7.10.3 CLPR Per MP Blade Summary(PI_CLMS)

機能

CLPR Per MP Blade Summary(PI_CLMS)レコードには,ストレージシステムに搭載されているMP BladeごとのCLPRの書き込み待ち率,およびキャッシュ利用率を示すパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

デフォルト値および変更できる値

項目デフォルト値変更可否
Collection Interval300
Collection Offset0×
LogNo
LOGIF空白×
注※
変更できる値は60~3,600のうち60の倍数かつ3,600の約数です。

ODBCキーフィールド

PI_CLMS_MP_BLADE_ID,PI_CLMS_CLPR_NUMBER

ライフタイム

MP BladeおよびCLPRの設定から解除まで。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名
(PFM - Manager名)
説明要約形式デルタサポートストレージデータソース
ミッドレンジエンタープライズ
Cache Memory Usage %
(CACHE_MEMORY_USAGE_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,MP Blade IDフィールドのMP BladeがオーナであるLDEVが使用している容量の割合。%floatNo
Cache Write Pending Usage %
(CACHE_WRITE_PENDING_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,MP Blade IDフィールドのMP BladeがオーナであるLDEVの書き込み待ちデータが使用している容量の割合。%floatNo
CLPR_Number
(CLPR_NUMBER)
CLPR番号。COPYstring(8)No
Interval
(INTERVAL)
情報が収集されたインターバルの秒数。ulongNo
Max Cache Memory Usage %
(MAX_CACHE_MEMORY_USAGE_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,MP Blade IDフィールドのMP BladeがオーナであるLDEVが使用している容量の割合。なお,上位区分に要約されるときは,平均値ではなく,最大値が格納される。HIfloatNoCACHE_MEMORY_USAGE_RATE
Max Cache Write Pending Usage %
(MAX_CACHE_WRITE_PENDING_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,MP Blade IDフィールドのMP BladeがオーナであるLDEVの書き込み待ちデータが使用している容量の割合。なお,上位区分に要約されるときには,平均値ではなく,最大値が格納される。HIfloatNoCACHE_WRITE_PENDING_RATE
MP Blade ID
(MP_BLADE_ID)
  • HUS VMの場合
    プロセッサが所属するMPUをストレージシステム内で一意に識別するID。
  • Virtual Storage Platformの場合
    プロセッサが所属するMP Bladeをストレージシステム内で一意に識別するID。
COPYstring(16)No
Record Time
(RECORD_TIME)
ストレージシステムからデータが収集され,レコードが生成された時刻(グリニッジ標準時)。time_tNo
Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)
レコードタイプ識別子。常に「CLMS」。string(8)No
注※
Universal Storage Platform V/VM シリーズ,Hitachi USPおよびSANRISE9900Vシリーズでは値を取得できません。