12.1.1 Host Data Collectorのインストール条件

Host Data Collectorのインストール時に指定する項目(インストール先のパスやポート番号)にはデフォルト値が用意されています。

デフォルト値が用意されている項目では,デフォルト値を使用することをお勧めします。

デフォルト値とは異なる設定にする場合は,次の表に示す条件を確認し,指定する値をあらかじめ決めておいてください。

表12-1 Host Data Collectorのインストール中に入力する情報

項目説明
インストール先Host Data Collectorのインストール先です。デフォルトは次のとおりです。
Windowsの場合
Program Filesフォルダ¥Hitachi
SolarisまたはLinuxの場合
/opt/Hitachi
インストール先をデフォルト以外のパスに変更する場合は,次の条件を満たすインストール先を用意してください。
  • 絶対パスの長さ:64バイト以内
  • 指定できる文字:
    Windowsの場合
    A~Z a~z 0~9 . _ ( ) 半角スペース ¥ :
    SolarisまたはLinuxの場合
    A~Z a~z 0~9 _ /
  • そのほかの条件(Windowsの場合):
    • 半角スペースを2文字以上続けて指定しないでください。
    • 半角スペースはフォルダ名の先頭と末尾には指定できません。
    • ドライブ直下(例えば,D:¥)を指定しないでください。
    • Windows(IPFまたはx64)では,環境変数%ProgramFiles%に設定されているフォルダを指定しないでください。
ポート番号RMIレジストリーのポート番号RMIレジストリーの非SSL通信用のポート番号です。
デフォルト:22098/tcp
RMIサーバのポート番号RMIサーバの非SSL通信用のポート番号です。
デフォルト:22099/tcp
クラスローダー用ポート番号クラスローダーの非SSL通信用のポート番号です。
デフォルト:22100/tcp

関連項目