7.5.2 データベースのレプリカのデータ保護状態の確認
データベースのレプリカのデータ保護状態を確認する手順について説明します。
- この項の構成
- (1) データベースのレプリカのデータ保護状態の確認の概要
- (2) データベースのレプリカのデータ保護状態の確認手順
(1) データベースのレプリカのデータ保護状態の確認の概要
アプリケーションと連携してデータベースのレプリカを管理する場合,アプリケーションビューの階層に応じて,アプリケーション単位,データベースサーバ単位,ストレージグループ単位(Exchange Server),インスタンス単位(SQL Server),インフォメーションストア単位(Exchange Server),データベース単位(SQL Server)でデータ保護状態を確認できます。
レプリカのデータ保護状態を確認する前に,必要に応じて構成情報を更新してください。アプリケーションビューで該当するデータベースサーバを選択し,[ホスト情報更新]ボタンをクリックします。
レプリカのデータ保護状態の確認の流れを次の図に示します。
図7-17 レプリカのデータ保護状態の確認の流れ
![[図]](graphics/eu080200.gif)
参考- Application Agentの設定時にEメールオプションを設定すると,レプリカタスクの結果を通知できます。Application Agentの設定については,「3.3.3 情報取得元の登録手順(Application Agent)」の「(4) Application Agentの設定」を参照してください。
(2) データベースのレプリカのデータ保護状態の確認手順
データベースのレプリカのデータ保護状態の確認手順を次に示します。
- [エクスプローラ]メニューの[リソース]-[アプリケーション]を選択します。
アプリケーションサブウィンドウが表示されます。アプリケーション単位で集約されたデータ保護状態を確認できます。
- [Exchange]リンクまたは[SQL Server]リンクをクリックします。
ExchangeサブウィンドウまたはSQL Serverサブウィンドウが表示されます。データベースサーバ単位で集約されたデータ保護状態を確認できます。
- レプリカの作成対象のデータベースサーバを選択します。
<データベースサーバ名>サブウィンドウが表示されます。ストレージグループ単位(Exchange Server 2003またはExchange Server 2007),インフォメーションストア単位(Exchange Server 2010またはExchange Server 2013),およびインスタンス単位(SQL Server)で集約されたデータ保護状態を確認できます。
- 使用しているアプリケーションに従って次の手順を実行します。
- Exchange Server 2003またはExchange Server 2007の場合
[ストレージグループ一覧]タブでストレージグループのリンクをクリックします。
監視設定 - <ストレージグループ名>ダイアログが表示されます。インフォメーションストア単位で集約されたデータ保護状態を確認できます。
- Exchange Server 2010またはExchange Server 2013の場合
[インフォメーションストア一覧]タブで[監視設定]ボタンをクリックします。
監視設定 - <データベースサーバ名>ダイアログが表示されます。インフォメーションストア単位で集約されたデータ保護状態を確認できます。
- SQL Serverの場合
[インスタンス一覧]タブでインスタンスのリンクをクリックします。
監視設定 - <インスタンス名>ダイアログが表示されます。データベース単位で集約されたデータ保護状態を確認できます。