6.17.1 システム構成
この例でのシステム構成は次のとおりです。
図6-36 バックアップ時と異なるSQL Serverインスタンスにリストアするためのシステム構成(ユーザースクリプト使用の場合)
![[図]](graphics/jc073800.gif)
この例でのシステムの前提条件は次のとおりです。
- サーバの構成
- データベースサーバ2には,データベースサーバ1と同じバージョンのSQL Serverがインストールされている。
- データベースのファイルパスは,データベースサーバ1とデータベースサーバ1で同じ構成になっている。
- データベースサーバ2では,drmsqlinitコマンドが実行され,データベース構成定義ファイルが作成されている。
- データベースサーバ1,データベースサーバ2ともに,drmsqlinitコマンドでVDIメタファイル格納ディレクトリは指定されていない。
- 世代1(データマイニング)用の副ボリュームの状態
- 副ボリュームはデータベースサーバ2に接続されている。
- 副ボリュームのマウントポイントのドライブ文字は,対応する正ボリュームと同じで,F,Gである。
- データベースとコピーグループの構成
- データベースUserDB1,UserDB2があり,それぞれデータファイルとログファイルから成る。
UserDB1(F:¥userdb1_Data.MDFおよびF:¥userdb1_Log.LDF)
UserDB2(G:¥userdb2_Data.MDFおよびG:¥userdb2_Log.LDF)
- コピーグループは,次の2世代から成る。
世代1(VG01,VOL11およびVG01,VOL12):データマイニング用
世代2(VG02,VOL21およびVG02,VOL22):バックアップ用