6.14.1 ファイル共用を使用してバックアップおよびリストアするための準備
ファイル共用を使用して,SQL Serverデータベースをバックアップ,リストアするための準備手順について説明します。
- オペレーション定義ファイルチェックツールで自動生成された,拡張コマンド用一時ディレクトリを確認します。
拡張コマンド用一時ディレクトリは,次のディレクトリに生成されます。
- データベースサーバの場合
- <ディクショナリマップファイルの格納ディレクトリと同階層のscript_work>¥<オペレーションID>¥DB
- (例)
- C:¥Program Files¥HITACHI¥DRM¥script_work¥Operation_A¥DB
- バックアップサーバの場合
- <FTP_HOME_DIRで指定したディレクトリ>¥<FTP_SUB_DIRで指定したディレクトリ>¥<オペレーションID>¥BK
- (例)
- C:¥FTP_ROOT¥script¥Operation_A¥BK
拡張コマンド用一時ディレクトリの詳細については,「3.15.9 拡張コマンド用一時ディレクトリの確認」を参照してください。
- エクスプローラなどで,バックアップサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリを共有化します。
ここでは,C:¥FTP_ROOT¥script¥Operation_A¥BKを共有化します。
- データベースサーバ上のエクスプローラなどで,共有化したバックアップサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリをネットワークドライブとして割り当てます。
ここでは,C:¥FTP_ROOT¥script¥Operation_A¥BKをネットワークドライブX:に割り当てます。
- 自動生成したバックアップサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリに,データベースサーバから拡張コマンドを実行するユーザーが読み書きできる権限を設定します。