6.3.12 レプリカ作成時と異なるSQLインスタンスへのリストア
レプリカ作成時と異なるSQLインスタンスへリストアする場合の運用方法について説明します。
- この項の構成
- (1) レプリカ作成時と異なるSQLインスタンスへのリストアの概要
- (2) レプリカ作成時と異なるSQLインスタンスへのリストア
(1) レプリカ作成時と異なるSQLインスタンスへのリストアの概要
リストア先データベースのSQLインスタンス名をレプリカ作成時と同じ名称にできない場合,レプリカ作成時と異なるSQLインスタンスへのリストアができます。
レプリカ作成時と異なるSQLインスタンスにリストアする場合のシステム構成を次の図に示します。
図6-11 レプリカ作成時と異なるSQLインスタンスへリストアする場合のシステム構成
![[図]](graphics/eu071900.gif)
(2) レプリカ作成時と異なるSQLインスタンスへのリストア
レプリカ作成時と異なるSQLインスタンスへのリストア手順について説明します。
- リストアするデータベースサーバのApplication Agentを設定します。
Application Agentの設定 - <Application Agent名>ダイアログの[SQLオプション]タブで,[VDIメタファイル所在]の[デフォルト]ラジオボタンを選択してください。
Application Agentの設定については,「3.3.3 情報取得元の登録手順(Application Agent)」の「(4) Application Agentの設定」を参照してください。
- レプリカ作成時と異なるSQLインスタンスへのリストア手順を実行します。
「6.3.11 レプリカ作成時と異なるホストでのリストア」の「(2) レプリカ作成時と異なるホストでのリストア」の手順を実行してください。
リストアレプリカウィザードの[2. オプション設定]画面では,オプションを次のように選択してください。
- [対象サーバ]で[このデータベースサーバ]ラジオボタンを選択する
- [対象インスタンス]で[異なるSQLインスタンス]ラジオボタンを選択する