Exchange Server 2003またはExchange Server 2007の場合のバックアップサーバ台数の見積もり方法を次に示します。
表B-1 バックアップサーバの台数の見積もり方法(Exchange Server 2003またはExchange Server 2007の場合)
パラメーター | 計算式での文字列 | 見積もり方法 |
---|---|---|
バックアップ対象の1インフォメーションストア当たりのデータベースファイルの容量 | IS | ユーザーが値を決定する(単位:MB)。 |
バックアップ対象の1ストレージグループ当たりのトランザクションログファイル数 | LOG_NUM | ユーザーが値を決定する。 |
1ストレージグループ当たりのインフォメーションストア数 | IS_NUM | ユーザーが値を決定する。 |
1データベースサーバ当たりのバックアップ対象のストレージグループ数 | SG_NUM | ユーザーが値を決定する。 |
データベースサーバ数 | DB_SERVER | ユーザーが値を決定する。 |
システム全体のバックアップ処理に掛けられる時間 | SYSTEM_BACKUP_TIME | ユーザーが値を決定する(単位:秒)。 |
ベリファイ多重度 | VERIFY_PARA | ユーザーが値を決定する。 |
インフォメーションストアのベリファイ性能 | IS_VERIFY | ストレージやサーバの性能に依存する(単位:MB/秒)。想定値は50MB/秒で計算。 |
トランザクションログファイルのベリファイ性能 | LOG_VERIFY | ストレージやサーバの性能に依存する(単位:個/秒)。想定値は7個/秒で計算。 |
1データベースサーバ当たりのバックアップ対象のペア再同期に掛かる時間 | RESYNC_TIME | ストレージの性能に依存する(単位:秒)。 |
1データベースサーバ当たりに掛かるバックアップ時間 | DB_BACKUP_TIME | 計算式から算出する(単位:秒)。 |
バックアップサーバ数 | BK_SERVER | 計算式から算出する。 |
次の順番で,1データベースサーバ当たりに掛かるバックアップ時間とバックアップサーバ数を算出してください。