Application Agentでは,CCR構成でのバックアップをサポートしています。CCRはExchange Server 2007の高可用性機能の一つで,次の特徴があります。
このマニュアルでは,リストア時に自動でシード処理を実行する機能を自動シード機能と呼びます。シード処理の詳細については,Exchange Server 2007のマニュアルを参照してください。
CCR構成には,次の4つのパターンがあります。
(1) 現用サーバだけを使用した場合の構成
現用サーバだけを使用した場合のCCR構成例を次の図に示します。
図2-21 CCR構成例(現用サーバだけを使用した場合)
(2) 待機サーバだけを使用した場合の構成
待機サーバだけを使用した場合のCCR構成例を次の図に示します。
図2-22 CCR構成例(待機サーバだけを使用した場合)
(3) 現用サーバと待機サーバで異なるバックアップサーバを使用した場合の構成
現用サーバと待機サーバで異なるバックアップサーバを使用した場合のCCR構成例を次の図に示します。
図2-23 CCR構成例(現用サーバと待機サーバで異なるバックアップサーバを使用する場合)
(4) 現用サーバと待機サーバで同じバックアップサーバを使用した場合の構成
現用サーバと待機サーバで同じバックアップサーバを使用した場合のCCR構成例を次の図に示します。
図2-24 CCR構成例(現用サーバと待機サーバで同じバックアップサーバを使用する場合)