7.10.7 LDEV Summary 1 - Extended(PI_LDE1)

機能

LDEV Summary 1 - Extended(PI_LDE1)レコードには,論理デバイス番号が00:40:00から00:7F:FFまでの論理デバイスに対するランダム/シーケンシャルの読み取り/書き込み処理の実行状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

Virtual Storage PlatformシリーズおよびUniversal Storage Platform V/VMシリーズに論理デバイス番号が00:40:00から00:7F:FFまでの論理デバイスが存在しない場合,または監視対象ストレージシステムがVirtual Storage PlatformシリーズおよびUniversal Storage Platform V/VMシリーズ以外の場合,このレコードは生成されません。

HTM - Agent for RAIDがSLPR制限モードで起動している場合,監視対象SLPRに所属する論理デバイスの情報だけを収集します。

デフォルト値および変更できる値

項目デフォルト値変更可否
LogYes
LOGIF空白×
Sync Collection WithInterval Records, PI_LDS×

ODBCキーフィールド

PI_LDE1_LDEV_NUMBER

ライフタイム

論理デバイスの設定から解除まで。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名
(PFM - Manager名)
説明要約形式デルタサポートストレージデータソース
ミッドレンジエンタープライズ※1
Busy %
(BUSY_RATE)
論理デバイスの利用率(%)。%floatNo※2,※3,※4
Interval
(INTERVAL)
情報が収集されたインターバルの秒数。ADDulongNo
LDEV Number
(LDEV_NUMBER)
論理デバイス番号。COPYstring(16)No
Max Busy %
(MAX_BUSY_RATE)
論理デバイスの利用率(%)。なお,上位区分に要約されるときは,平均値ではなく,最大値が格納される。HIfloatNo※2,※3,※4BUSY_RATE
Random Read I/O /sec
(RANDOM_READ_IO_RATE)
ランダム読み取り処理の頻度(1秒当たりの回数)。%floatNo
Random Read Xfer /sec(RANDOM_READ_XFER_RATE)ランダム読み取り処理の転送速度(1秒当たりのメガバイト数)。%floatNo※5
Random Write I/O /sec
(RANDOM_WRITE_IO_RATE)
ランダム書き込み処理の頻度(1秒当たりの回数)。%floatNo
Random Write Xfer /sec
(RANDOM_WRITE_XFER_RATE)
ランダム書き込み処理の転送速度(1秒当たりのメガバイト数)。%floatNo※5
Record Time
(RECORD_TIME)
ストレージシステムからデータが収集され,レコードが生成された時刻(グリニッジ標準時)。COPYtime_tNo
Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)
レコードタイプ識別子。常に「LDE1」。COPYstring(8)No
Sequential Read I/O /sec
(SEQUENTIAL_READ_IO_RATE)
シーケンシャル読み取り処理の頻度(1秒当たりの回数)。%floatNo
Sequential Read Xfer /sec
(SEQUENTIAL_READ_XFER_RATE)
シーケンシャル読み取り処理の転送速度(1秒当たりのメガバイト数)。%floatNo※5
Sequential Write I/O /sec
(SEQUENTIAL_WRITE_IO_RATE)
シーケンシャル書き込み処理の頻度(1秒当たりの回数)。%floatNo
Sequential Write Xfer /sec
(SEQUENTIAL_WRITE_XFER_RATE)
シーケンシャル書き込み処理の転送速度(1秒当たりのメガバイト数)。%floatNo※5
注※1
HUS VM,Hitachi USP,SANRISE HシリーズおよびSANRISE9900Vシリーズでは値を取得できません。
注※2
論理デバイスが外部接続LDEVである場合は,常に0となります。
注※3
論理デバイスがQuickShadow/Copy-on-Write Snapshot/Thin ImageのV-VOLである場合は,常に0となります。
注※4
論理デバイスがDynamic ProvisioningのV-VOLである場合は,常に0となります。
注※5
メインフレーム用のエミュレーションタイプが設定された論理デバイスの場合はサポートしません。