User Management権限を持つユーザーは,ユーザーアカウントの自動ロックを設定できます。
ユーザーアカウントの自動ロックを設定すると,同じユーザーアカウントに対して不正なパスワードが繰り返し入力された場合に,そのユーザーを自動的にロックできます。ユーザーアカウントの自動ロックを有効にする場合,自動的にロックされるまでのログインの失敗回数を指定できます。
シングルサインオン機能を利用しているほかのHitachi Command Suite製品でログインに失敗した回数も,失敗回数としてカウントされます。例えば,失敗回数が3回に設定されている場合,ユーザーがTuning Manager serverで1回,Device Managerで1回,Tiered Storage Managerで1回,連続してログインに失敗すると,ユーザーアカウントが自動的にロックされます。
失敗回数を変更しても,すでに失敗回数がカウントされているユーザーや,ユーザーアカウントがロックされているユーザーには影響がありません。
ロックを解除されるまでは,ロックされたユーザーアカウントでHitachi Command Suite製品にログインできません。ユーザーアカウントのロックを解除する方法については,「4.3.5 ユーザーアカウントのロック状態を変更する」を参照してください。
外部認可サーバと連携してログインするユーザーアカウントの自動ロックの制御は,外部認証サーバでの設定が適用されます。
ユーザーアカウントの自動ロックを設定するには,次の手順を実行します。