックする場合に指定します。
-bk
バックアップサーバのオペレーション定義ファイルの内容をチェックする場合に指定します。
戻り値
0:正常終了した場合
0以外:エラーが発生した場合
エラーの発生条件
次の場合には,この拡張コマンドはエラーとなります。
使用例
EX_DRM_FS_DEF_CHECK OP0001 -db
EX_DRM_FS_DEF_CHECK OP0001 -bk