ディレクトリマウントポイントの上位ディレクトリやドライブにマウントしたボリュームにはコピーグループを定義しないで,バックアップの対象外としてください。また,バックアップ対象のディレクトリマウントポイントは同じディレクトリ階層となる構成を推奨します。同じディレクトリ階層にすることで,マウントポイントの管理がしやすくなります。
バックアップ対象となるディレクトリマウントの構成例を次に示します。この図では,データファイルとログファイルをディレクトリマウントしてバックアップ対象としています。
図2-40 バックアップ対象となるディレクトリマウントの構成例
![[図]](graphics/jc026400.gif)
バックアップ対象とならないディレクトリマウントの構成例を次に示します。
ボリューム配下のディレクトリにマウントポイントディレクトリを含む構成の場合,ディレクトリマウントされたボリュームを含む上位のボリュームはバックアップ対象にはできません。
図2-41 バックアップ対象とならないディレクトリマウントの構成例
![[図]](graphics/jc026500.gif)