5.12.2 タスクの状態について
タスクには次の状態があり,コピーペア操作やレプリカ管理操作などの実行状況を示します。
タスクの状態 | 説明 |
---|
実行可能 | タスクが実行を待っています。※ |
実行中 | タスクが実行中です。 |
キャンセル | タスクがキャンセルされました。 |
失敗 | タスクが失敗しました。 「失敗」を選択すると,エラーウィンドウが表示されます。エラーウィンドウのメッセージを確認してください。 |
成功 | タスクが成功しました。 |
警告 | タスクの処理完了を待っていてシステムがタイムアウトした状態,または「実行中」タスクのキャンセル処理が完了した状態です。 「警告」を選択すると,エラーウィンドウが表示されます。エラーウィンドウのメッセージを確認してください。 |
- 注※
- コピーペア構成定義ウィザードで生成された,同じリソースを対象とする複数のタスクがある場合,タスクIDが小さい順からタスクが実行されます。このとき,複数のタスクを即時実行または同じ日時に実行するようにスケジューリングした場合,実行開始時刻が過ぎても「実行可能」のままになるタスクがあります。
重要- ユーザースクリプトのコマンドライン実行がタイムアウトした場合,タスクの状態が「実行中」のままになることがあります。次の手順を実行して,再度タスクを作成してください。
- Application Agentのサービスを再起動します。
- タスクの情報を更新します。
- ユーザースクリプトのCMDLINEとTIMEOUTの項目を確認して修正します。
参考- 成功状態または失敗状態のタスクをいったんキャンセル状態にして,再利用することができます。キャンセル状態のタスクは,タスクのデータ保持期限が設定されている場合も削除対象にはなりません。