サーバ管理者がPlug-in for Virtualization Server Provisioningでストレージリソースを利用できるようにするために,ストレージ管理者はHitachi Command Suiteでストレージシステムやホスト(仮想化サーバ)などのリソースをあらかじめ設定しておきます。
Hitachi Command Suiteのリソースを設定する流れは次のとおりです。
図2-1 運用フロー(Hitachi Command Suiteのリソースの設定)
Plug-in for Virtualization Server Provisioningでは,Hitachi Command Suiteで登録されているリソースを使用します。ストレージ管理者は,管理対象のストレージシステムと,サーバ管理者が管理する仮想化サーバ(仮想化ソフトウェアがインストールされた物理サーバ)を登録しておきます。
Hitachi Dynamic Provisioning(HDP)やHitachi Dynamic Tiering(HDT)を利用している場合は,仮想ボリューム(DPボリューム)を仮想化サーバに割り当てられるように,あらかじめDPプールを作成しておきます。
関連項目