7.10.4 CLPR Summary(PI_CLPS)

機能

CLPR Summary(PI_CLPS)レコードには,CLPRごとのキャッシュメモリの稼働状況を示すパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

デフォルト値および変更できる値

項目デフォルト値変更可否
Collection Interval60
Collection Offset0×
LogYes×
LOGIF空白×
注※
変更できる値は60~3,600のうち60の倍数かつ3,600の約数です。

ODBCキーフィールド

PI_CLPS_CLPR_NUMBER

ライフタイム

CLPRの定義完了から削除,または定義内容の変更まで。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名
(PFM - Manager名)
説明要約形式デルタサポートストレージデータソース
ミッドレンジエンタープライズ
Cache Memory Capacity
(CACHE_MEMORY_CAPACITY)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリの容量(メガバイト単位)。COPYulongNo※1,※2,※3※4
Cache Memory Usage
(CACHE_MEMORY_USAGE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリの使用量(メガバイト単位)。※5COPYulongNo※1,※3※4
Cache Memory Usage %
(CACHE_MEMORY_USAGE_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリの使用率。※5%floatNo※1,※3※4(CACHE_MEMORY_USAGE / CACHE_MEMORY_CAPACITY) * 100
Cache Side File Usage
(CACHE_SIDE_FILE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,Side Fileが使用している容量(メガバイト単位)。COPYulongNo※6
Cache Side File Usage %
(CACHE_SIDE_FILE_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,Side Fileが使用している容量の割合。%floatNo※6(CACHE_SIDE_FILE / CACHE_MEMORY_CAPACITY) * 100
Cache Write Pending Usage
(CACHE_WRITE_PENDING)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,書き込み待ちデータが使用している容量(メガバイト単位)。※5COPYulongNo※1,※3※4
Cache Write Pending Usage %
(CACHE_WRITE_PENDING_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,書き込み待ちデータが使用している容量の割合。※5%floatNo※1,※3※4(CACHE_WRITE_PENDING / CACHE_MEMORY_CAPACITY) * 100
CLPR_Number
(CLPR_NUMBER)
CLPR番号。COPYstring(8)No※3※4
Interval
(INTERVAL)
情報が収集されたインターバルの秒数。ADDulongNo※3※4
Max Cache Memory Usage %
(MAX_CACHE_MEMORY_USAGE_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリの使用率。なお,上位区分に要約されるときは,平均値ではなく,最大値が格納される。HIfloatNo※1,※3※4CACHE_MEMORY_USAGE_RATE
Max Cache Side File Usage %
(MAX_CACHE_SIDE_FILE_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,Side Fileが使用している容量の割合。なお,上位区分に要約されるときは,平均値ではなく,最大値が格納される。HIfloatNo※6CACHE_SIDE_FILE_RATE
Max Cache Write Pending Usage %
(MAX_CACHE_WRITE_PENDING_RATE)
このCLPRに割り当てられたキャッシュメモリのうち,書き込み待ちデータが使用している容量の割合。なお,上位区分に要約されるときには,平均値ではなく,最大値が格納される。HIfloatNo※1,※3※4CACHE_WRITE_PENDING_RATE
Record Time
(RECORD_TIME)
ストレージシステムからデータが収集され,レコードが生成された時刻(グリニッジ標準時)。COPYtime_tNo※3※4
Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)
レコードタイプ識別子。常に「CLPS」。COPYstring(8)No※3※4
注※1
監視対象のストレージシステムで性能統計情報を採取する設定をしている場合だけ,値が取得できます。
注※2
内部制御のための領域を除いたユーザデータ領域の容量となり,Storage Navigator Modularでの設定値と完全には一致しない値となります。詳細については,「Cache Partition Manager」のマニュアルを参照してください。
注※3
SANRISE9500Vシリーズでは値を取得できません。
注※4
SANRISE H128,SANRISE H1024およびSANRISE9900Vシリーズでは値を取得できません。
注※5
HUS100シリーズ,Hitachi SMSシリーズおよびHitachi AMS2000シリーズの場合,このフィールドにはパフォーマンスデータの収集間隔内の平均値が格納されます。Hitachi AMS/WMSシリーズ,SANRISE9500Vシリーズ,HUS VM,Virtual Storage Platformシリーズ,Universal Storage Platform V/VMシリーズ,Hitachi USP,およびH12000/H10000の場合,このフィールドにはレコードを生成する時点での最新の値が格納されます。
注※6
HUS VM,Virtual Storage Platformシリーズ,SANRISE H128,SANRISE H1024,およびSANRISE9900Vシリーズでは値を取得できません。