3.3.1 Tuning Manager serverの例外登録
Tuning Manager serverを例外登録する方法は,GUIで登録する方法とコマンドで登録する方法があります。手順を次に示します。
GUIで登録する方法
- [コントロールパネル]を開いて,[Windowsファイアウォール]を選択します。
- 許可するプログラムとして,次のファイルを指定します。
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>¥CC¥web¥bin¥cjstartweb.exe
指定する方法は,次のとおりです。
- Windows Server 2003の場合
[例外]タブ-[プログラムの追加]
- Windows Server 2008の場合
[設定の変更]-[例外]タブ-[プログラムの追加]
- Windows Server 2012の場合
[Windows ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可]-[アプリにWindowsファイアウォール経由の通信を許可する]-[別のアプリを許可(R)...]-[アプリの追加]
- 設定を有効にするために,次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品のサービスを再起動します。
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>¥bin¥hcmdssrv /stop
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>¥bin¥hcmdssrv /start
GUIで登録を確認する方法は,次のとおりです。
- [コントロールパネル]を開いて,[Windowsファイアウォール]を選択します。
- 次の方法で,許可されたプログラムの一覧を表示します。
- Windows Server 2003の場合
[例外]タブにある[プログラムおよびサービス]
- Windows Server 2008の場合
[設定の変更]-[例外]タブにある[プログラムおよびサービス]
- Windows Server 2012の場合
[Windows ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可]-[許可されたアプリおよび機能(A):]
- 許可されたプログラムの一覧で,次の点を確認します。
- 「cjstartweb.exe」が表示されていること
- 「cjstartweb.exe」の左側のチェックボックスがオンになっていること
コマンドで登録する方法
- 次のコマンドを実行して,Tuning Manager serverを例外として登録します。
netsh firewall add allowedprogram program="<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>¥CC¥web¥bin¥cjstartweb.exe" name="HBase(cjstartweb)" mode=ENABLE
- 設定を有効にするために,次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品のサービスを再起動します。
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>¥bin¥hcmdssrv /stop
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>¥bin¥hcmdssrv /start
コマンドで登録を確認する方法は,次のとおりです。
- 次のコマンドを実行して,登録内容を確認します。
netsh firewall show all
- コマンド実行結果で次の点を確認します。
- 「HBase(cjstartweb)」が表示されること
- modeがENABLEであること
- cjstartweb.exeのパスが正しいこと
- 参考
- Tuning Manager serverの登録を解除する場合は,次のコマンドを実行してください。
netsh firewall delete allowedprogram program="<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>¥CC¥web¥bin¥cjstartweb.exe"