ストレージ管理者は,サーバ管理者がPlug-in for Virtualization Server Provisioningへログインし,ストレージリソースへアクセスできるように,ユーザーアカウントやアクセス権限を設定しておく必要があります。
ユーザーの登録とアクセス制御の流れは次のとおりです。
図2-2 運用フロー(ユーザーの登録とアクセス制御)
Plug-in for Virtualization Server Provisioningへのログイン時にはHitachi Command Suiteでの認証が行われるため,サーバ管理者用にHitachi Command Suiteのアカウントを登録しておきます。
アカウントをユーザーグループに登録してリソースグループやロールを割り当てることで,サーバ管理者のストレージリソースへのアクセス制御を実施します。仮想化サーバの台数や使用する容量,サーバ管理者の業務範囲などを考慮して,Hitachi Command Suite全体のリソースの中からサーバ管理者がアクセスするストレージリソースの範囲を限定します。
関連項目