バージョン5.xのReplication Monitorをバージョン7.xのReplication Managerにアップグレードする場合,まずバージョン6.xのReplication Managerへアップグレードする必要があります。
ここでは,バージョン5.xのReplication Monitorを,バージョン6.xのReplication Managerにアップグレードする方法について説明します。
Replication Managerをバージョン6.xからバージョン7.xにアップグレードする方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software インストールガイド」を参照してください。
バージョン5.xのReplication Monitorを,バージョン6.xのReplication Managerにアップグレードインストールする場合,次の内容を確認してください。
表3-2 アップグレードインストール時に移行するデータ
Replication Monitorで使用するデータ | 移行 | 注意事項 |
---|---|---|
製品ライセンス | ○ | - |
ユーザー権限 | ○ | Replication MonitorのModify権限を所有していたユーザーには,Replication ManagerのAdmin権限が付与されます。そのほかの権限は移行されます。 |
プロパティファイル | ○ | Replication Monitorでユーザーが指定したプロパティ情報は移行されます。 |
ホストおよびストレージシステムの構成情報 | × | この情報は,アップグレードのあとで構成情報を更新することで取得できます。 |
情報取得元の設定 | ○ | 構成情報の更新間隔の設定も含まれます。 |
マイコピーグループに登録したコピーグループのデータ | ○ | - |
アラート設定 | × | ホストおよびストレージシステムのアラートの設定は移行されませんが,そのほかの設定は移行されます。 |
テンプレート設定 | ○ | - |
ログデータの保持期限の設定 | ○ | - |
アラートの発行履歴 | × | Replication Monitorのログファイルは退避されます。 |
イベントログ | × | Replication Monitorのログファイルは退避されます。 |
C/Tデルタログ | × | Replication Monitorのログファイルは退避されます。 |
サイドファイルまたはジャーナルボリュームの使用率のログ | × | Replication Monitorのログファイルは退避されます。 |