Systemアカウントは,初期状態ではロックの対象外です。Systemアカウントをロックの対象にすれば,ほかのユーザーアカウントと同じように自動ロックの設定をしたり,ロック状態を変更したりできます。
ここでは,Systemアカウントをロックの対象に設定する方法について説明します。
Systemアカウントをロックの対象にしたい場合は,user.confファイルにaccount.lock.systemプロパティを追加します。user.confファイルの格納先を次に示します。user.confファイルが存在しない場合は,新規に作成してください。
次のようにaccount.lock.systemプロパティを追加します。
account.lock.system = true
user.confファイルの内容を変更した場合は,変更内容を有効にするために,共通コンポーネントのサービスを再起動する必要があります。いったんサービスを停止し,その後,サービスを起動してください。
サービスを停止する方法については,「1.5.1 サービスを停止する」を参照してください。サービスを起動する方法については,「1.4.1 サービスを起動する」を参照してください。