Hitachi Command Suite Software Plug-in for Virtualization Server Provisioning ユーザーズガイド
Hitachi Command Suiteで管理しているストレージシステムのボリュームをRawデバイス用に仮想化サーバへ割り当てます。
- Hitachi Command Suiteで管理しているストレージリソースをストレージ管理者から移管されていること
- ホストの一覧に管理対象の仮想化サーバが表示されていること
- 参考
- 上記の条件を満たしていない場合は,Hitachi Command Suiteを使用するストレージ管理者に「2. Hitachi Command Suiteでの初期設定」の作業を依頼してください。
- Rawデバイスを作成する仮想化サーバのIPアドレスまたはホスト名
- Rawデバイスに割り当てるストレージリソースの容量
Rawデバイスとしてストレージリソースを割り当てるには:
- VMware vSphere Clientの[HCS Provisioning]タブを選択します。
- [ホスト一覧]タブで,Rawデバイスを作成する仮想化サーバを1台または複数台選択し,[ストレージ追加]ボタンをクリックします。
- 参考
- 複数台の仮想化サーバで共用するRawデバイスを割り当てる場合は,複数行選択した状態で操作を実行します。
- ダイアログで[Rawデバイス]ラジオボタンを選択し,マッピングするボリュームの容量を入力します。
任意で次の項目も指定できます。
- ストレージシステム
割り当て元のストレージシステムを限定する場合に指定します。- ボリュームタイプ
割り当て元のボリュームを基本ボリューム(LDEV)とするか,シンプロビジョニングを利用したDPボリューム(Dynamic TieringまたはDynamic Provisioning)とするかを限定する場合に指定します。- パスオプション
パスの冗長性を考慮する場合やストレージ管理者から詳細な指定がある場合などに,LUNパスを設定します。- [プラン確認]ボタンをクリックします。
指定した条件に合致する,ボリュームの割り当てのプランが表示されます。- プランを確認して問題がなければ,処理を実行します。
実行したプランがタスクとして登録されます。- [タスク]タブで,実行結果を確認します。
タスクが正常に終了すると,VMware vSphere Clientで仮想マシンを作成したりデバイスを追加したりするときに,作成されたRawデバイスを使用できるようになります。
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