Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,SANRISE9900VおよびHUS VMには, SVPと呼ばれるサービスプロセッサが搭載されています。SVPには2つのEthernetアダプターがあります。1つ目のEthernetアダプターは,プライベート(内部)Ethernet LAN用で,ストレージシステム内での通信だけに使用されます。ユーザーが利用でき,内部LANにアクセスできるデバイスは,SVPだけです。2つ目のEthernetアダプターは,ほかのアプリケーションがSVPと対話するために使用されます。このLANは,パブリックLANと呼ばれ,ストレージシステムの外部にあるほかのコンピュータからも参照できます。Device Managerは,ストレージシステムおよび構成変更に関するSVPとの通信にこのパブリックLANを使用します。
Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,SANRISE9900VおよびHUS VMは,SVPインターフェースを介して管理されますが,それ以外のストレージシステム(例えば,HUS100,Hitachi AMS2000,Hitachi SMS,Hitachi AMS/WMSおよびSANRISE9500V)には,プライベートLANがありません。その代わりに,HUS100,Hitachi AMS2000,Hitachi SMS,Hitachi AMS/WMSおよびSANRISE9500Vは,パブリックLANに直接接続するためのEthernetワークインターフェースを持ちます。これらのストレージシステムは,リモート管理用のAPIを持っているため,LANに接続すれば,さまざまな管理アプリケーションからアクセスできるようになります。