2.8.3 ダイナミックディスク構成の場合
- ダイナミックディスクは,Exchange Server 2003の場合にだけ使用できます。
- 複数のストレージグループが同じディスクグループのファイルシステム(ドライブおよびマウントポイントディレクトリ)に配置された場合,それらのストレージグループを一括してバックアップまたはリストアする必要があります。
- ストレージグループを個別にバックアップまたはリストアする場合には,異なるディスクグループのファイルシステム(ドライブおよびマウントポイントディレクトリ)にストレージグループを配置してください。
- バックアップ対象となるExchangeデータベースをファイルシステム(ドライブおよびマウントポイントディレクトリ)に配置する場合,次の点に注意してください。
- トランザクションログファイル(*.log)は,データファイルとは同じディスクグループのファイルシステム(ドライブおよびマウントポイントディレクトリ)に配置することはできません。
- オンラインバックアップの場合,データファイル(*.edb,*.stm)とチェックポイントファイル(*.chk)は同じディスクグループのファイルシステム(ドライブおよびマウントポイントディレクトリ)に配置することはできません。
- Exchange Server 2003の回復用ストレージグループはバックアップ対象としません。回復用ストレージグループを構成するファイルおよびフォルダは,バックアップ対象のストレージグループと異なるディスクグループのファイルシステム(ドライブおよびマウントポイントディレクトリ)に配置してください。