3.5.2 リソースグループの設定ルール
リソースグループを設定する際には,次のルールに従います。
- 各リソースグループには,複数のリソースを設定できる。ただし,1つのリソースを複数のリソースグループに重複して設定することはできない。
- ユーザーは,複数のリソースグループのアクセス権を所有できる(複数のリソースグループに関連付けられる)。
- デフォルトで用意されているAll Resourcesグループは,削除できない。また,グループ名を変えたり,同名のリソースグループを追加したりできない。
- All Resourcesグループには,常にすべてのリソースが自動で設定される。
- ビルトインアカウント(ユーザーID:System)は,すべてのリソースに対する権限を持つため,自動でAll Resourcesグループに設定される。
- All Resourcesグループに属するユーザーは任意で追加できる。ただし,ほかのリソースグループに属しているユーザーは追加できない。
- ビルトインアカウント(ユーザーID:System)以外のUser ManagementのAdmin権限ユーザーは,Replication Manager管理のAdmin権限,Modify権限,またはView権限のどれかをあわせ持つ場合だけリソースグループに属することができる。
参考- ログインユーザーとリソースグループ間の関連付けが変更された場合,その変更は次回ユーザーがログインしたときに適用されます。
リソースグループの設定例を次の図に示します。
図3-3 リソースグループの設定例
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