Hitachi Command Suite Software Plug-in for Virtualization Server Provisioning ユーザーズガイド

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1.4 Plug-in for Virtualization Server Provisioningを使用した運用の流れ

Plug-in for Virtualization Server Provisioningを用いた運用全体の流れについて説明します。

VMware vSphere Clientを使用して仮想化サーバを管理しているサーバ管理者は,Plug-in for Virtualization Server Provisioningを用いて,ストレージ管理者から移管されたストレージリソースを仮想化サーバへ割り当てます。このようにストレージ管理者とサーバ管理者が連携してストレージリソースを運用するための流れを次の図に示します。

図1-4 Plug-in for Virtualization Server Provisioningを使用した運用の流れ

[図]

Hitachi Command Suiteでの初期設定
Plug-in for Virtualization Server Provisioningでサーバ管理者の操作対象となる仮想化サーバやストレージリソースを登録するために,ストレージ管理者がHitachi Command Suiteへログインして,仮想化サーバを登録したりストレージリソースに対するアクセス制御を設定したりします。

Plug-in for Virtualization Server Provisioningのセットアップ
サーバ管理者は,Plug-in for Virtualization Server ProvisioningをVMware vCenter Serverに登録し,VMware vSphere Clientから操作できるようにセットアップします。

仮想化サーバへのストレージリソースの割り当て
サーバ管理者は,Plug-in for Virtualization Server Provisioningを使用してストレージシステム内のボリュームを管理対象の仮想化サーバへ割り当て,データストアやRawデバイスマッピングに使用します。

関連項目

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