3.3.6 リカバリオプションの設定(バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合)

drmsqlrecoverコマンド実行時に,SQL Serverデータベースの整合性チェックをするかどうかを,次のパラメーターで指定できます。

表3-8 init.confのパラメーター(リカバリオプション)

パラメーター説明設定できる値
(デフォルト値)
SQL_CHECKDBdrmsqlrecoverコマンド実行時にデータベースの整合性をチェックする場合にはYESを設定します。値が設定されていない場合,またはYES以外が設定されている場合は整合性をチェックしません。YESまたはNO
(NO)

drmsqlrecoverコマンド実行後でも,SQL Server Enterprise Managerから整合性チェックを実行できます。

このオプションを「YES」で設定した場合は,SQL Serverの「DBCC CHECKDB」を使用してリカバリ後の整合性をチェックします。また,「DBCC CHECKDB」の実行時間は,データベース内のインデックス数とテーブル当たりの行数などのデータベースサイズに大きく影響されます。詳細についてはSQL Serverのオンラインヘルプを参照してください。