カスケード構成でSQL Serverデータベースをリモートサイトの副ボリュームにバックアップする(カスケード構成でバックアップする)手順について説明します。ここでは,マルチターゲット(ローカルサイトの副ボリューム)にバックアップしないで,リモートサイトの副ボリュームだけにバックアップする例を説明します。マルチターゲットにバックアップする場合の手順は,「6.9.1 マルチターゲット構成でSQL Serverデータベースをバックアップする例」を参照してください。
SQL Serverデータベースをカスケード構成でバックアップするには:
LOCAL_BACKUP=NO
[RESYNC_PROC]
[CMD]
CMDLINE=C:¥HORCM¥etc¥pairresync.exe -g TC01 -d sql01 -FBC 0
ENV=HORCMINST=0
END_CODE=TERMINATE_NZ
TIMEOUT=0
[SPLIT_PROC]
[CMD]
CMDLINE=C:¥HORCM¥etc¥pairsplit.exe -g TC01 -d sql01 -FBC 0
ENV=HORCMINST=0
END_CODE=TERMINATE_NZ
TIMEOUT=0
[FINISH_PROC]
PROMPT> drmsqlbackup default -script C:¥Uscrip.txt
KAVX0001-I drmsqlbackupコマンドを開始します。
KAVX1017-I SQL Serverの情報を取得しています。
KAVX1207-I データベースのバックアップ中です。
KAVX0210-I ユーザースクリプトを実行します。
処理セクション = RESYNC_PROC
KAVX0212-I ユーザースクリプトのコマンドを実行します。
コマンドライン = C:¥HORCM¥etc¥pairresync.exe -g TC01 -d sql01 -FBC 0
KAVX0213-I ユーザースクリプトのコマンドが終了しました。
終了コード=0
KAVX0211-I ユーザースクリプトの実行が終了しました。
KAVX0210-I ユーザースクリプトを実行します。
処理セクション = SPLIT_PROC
KAVX0212-I ユーザースクリプトのコマンドを実行します
コマンドライン = C:¥HORCM¥etc¥pairsplit.exe -g TC01 -d sql01 -FBC 0
KAVX0213-I ユーザースクリプトのコマンドが終了しました。
終了コード=0
KAVX0211-I ユーザースクリプトの実行が終了しました。
KAVX0002-I drmsqlbackupコマンドを終了します。
PROMPT> drmsqlcat default -template
KAVX0024-E 指定されたバックアップデータは存在しません。
PROMPT> drmdbexport 0000000001 -f C:¥tmp¥EX-FILE1.drm
KAVX0001-I drmdbexportコマンドを開始します。
KAVX0002-I drmdbexportコマンドを終了します。
PROMPT> ftp <バックアップサーバ名>
ftp> Username: (ログイン名を入力)
ftp> password: (パスワードを入力)
ftp> binary
ftp> put C:¥temp¥EX-FILE1.drm
ftp> quit
PROMPT>
PROMPT> drmdbimport -f C:¥FTP_ROOT¥EX-FILE1.drm
KAVX0001-I drmdbimportコマンドを開始します。
KAVX0418-I ファイル名で指定されたバックアップ情報をバックアップカタログに追加しました。
インポートされたバックアップID = 0000000002
KAVX0002-I drmdbimportコマンドを終了します。
PROMPT>
PROMPT> drmsqlcat default -template
BACKUP-ID: 0000000002 BACKUP-MODE: ONLINE INSTANCE: default
PROMPT> drmsqlcat default
INSTANCE: default
BACKUP-ID: 0000000002 BACKUP-MODE: ONLINE INSTANCE: default ORIGINAL-ID: 0000000001
START-TIME: 2004/02/04 13:01:35 END-TIME: 2004/02/04 13:02:33 HOSTNAME: flora4
T DB OBJECT FILE FS DG DEVICE COPY-GROUP
M UserDB1 METAFILE O:¥META_0000000001.dmp - - - -
D UserDB1 DATAFILE O:¥UserDB1_Data.MDF O: - Harddisk4 SI01,sql01
- - - - - - - SI01,sql01
T UserDB1 TRANSACT O:¥UserDB1_Log.LDF O: - Harddisk4 SI01,sql01
- - - - - - - SI01,sql01
PROMPT>
PROMPT> drmmount 0000000002 -mount_pt E:
KAVX0001-I drmmountコマンドを開始します。
KAVX0400-I マウントを開始します。
マウントポイント= E:
KAVX0401-I マウントを完了しました。
マウントポイント= E:
KAVX0002-I drmmountコマンドを終了します。
PROMPT>
PROMPT> drmmediabackup 0000000002
KAVX0001-I drmmediabackupコマンドを開始します。
KAVX0402-I バックアップを開始します。
バックアップの進行状況について詳しく確認する場合,バックアップ管理製品が提供する監視方法を使用し,確認してください。
バックアップ元= E:
KAVX0403-I バックアップを完了しました。
バックアップ元= E:
KAVX0040-I バックアップは以下の内容で取得されています。
バックアップID = 0000000003
KAVX0002-I drmmediabackupコマンドを終了します。
PROMPT> drmumount 0000000002
KAVX0001-I drmumountコマンドを開始します。
KAVX0406-I アンマウントを開始します。
マウントポイント= E:
KAVX0407-I アンマウントを完了しました。
マウントポイント= E:
PROMPT> drmtapecat 0000000003
BACKUP-ID BACKUP-OBJECT SNAPSHOT TIME EXPIRATION TIME BACKUP-MEDIA
0000000003 MSSQL 2004/02/04 13:01:35 2004/05/04 13:01:35 MEDIA1
PROMPT>