任意のWebアプリケーションまたはWebページへのリンク(情報取得元として使用しているDevice Managerサーバへのリンクを含む)をGUIに登録できます。リンクを登録すると,GUIのグローバルタスクバーエリアの[起動]メニューの項目に[リンク]が追加されます。リンクを登録または削除する場合は,次に示すようにhcmdslinkコマンドを実行します。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>¥bin¥hcmdslink {/add|/delete} /file<ユーザー定義のアプリケーションファイル> /user<ユーザーID> /pass<パスワード>
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ>/bin/hcmdslink {-add|-delete} -file<ユーザー定義のアプリケーションファイル> -user<ユーザーID> -pass<パスワード>
オプション
表3-11 hcmdslinkコマンドのオプション
項目 | 説明 |
---|---|
add | リンクを追加する場合に指定します。 |
delete | リンクを削除する場合に指定します。 |
file <ユーザー定義のアプリケーションファイル> | リンク情報の登録に使用するファイル(ユーザー定義のアプリケーションファイル)を指定します。 |
user <ユーザーID> pass <パスワード> | Replication ManagerにログインするためのユーザーIDとパスワードを指定します。Replication ManagerのAdmin権限を持つユーザーのユーザーIDを指定してください。 |
ユーザー定義のアプリケーションファイルの作成
<ユーザー定義のアプリケーションファイル>に指定したファイルに,次の形式でリンク情報を指定します。
@TOOL-LINK
@NAME <登録キー名>
@URL <起動用URL>
@DISPLAYNAME <リンクダイアログでの表示名>
@DISPLAYORDER <リンクダイアログでの表示順>
@ICONURL <アイコンのURL>
@TOOL-END
表3-12 ユーザー定義のアプリケーションファイルの指定項目
項目 | 説明 |
---|---|
@TOOL-LINK | ユーザー定義のアプリケーションファイルの開始キー。これは必須項目です。 |
@NAME <登録キー名> | この情報は登録キーとして使用します。リンク情報を一意にする名前を256バイト以内で指定してください。これは必須項目です。 |
@URL <起動用URL> | GUIから起動するURLを指定します。256バイト以内で指定してください。 注意:IPv6環境では,IPv6アドレスではなくホスト名を指定してください。 |
@DISPLAYNAME <リンクダイアログでの表示名> | [リンク]ダイアログに表示するリンク名を指定します。U+10000~U+10FFFFのUnicodeコードポイントを80文字以内で指定してください。この項目を省略した場合は,@NAMEラインに指定した値がリンク名として使用されます。 |
@DISPLAYORDER <リンクダイアログでの表示順> | [リンク]ダイアログに表示する値の順番を指定します。-2147483648~2147483647の値を指定してください。ここで指定した値は昇順で[リンク]ダイアログに表示されます。 |
@ICONURL <アイコンのURL> | リンクの横に表示するアイコンの場所を指定します。256バイト以内で指定してください。IPv6環境の場合は,IPv6アドレスの代わりにホスト名を指定してください。 |
@TOOL-END | ユーザー定義のアプリケーションファイルの終了キー。これは必須項目です。 |
ユーザー定義のアプリケーションファイルはASCII形式で作成されます。使用できる制御文字はCRとLFだけです。
ユーザー定義のアプリケーションファイルの内容例を次に示します。
@TOOL-LINK
@NAME SampleApp
@URL http://SampleApp/index.html
@DISPLAYNAME SampleApplication
@DISPLAYORDER 10
@ICONURL http://SampleApp/graphic/icon.gif
@TOOL-END