3.2 Business Continuity ManagerおよびIBM HTTP Serverと連携した構成でのReplication Managerのアップグレードインストール

Replication Manager 6.1でIBM HTTP Server経由でBusiness Continuity Managerを情報取得元として登録している場合,その環境をそのままアップグレードインストールしても,継続して使用できません。この場合,次の手順でアップグレードインストールを実施してください。

  1. Replication Manager 6.1のデータベースをエクスポートします。
    データベースの障害に備え,データベースをエクスポートしておきます。エクスポートの方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
  2. IBM HTTP Server経由で接続したBusiness Continuity Managerを情報取得元から削除します。
  3. マイコピーグループ,リソースグループ,サイト,およびアラート設定を変更します。
    次の表に示す操作を実施します。

    表3-1 削除が必要なReplication Managerの設定

    項目操作
    マイコピーグループマイコピーグループの編集画面から,削除対象のホスト(Business Continuity Manager)が管理していたコピーグループのチェックボックスをオフにします。
    リソースグループ削除対象のホスト(Business Continuity Manager)をリソースグループから削除します。
    サイト削除対象のホスト(Business Continuity Manager)をサイトから削除します。
    アラート設定アラート設定の編集画面から,削除対象のホスト(Business Continuity Manager)が管理していたコピーグループおよびコピーペアを削除します。
    操作方法の詳細については,オンラインヘルプを参照してください。
  4. アップグレードインストールを実施します。
    アップグレードインストールの方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software インストールガイド」を参照してください。
  5. 手順2で削除したBusiness Continuity Managerを再度情報取得元に登録します。
    登録した環境に合わせて,マイコピーグループ,リソースグループ,サイト,およびアラート設定を設定し直します。
    操作方法の詳細については,オンラインヘルプを参照してください。