Tuning Manager serverは,エージェント,Device Managerから情報を取得し,Tuning Manager serverのデータベースに格納します。この機能をポーリングといいます。
ポーリングは,スケジュールを設定して自動実行することも,任意のタイミングで手動実行することもできます。ポーリングを実行すると,取得したデータの集約,データ保持期間を過ぎたデータのデータベースからの削除,システムアラートの発行など一連の処理が実行されます。
この節では,ポーリングを実行したときにエージェントおよびDevice Managerから取得される情報について説明します。また,仮想環境の監視およびAgent-lessモードでホスト監視をするために必要な,データ取得を含めた運用手順についても説明します。なお,このマニュアルでは,ポーリングの対象となるエージェントおよびDevice Managerを総称して,情報取得元と記載しています。