1つのTuning Manager serverを稼働させるときの,システムの規模の目安を次に示します。
(1) 監視するリソース数
1つのTuning Manager serverで監視するリソースの最大数は1,000,000※です。次の表に示すリソースの総数が,最大数を超えないようにしてください。
表1-9 Tuning Manager serverで監視するリソース
分類 | リソース |
---|---|
ホスト | サーバ |
ファイルシステム | |
デバイスファイル | |
ディスクグループ | |
ポート | |
パス | |
ハイパーバイザー | 仮想化サーバ |
仮想マシン | |
データストア | |
ストレージシステム | ストレージシステム |
SLPR | |
CLPR | |
パリティグループ | |
ポートコントローラー | |
ポート | |
論理デバイス | |
LUパス | |
ラベル | |
Host Group | |
プロセッサ※1 | |
ドライブ※2 | |
Dynamic Provisioningのプール | |
Dynamic Provisioningのボリューム | |
Dynamic Provisioningのプールボリューム | |
スイッチ | SANスイッチ |
スイッチのポート | |
Oracle | Oracleインスタンス |
テーブルスペース | |
データファイル |
スイッチを監視する場合,スイッチのポート数に応じてパフォーマンスデータの収集間隔を調整する必要があります。詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager - Agent for SAN Switch」のレコードの注意事項について説明している個所を参照してください。
(2) 接続するプログラム数
1つのTuning Manager serverと接続するプログラムの最大数を次の表に示します。
表1-10 Tuning Manager serverと接続するプログラムの最大数
プログラム | 最大数 |
---|---|
エージェント(インスタンス)※1 |
|
Device Manager | 1※2 |
Tiered Storage Manager | 1 |
エージェントのインスタンス数が最大数を超える場合は,Tuning Manager serverが稼働するホストを分割して,1つのTuning Manager serverと接続するエージェントのインスタンス数を減らす必要があります。詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software 運用管理ガイド」のトラブルシューティングについて説明している個所を参照してください。
(3) 同時にログインするユーザー数
1つのTuning Manager serverに同時にログインするユーザーの最大数は2人です。同じユーザー名でログインする場合はそれぞれカウントします。
(4) システム要件
1つのTuning Manager serverが稼働するホストのシステム要件の推奨値を次の表に示します。
表1-11 Tuning Manager serverのシステム要件の推奨値
項目 | 推奨値※ |
---|---|
CPU | 2 GHz(3GHz) |
物理メモリー | 2 GB(16GB) |
ディスク容量 | 10 GB(40GB) |