Replication Managerでは,次のような手段によってレプリケーション環境下でのシステムの稼働状況を確認できます。
特定のコピーグループ(マイコピーグループ)の確認
ユーザーごとに特定のコピーグループをマイコピーグループとして登録できます。マイコピーグループでは,コピーグループ同士の関連やコピーペアの状態を1つのウィンドウで把握できます。
コピーペア構成の確認
コピーペアの構成定義,特定のボリュームやコピーグループを基点とした視点からコピーペアの構成を確認できます。
コピーペア状態の確認
ホストやストレージシステムに属するボリューム単位,コピーグループ単位でコピーペアの状態(コピーペア状態,詳細コピーペア状態,コピー進捗率など)を確認できます。
コピー機能の性能情報の確認
TrueCopy AsyncもしくはUniversal Replicatorなどを使用した非同期のリモートコピー機能,またはCopy-on-Write Snapshotなど,スナップショットイメージを使用するコピー機能を用いてシステムを運用する場合,対象となるコピーグループが所定の性能を維持できているかどうかを把握できます。
データベースのレプリカ構成の確認
アプリケーションと連携してデータベースのレプリカを管理する場合,アプリケーション視点でレプリカの構成を確認できます。
データベースのレプリカのデータ保護状態の確認
アプリケーションと連携してデータベースのレプリカを管理する場合,アプリケーション単位,データベースサーバ単位,ストレージグループ単位(Exchange Server),インフォメーションストア単位(Exchange Server),インスタンス単位(SQL Server),データベース単位(SQL Server)でデータ保護状態を確認できます。