レプリカは,アプリケーションの管理単位(ストレージグループ単位,インフォメーションストア単位,またはインスタンス単位)で複製されたバックアップデータ(副ボリューム)のことです。
ローカルのレプリカは,正ボリュームに対して複数の副ボリュームを割り当ててローテーションしながら世代管理することもできます。複数世代のレプリカを管理する例を次の図に示します。この例では,世代1から世代3までのレプリカを副ボリューム1から副ボリューム3に作成して,世代4以降のレプリカは再び副ボリューム1から作成していきます。
図6-1 レプリカの世代管理の例