タスクは,コピーペア状態を変更したり,指定したスケジュールに基づいてコピーペアおよびコピーグループを作成したりする作業のことで,コピーグループ単位で管理します。タスクは,コピーペア構成定義ウィザード,コピーペア状態の変更ウィザード,レプリカの作成ウィザード,リストアレプリカウィザードでコピーペア操作やレプリカ管理操作を実施したときに自動で生成されます。
タスクに定義した操作の実行方法は次のとおりです。
Replication Manager CLIからタスクを実行する方法については,「B.1 Replication Manager CLIの実行方法」および「B.2 Replication Manager CLIを使ったタスク管理」を参照してください。
なお,スケジュールが設定されたタスクの実行日時にReplication Managerが停止していた場合は,次のタイミングでタスクが実行されます。
コピーペア構成定義の作成時には,タスクと同様,ワークフローが自動で生成されます。ワークフローは,マルチターゲット構成やカスケード構成などの場合に関連するタスクをまとめたもので,構成するコピーグループ全体を1つの単位として管理します。例えば,次の図のようにマルチターゲット構成を組むコピーグループA,B,およびカスケード構成を組むコピーグループC,Dをそれぞれ作成する場合には,それぞれのワークフローと,ワークフローごとにコピーグループ単位のタスクが2つずつ生成されます。
図5-8 コピーペア構成定義のタスクおよびワークフローの生成例