5.7.3 ファイル共用を使用してリストアする例

ファイル共用を使用して,バックアップサーバに,ファイルシステムをリストアする手順について説明します。手順1から手順3までの操作,および手順5以降の操作の詳細については,「5.3.4 ファイルシステムをテープからリストアする」を参照してください。

ファイル共用を使用してファイルシステムをリストアするには:

  1. drmtapecatコマンドを実行して,バックアップデータのバックアップIDを確認します。
  2. EX_DRM_TAPE_RESTOREを実行して,バックアップしたデータをテープから副ボリュームへリストアします。
  3. EX_DRM_DB_EXPORTを実行して,バックアップ情報を拡張コマンド用一時ディレクトリの一時ファイルへエクスポートします。
  4. 一時ファイルをバックアップサーバからファイルサーバにコピーします。
    ファイルサーバでコピーコマンドを実行して,バックアップサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリからファイルサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリに,一時ファイルをコピーします。
    FSServer > copy /y X:¥Operation_A.drm <ファイルサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリ>¥Operation_A¥DB
  5. EX_DRM_DB_IMPORTを実行して,バックアップサーバからコピーした一時ファイルをファイルサーバのバックアップカタログへインポートします。
  6. EX_DRM_FS_RESTOREを実行して,副ボリュームのデータを正ボリュームへリストアします。