13.2.2 Host Data Collectorマシンの保守情報の取得(hdc_getrasコマンド)
Host Data Collectorマシンの保守情報を取得するには,hdc_getrasコマンドを実行します。
事前に完了しておく操作
- Administrator権限(Windowsの場合)またはroot(SolarisまたはLinuxの場合)でのログイン
コマンドの形式
- Windowsの場合:
- <Host Data Collector のインストールフォルダ>¥HDC¥Base¥bin¥hdc_getras.bat -o <フォルダ名> [-f]
- SolarisまたはLinuxの場合:
- <Host Data Collector のインストールディレクトリ>/HDC/Base/bin/hdc_getras.sh -o <ディレクトリ名> [-f]
- o
保守情報の出力先を,絶対パスまたはカレントディレクトリからの相対パスで指定します。
パスには一部の特殊文字を除いたASCII 印字可能文字コードを指定できます。指定できない特殊文字を示します。
¥ / : , ; * ? " < > | $ % & ' ` ^
ただし,パスの区切り文字として,Windowsの場合は円記号(¥),コロン(:)およびスラント(/),SolarisまたはLinuxの場合はスラント(/)を使用できます。
- f
oオプションで指定したディレクトリがすでに存在する場合に,強制的に上書きするときに指定します。
次の場所に保守情報が出力されます。
- Windowsの場合:
- <oオプションに指定したフォルダ>¥hdcResult
- SolarisまたはLinuxの場合:
- <oオプションに指定したディレクトリ>/hdcResult