htm-csv-convertコマンドは,事前にCSVレポート形式変換用プロパティファイルに設定した値を使って,実行できます。
また,CSVレポート形式変換用プロパティファイルは,サービスの稼働状況には依存しないため,設定を変更してすぐにhtm-csv-convertコマンドを実行した場合でも,出力結果に反映されます。
CSVレポート形式変換用プロパティファイルの格納先を次に示します。
/opt/HiCommand/TuningManager/conf/htmCsvConvert.properties
CSVレポート形式変換用プロパティファイルの設定を変更する手順を次に示します。
[<プロパティ>]=[<設定値>]
表5-9 CSVレポート形式変換用プロパティファイルのプロパティ一覧
プロパティ | 説明 | 入力可能値 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
dateFormat | htm-csv-convertコマンドの実行時に入力ファイルとなる日時列の値が,どの日付フォーマットに該当するかを指定します。 | 次のどれかを指定します。
| コマンドを実行するロケールに対応した表示形式となります。 ロケールに対応した表示形式は次のとおりです。
|
dateSeparator | htm-csv-convertコマンドの実行時に出力されるファイルの日時列の値に付与する日付セパレータを指定します。 | 次のどちらかを指定します。
| hyphen |
columnLimit | htm-csv-convertコマンドの実行時に出力される1ファイル当たりの列数を指定します。 なお,指定する列数には,日時列は含みません。 | 1~2147483647の整数 | 200 |
inputCharacterCode | htm-csv-convertコマンドの実行時に入力ファイルとなるCSVファイルの文字コードが,どれに該当するかを指定します。 | 次のどれかを指定します。
| CSVファイルをどの方法で出力したかによって,次のとおりデフォルトの文字コードが異なります。
|
outputCharacterCode | htm-csv-convertコマンドの実行時に出力ファイルとなるCSVファイルの文字コードを,どれにするかを指定します。 | 次のどれかを指定します。
| OSによって,次の文字コードとなります。
|
log.Level | htm-csv-convertコマンドが出力するトレースログのトレースレベルを指定します。 トレースレベルについての詳細は,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software 運用管理ガイド」のMain Consoleのログの設定変更方法を記載している個所を参照してください。 | 10~1000の整数 | 10 |
log.FileNumber | htm-csv-convertコマンドが出力するメッセージログのファイル面数※を指定します。 | 1~16の整数 | 2 |
log.FileSize | htm-csv-convertコマンドが出力するメッセージログのファイルサイズ※をMB単位で指定します。 | 1~2048の整数 | 1 |