9.3.2 共通コンポーネントトレースログのプロパティ
- この項の構成
- (1) トレースログファイルの設定(Windows)
- (2) トレースログファイルの設定(SolarisおよびLinux)
(1) トレースログファイルの設定(Windows)
共通コンポーネントのトレースログファイルのファイル数やファイルサイズを変更する場合は,Windows HNTRLib2ユーティリティを使って設定します。
- 注意
- トレースログファイルの設定を変更すると,共通トレースログを使用するそのほかのプログラム製品に影響が及びます。
共通コンポーネントのトレースログファイルを設定するには,次の手順を実行します。
- Administrator権限を持つユーザーIDでシステムにログインします。
- 次の場所に格納されているWindows HNTRLib2ユーティリティを実行します。
%SystemDrive%¥Program Files¥Hitachi¥HNTRLib2¥bin¥hntr2util.exe
- [Hitachi Network Objectplaza Trace Utility 2]ダイアログの[Number of Files]に,トレースログファイル数を指定します。
トレースログファイルは,最大16 個指定できます。デフォルトは4個です。
- [Hitachi Network Objectplaza Trace Utility 2]ダイアログの[File Size]に,トレースログのファイルサイズを指定します。
トレースログのファイルサイズが指定した値になると,次のファイルに切り替えられます。
トレースログのファイルサイズは,8KB~4096KBで指定できます。デフォルトは256KBです。[Buffer]の値よりも大きい値を指定してください。
- [OK]ボタンをクリックします。
- 変更を適用するために,OSを再起動します。
(2) トレースログファイルの設定(SolarisおよびLinux)
共通コンポーネントのトレースログファイルのファイル数やファイルサイズを変更する場合は,ユーティリティプログラム(hntr2util)を使って設定します。
- 注意
- トレースログファイルの設定を変更すると,共通トレースログを使用するそのほかのプログラム製品に影響が及びます。
共通コンポーネントのトレースログファイルを設定するには,次の手順を実行します。
- root権限でシステムにログインします。
- 次の場所に格納されているユーティリティプログラムを実行します。
/opt/hitachi/HNTRLib2/bin/hntr2util
- メニューで,2(Number of log files)を指定します。
- サブメニューで,トレースログファイル数を指定し,[Enter]キーを押します。
トレースログファイルは,最大16 個指定できます。デフォルトは4個です。
- メニューで,1(Size of a log file)を指定します。
- サブメニューで,トレースログのファイルサイズを指定し,[Enter]キーを押します。
トレースログのファイルサイズが指定した値になると,次のファイルに切り替えられます。
トレースログのファイルサイズは,8KB~4096KBで指定できます。デフォルトは256KBです。[Size of buffer]の値よりも大きい値を指定してください。
- 設定内容を確認して[e]キーを押したあと,[Enter]キーを押します。
- 変更後の設定を保存するために,[y]キーを押して終了します。
- 次のコマンドを実行して,メモリマップドファイルを削除します。
# rm /opt/hitachi/HNTRLib/mmap/hntrmmap.mm
- 変更を適用するために,OSを再起動します。