7.13.2 ファイル共用を使用してバックアップする例
ファイル共用を使用して,ストレージグループをバックアップする手順について説明します。なお,手順1から手順4までの操作,および手順6以降の操作の詳細については,「7.4.3 ストレージグループをテープにバックアップする」を参照してください。
- 常時スプリット運用の場合,EX_DRM_CACHE_PURGEを実行して,副ボリュームのキャッシュをクリアします。
- 常時スプリット運用の場合,EX_DRM_RESYNCを実行して,コピーグループを再同期します。
- EX_DRM_EXG_BACKUPを実行して,ストレージグループを副ボリュームへバックアップします。
- EX_DRM_DB_EXPORTを実行して,バックアップ情報を一時ファイルへエクスポートします。
- 一時ファイルをデータベースサーバからバックアップサーバへコピーします。
データベースサーバでコピーコマンドを実行して,データベースサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリからバックアップサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリに,一時ファイルをコピーします。
DBServer > copy /y <データベースサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリ>¥Operation_A¥DB¥Operation_A.drm X:¥
- EX_DRM_DB_IMPORTを実行して,データベースサーバから転送した一時ファイルをバックアップサーバのバックアップカタログへインポートします。
- EX_DRM_TAPE_BACKUPを実行して,副ボリュームのデータをテープへバックアップします。
- 常時ペア運用の場合,EX_DRM_CACHE_PURGEを実行して,副ボリュームのキャッシュをクリアします。
- 常時ペア運用の場合,EX_DRM_RESYNCを実行して,コピーグループを再同期します。