Application AgentではRAID Managerコマンドがビジー状態の場合に,コマンドをリトライ実行します。RAID Managerコマンドのリトライ回数とリトライ間隔を変更する場合は,これらのパラメーターを追加してください。
表3-20 RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のパラメーター(RAID Managerコマンドのビジー状態を確認するためのリトライ回数とリトライ間隔)
パラメーター | 説明 | 設定できる値 (デフォルト値) |
---|---|---|
BUSY_RETRY_TIME | RAID Managerのコマンドのビジー状態を確認するためのリトライ回数の最大値を設定します。 RAID Managerのコマンドがビジーを返した場合のペア状態を確認するときに設定します。 | 1~3600 (3) |
BUSY_RETRY_WAIT | RAID Managerのコマンドのビジー状態を確認するためのリトライ間隔の秒数を設定します(単位:10ミリ秒)。 RAID Managerのコマンドがビジーを返した場合のペア状態を確認するときに設定します。 このパラメーターを追加する場合,RAID Managerのコマンドがビジー状態となる要因(サーバの過負荷や通信パスへのトラフィック集中など)が発生する頻度,発生してから解消するまでの時間を検討した上で,設定値を決定してください。リトライ間隔を短くすると,さらにRAID Managerへの負荷が増加するおそれがあるため,注意する必要があります。 | 1~360000 (100) |