バックアップ対象がファイルシステムまたはExchangeデータベースで,VSSを使用してオンラインバックアップする場合は,次の設定が必要になります。
表3-33 RM Shadow Copy Providerに関連するWindowsサービスのデフォルト設定
サービス名 | 表示名 | スタートアップの種類 |
---|---|---|
RpcSs | Remote Procedure Call (RPC) | 自動 |
EventLog | Event Log | 自動 |
DcomLaunch | DCOM Server Process Launcher | 自動 |
SamSs | Security Accounts Manager | 自動 |
winmgmt | Windows Management Instrumentation | 自動 |
EventSystem | COM+ Event System | 手動 |
MSIServer | Windows Installer | 手動 |
VSS | Volume Shadow Copy | 手動 |
COMSysApp | COM+ System Application | 手動 |
MSDTC | Distributed Transaction Coordinator | 手動 |
<Application Agentのインストール先>¥DRM¥conf
表3-34 vsscom.confのパラメーター
パラメーター | 説明 | 設定できる値 |
---|---|---|
BACKUP_SERVER | バックアップサーバのホスト名またはIPアドレスを設定します。 | 半角1~256文字までの文字列 |
WRITER_TIMEOUT_RETRY_COUNT | バックアップした場合にWriterタイムアウトが発生したとき,バックアップをリトライする回数を設定します。0を設定した場合はリトライしません。 | 0~99999 |
WRITER_TIMEOUT_RETRY_INTERVAL | Writerタイムアウトでリトライする場合のリトライ間隔を秒で設定します。通常は変更する必要はありません。 | 0~99999 |
EXG_VERIFY_RETRY_COUNT | バックアップ結果のExchangeデータベース検証でエラーが発生した場合,バックアップをリトライする回数を設定します。0 の場合はリトライしません。通常は変更する必要はありません。バックアップ対象がファイルシステムの場合,この値を設定する必要はありません。 | 0~99999 |
EXG_VERIFY_RETRY_INTERVAL | Exchangeデータベース検証エラーでリトライするときのリトライ間隔を秒で設定します。通常は変更する必要はありません。バックアップ対象がファイルシステムの場合,この値を設定する必要はありません。 | 0~99999 |