6.4.2 HTML出力の例

HTML形式のレポートは,GUIから出力した場合とコマンドから出力した場合で出力形式が異なります。コマンドから出力した場合の出力形式については,「12.2.4 jpcrpt」を参照してください。ここでは,GUIから出力した場合の出力形式と出力例について説明します。

HTML形式のレポートはレポートヘッダー部,グラフ表示部,リスト表示部,テーブル表示部の4つのパートで構成されます。

各パートに表示される内容と表示条件を出力対象ごとに次の表に示します。

表6-7 各パートに表示される内容と表示条件(GUIから出力した場合)

パート出力対象
レポート出力(ブックマーク)複合レポート出力イベント履歴レポート出力
レポートヘッダー部レポート定義名,レポート定義の格納先フォルダ※1,エージェント名※2,およびデータ取得時刻※3が表示される。複合ブックマーク名,ブックマーク階層のパス※4,およびデータ取得時刻※3が表示される。文字列「Event History」,およびデータ取得時刻※3が表示される。
グラフ表示部レポート出力画面で使用されるものと同様のグラフ画像が表示される。複合レポート出力画面で使用されるものと同様のグラフ画像が表示される。表示されない。
リスト表示部[レポート]画面で表示されているリストのデータおよびインスタンス番号が表示される。表示されない(複合レポートではリスト形式の出力はない)。表示されない。
テーブル表示部表形式のデータすべてが1つの画面に表示される。表示されない(複合レポートでは表形式の出力はない)。表形式のデータすべてが1つの画面に表示される。
注※1
レポート定義の格納先フォルダが「Parent Folder フォルダのパス名」の形式で表示されます。フォルダのパス名は絶対パスで表示されます。
注※2
エージェント名が「Agents エージェント名」の形式で表示されます。エージェント名が複数指定されている場合,エージェント名の間はコンマで区切って表示されます。また,レポートが複合レポートの場合は,表示されません。
注※3
データ取得時刻が「Time (時刻)」の形式で表示されます。表示される内容は,[レポート]画面のメニューバーフレームに表示されている内容と同じです。
注※4
ブックマーク階層のパス名が絶対パスで表示されます。

HTMLはUTF-8コードで出力され,config.xmlファイルのExport形式での文字コード,改行の設定には従いません。