8.2.3 jpctdrefresh

形式

jpctdrefresh     -inst インスタンス名
              [-lhost 論理ホスト名

機能

jpctdrefreshコマンドは,ストレージシステムの構成情報を収集するためのコマンドです。jpctdrefreshコマンドを使用すると,任意のタイミングで構成情報を収集できます。

構成情報を収集するタイミングは,jpctdrefreshコマンドが実行された時刻以降,最も近い時刻に発生する,HTM - Agent for RAIDの定期的な情報収集のタイミングになります。詳細については,「5.1.2 コマンドを実行したタイミングで構成情報を収集する」を参照してください。

コマンドを実行できるホスト

HTM - Agent for RAIDがインストールされているホスト

実行権限

Windowsの場合
Administrators権限を持つユーザー(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合
rootユーザー権限を持つユーザー

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

インストール先フォルダ¥tools¥

UNIXの場合

/opt/jp1pc/tools/

引数

-inst インスタンス名

ストレージシステムの構成情報を収集したいHTM - Agent for RAIDのインスタンスのインスタンス名を指定します。

この引数は,省略できません。

オプション引数に存在しないインスタンス名を指定した場合,エラーメッセージが出力され,コマンドの実行が中止されます。

-lhost 論理ホスト名

ストレージシステムの構成情報を収集したいHTM - Agent for RAIDのインスタンスが論理ホスト環境に設定されている場合に指定します。

戻り値

0正常終了した。
1引数の指定に誤りがある。
2コマンドの実行権限がない。
100Tuning Managerシリーズの環境が不正である。
102指定された論理ホストにアクセスできない。
105カレントディレクトリがjpctdrefreshコマンドの格納先ディレクトリではない。
211指定されたインスタンスにアクセスできない。