8.1 管理サーバの環境の確認

管理サーバの環境によって,セットアップ方法が異なります。次の表を参照して,管理サーバの環境に応じたセットアップを開始してください。

表8-1 管理サーバの環境ごとのセットアップ方法

管理サーバの環境参照先
WindowsSolaris
管理サーバが
クラスタ環境
Device Managerがインストールされていない8.2.1 新規インストール(Windows)8.3.1 新規インストール(Solaris)
Device Managerがインストールされている8.2.2 アップグレードまたは上書きインストール(Windows)8.3.2 アップグレードまたは上書きインストール(Solaris)
管理サーバが
非クラスタ環境
Device Managerがインストールされていない8.2.3 クラスタ環境への変更(Windows)8.3.3 クラスタ環境への変更(Solaris)
Device Managerがインストールされている8.2.3 クラスタ環境への変更(Windows)8.3.3 クラスタ環境への変更(Solaris)
注※
事前にDevice Managerの新規インストールが必要です。

クラスタ環境をセットアップする際には,データベースの再作成およびバックアップをすることになります。管理サーバ上に次の空き容量があることを確認してください。

注意
  • クラスタを構成するすべてのノードは,同じディスク構成にして,Hitachi Command Suite製品のインストール先(ドライブ文字やパス名など)も同じにする必要があります。
  • インストール後に,Hitachi Command Suite製品の設定を変更する場合には,すべてのノードに同一の設定を実施してください。
  • ここでは,クラスタ化するサービスの集まり(サービスのフェールオーバーの単位)をリソースグループと呼びます。

関連項目