Hitachi Command Suite Software Plug-in for Virtualization Server Provisioning ユーザーズガイド

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4.1.3 ストレージリソースを割り当てる(Rawデバイス)

Hitachi Command Suiteで管理しているストレージシステムのボリュームをRawデバイス用に仮想化サーバへ割り当てます。

条件

参考
上記の条件を満たしていない場合は,Hitachi Command Suiteを使用するストレージ管理者に「2. Hitachi Command Suiteでの初期設定」の作業を依頼してください。

事前に確認しておく情報

Rawデバイスとしてストレージリソースを割り当てるには:

  1. VMware vSphere Clientの[HCS Provisioning]タブを選択します。
  2. ホスト一覧]タブで,Rawデバイスを作成する仮想化サーバを1台または複数台選択し,[ストレージ追加]ボタンをクリックします。
    参考
    複数台の仮想化サーバで共用するRawデバイスを割り当てる場合は,複数行選択した状態で操作を実行します。
  3. ダイアログで[Rawデバイス]ラジオボタンを選択し,マッピングするボリュームの容量を入力します。
    任意で次の項目も指定できます。
    • ストレージシステム
      割り当て元のストレージシステムを限定する場合に指定します。
    • ボリュームタイプ
      割り当て元のボリュームを基本ボリューム(LDEV)とするか,シンプロビジョニングを利用したDPボリューム(Dynamic TieringまたはDynamic Provisioning)とするかを限定する場合に指定します。
    • パスオプション
      パスの冗長性を考慮する場合やストレージ管理者から詳細な指定がある場合などに,LUNパスを設定します。
  4. プラン確認]ボタンをクリックします。
    指定した条件に合致する,ボリュームの割り当てのプランが表示されます。
  5. プランを確認して問題がなければ,処理を実行します。
    実行したプランがタスクとして登録されます。
  6. タスク]タブで,実行結果を確認します。

タスクが正常に終了すると,VMware vSphere Clientで仮想マシンを作成したりデバイスを追加したりするときに,作成されたRawデバイスを使用できるようになります。

関連項目

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