Application Agentのコマンドを使用することで,ディクショナリマップファイルの情報またはバックアップ情報を表示できます。なお,使用するコマンドは,取得したい情報およびバックアップ対象により異なります。ディクショナリマップファイルの情報を表示する方法については,「表8-9 ディクショナリマップファイルの情報を表示する場合に使用するコマンド」を参照してください。バックアップ情報を表示する方法については,「表8-10 バックアップ情報を表示する場合に使用するコマンド」を参照してください。また,使用するコマンドの詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Replication Manager Software Application Agent CLI リファレンスガイド」を参照してください。
表8-9 ディクショナリマップファイルの情報を表示する場合に使用するコマンド
バックアップ対象 | 使用するコマンド |
---|---|
ファイルシステム | drmfsdisplay |
SQL Serverデータベース | drmsqldisplay |
Exchangeデータベース | drmexgdisplay |
表8-10 バックアップ情報を表示する場合に使用するコマンド
バックアップ対象 | 使用するコマンド |
---|---|
ファイルシステム | drmfscat |
SQL Serverデータベース | drmsqlcat |
Exchangeデータベース | drmexgcat |
テープ | drmtapecat |
ディクショナリマップファイルの情報またはバックアップ情報を表示するコマンドを実行し,エラーメッセージが表示された場合は,ディクショナリマップファイルに問題がないか,確認してください。ディクショナリマップファイルに問題がある場合,ディクショナリマップファイルの再作成を実施してください。ディクショナリマップファイルの再作成については,「8.6.7 ディクショナリマップファイルの再作成」を参照してください。