5.6.1 追加できるボリュームの条件(オープン系システム)
オープン系システムで,コピーペアとして設定できるボリュームの条件を次に示します。
コピーペア構成定義ウィザードの[2. コピーペアの関連付け]画面で[ボリューム選択]ペインには,次の条件をすべて満たすボリュームが表示されます。
- コマンドデバイスおよびリモートコマンドデバイスのどちらでもでない。
- 異なるストレージシステムのボリュームを複数選択していない。
- ほかのワークフローでリザーブされていない。
- 外部ボリュームをマッピングした内部ボリュームであり,ホストI/O抑止モードが無効である。
- ストレージシステムのコマンドデバイスをReplication Managerが認識している。
- エンタープライズクラスストレージでThin Image,Copy-on-Write Snapshot,またはUniversal Replicatorの場合,もしくはHUS VMでThin Image,Universal Replicatorの場合,エミュレーションタイプがOPEN-Vである。
- Hitachi AMS/WMSで,Copy-on-Write SnapshotまたはTrueCopy Extended Distanceの場合,プールがデフォルトコントローラーに設定されている。
- コピー種別とストレージシステムの組み合わせとして指定できる状態である。
コピー種別とストレージシステムの組み合わせによるボリュームの指定条件については,「5.2.3 コピーペア構成定義に指定できるコピー種別とストレージシステムの組み合わせ」を参照してください。
上記の条件に加えて,正ボリュームおよび副ボリュームそれぞれに,次の条件をすべて満たすボリュームが表示されます。
- 正ボリュームの場合
- [コピーペア一覧]に表示されているストレージシステムと同じストレージシステムのボリュームである。
- V-VOLでない。
- 副ボリュームの場合
- ストレージシステムに登録されているライセンスが有効である。
- S-VOL Disable属性が指定されていない。
- Thin ImageまたはCopy-on-Write Snapshotの場合,V-VOLである。
- ShadowImage,TrueCopy,またはUniversal Replicatorの場合,V-VOLでない。
- Hitachi AMS/WMSでTrueCopy Extended Distanceの場合,デフォルトコントローラーとカレントコントローラーが一致している。