ここでは,レプリカの作成に失敗した場合の対処方法について説明します。
レプリカの作成に失敗した場合,WindowsのLogical Disk Manager Administrative Serviceの状態が「停止中」のままになる場合や,バックアップサーバの副ボリュームのディスク状態が「オンライン」になったままになる場合があります。この場合の対処方法を以降で説明します。
Logical Disk Manager Administrative Serviceの状態が「停止中」のままになった場合
レプリカの作成に失敗した場合,WindowsのLogical Disk Manager Administrative Serviceの状態が「停止中」のままとなります。また,イベントIDが17, 1,および10010のWindowsイベントログが出力されます。この原因は,Logical Disk Manager Administrative Serviceがハングアップするためです。この現象が起きたときは,バックアップサーバを再起動してください。再起動ではバックアップサーバの運用への影響を確認してください。
バックアップサーバの副ボリュームのディスク状態が「オンライン」になった場合
Windows Server 2008またはWindows Server 2012環境では,レプリカの作成後にバックアップサーバの副ボリュームのディスク状態が「オフライン」になります。ただし,レプリカの作成が失敗すると,バックアップサーバの副ボリュームのディスク状態が「オンライン」になったままになることがあります。この場合,次の手順で,バックアップサーバの副ボリュームのディスク状態を「オフライン」にしてください。