次の場所にファイアウォールが設置されている環境では,Replication Managerとの通信に必要なポート番号をファイアウォールの例外として登録する必要があります。
また,データベースサーバとバックアップサーバとの間にファイアウォールが設置されている環境では,Application Agent間の通信に必要なポート番号をファイアウォールの例外として登録する必要があります。
各マシン間のファイアウォールで例外登録が必要なポート番号を次の表に示します。
表3-4 管理サーバと管理クライアントとの間のファイアウォールで例外登録が必要なポート番号
ポート番号 | 通信元 | 通信先 | 説明 |
---|---|---|---|
23015/tcp | 管理クライアント | 管理サーバ | 管理クライアントと通信する際に,Hitachi Command Suite共通コンポーネントのHBase Storage Mgmt Web Serviceへのアクセスで使用されます。非SSL通信の際に設定が必要です。 |
23016/tcp | 管理クライアント | 管理サーバ | 管理クライアントとSSLで通信する際に,Hitachi Command Suite共通コンポーネントのHBase Storage Mgmt Web Serviceへのアクセスで使用されます。SSL通信の際に設定が必要です。 |
表3-5 Replication Managerの管理サーバとリモートDevice Managerの管理サーバとの間のファイアウォールで例外登録が必要なポート番号
ポート番号 | 通信元 | 通信先 | 説明 |
---|---|---|---|
2001/tcp | Replication Managerの管理サーバ | リモートDevice Managerの管理サーバ | Device Managerサーバと通信する際に使用されます。Device Managerサーバのserver.propertiesファイルにあるserver.http.portプロパティの値です。非SSL通信の際に設定が必要です。 |
2443/tcp | Replication Managerの管理サーバ | リモートDevice Managerの管理サーバ | Device ManagerサーバとSSLで通信する際に使用されます。Device Managerサーバのserver.propertiesファイルにあるserver.https.portプロパティの値です。SSL通信の際に設定が必要です。 |
表3-6 管理サーバと,ペア管理サーバまたはホスト(オープン系システム)との間のファイアウォールで例外登録が必要なポート番号
ポート番号 | 通信元 | 通信先 | 説明 |
---|---|---|---|
24041/tcp | 管理サーバ |
| Device Managerエージェントと通信する際に使用されます。 Device Managerエージェントのserver.propertiesファイルにあるserver.agent.portプロパティの値です。 |
24042/tcp | 管理サーバ |
| Device Managerエージェントと通信する際に使用されます。Device Managerエージェントのserver.propertiesファイルにあるserver.http.portプロパティの値です。 |
表3-7 管理サーバとホスト(メインフレーム系システム)との間のファイアウォールで例外登録が必要なポート番号
ポート番号 | 通信元 | 通信先 | 説明 |
---|---|---|---|
24042/tcp | 管理サーバ | ホスト(メインフレーム系システム) | Business Continuity Manager(IHSを使用しない場合※),またはMainframe Agentと通信する際に使用されます。メインフレーム系システムのTCP/IP環境設定ファイル(PROFILE.TCPIPプロファイル)の値です。 |
表3-8 管理サーバと,データベースサーバまたはバックアップサーバとの間のファイアウォールで例外登録が必要なポート番号
ポート番号 | 通信元 | 通信先 | 説明 |
---|---|---|---|
24041/tcp | 管理サーバ |
| Application Agentと通信する際に使用されます。 Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのserver.propertiesファイルにあるserver.agent.portプロパティの値です。 |
24042/tcp | 管理サーバ |
| Application Agentと通信する際に使用されます。Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのserver.propertiesファイルにあるserver.http.portプロパティの値です。 |
表3-9 データベースサーバとバックアップサーバとの間のファイアウォールで例外登録が必要なポート番号
ポート番号 | 通信元 | 通信先 | 説明 |
---|---|---|---|
22300/tcp | データベースサーバ | バックアップサーバ | Application Agent間で通信する際に使用されます。Windowsのservicesファイルに「DRMVSSServer」の名称で登録された値です。 |
バックアップサーバ | データベースサーバ |