初期設定パラメーターを設定するSETINITコマンドの形式について説明します。コマンドの文法説明で使用する記号については「表A-1 コマンドの文法説明で使用する記号」,コマンドの構文要素については「表A-2 コマンドの構文要素」を参照してください。
△0SETINIT[△1パラメーター]・・・ |
SETINITコマンドおよびパラメーターは第1カラムから第71カラムに記述してください。第72カラム以降の内容は,指定しても無視されます。
SETINITコマンドは複数指定できます。一つのSETINITコマンドに複数の異なるパラメーターを指定できますが,同一パラメーターを複数指定することはできません。一つのSETINITコマンドに同一パラメーターを複数指定した場合は,最後に指定したパラメーターが有効になります。
同一パラメーターを複数指定するには,別々のSETINITコマンドを使用してください。別々のSETINITコマンドを使用した複数指定ができないパラメーターを複数のSETINITコマンドで指定した場合,最後のSETINITコマンドで指定したパラメーターが有効になります。
指定できるパラメーター,および別々のSETINITコマンドを使用したパラメーターの複数指定の可否については,「3.4.2 初期設定パラメーターの詳細」を参照してください。
SETINIT DEVN(7300,730F) DEVN(7400,740F) DEVN(7500,750F) |
SETINIT DEVN(7300,730F) |
SETINIT RECVWAITTIME(65535) |
(1) 行の継続方法
パラメーターを次の行に継続するときは,行の最後に継続記号を付けます。継続記号の種類を次の表に示します。
表3-2 継続記号の種類
継続記号 | 継続方法 |
---|---|
マイナス記号(-) | マイナス記号を取り除き,次の行の左端カラムから連続した空白を含んだまま継続します。 |
プラス記号(+) | プラス記号を取り除き,次の行の左端カラムから連続した空白を詰めて継続します。 |
SETINIT- |
SETINIT△△DEVN(7300,730F) |
SETINIT DEVN(7300,+ |
SETINIT DEVN(7300,730F) |
(2) コメントの書き方
コメントとしたい文字列を「/*」と「*/」で囲みます。ただし,パラメーターを継続している間はコメントを記述できません。
/* COMMENT */ |
SETINIT DEVN(7300, + /* ERROR COMMENT */ |
(3) 初期設定パラメーター作成時の注意事項
Mainframe Agentの起動時,初期設定パラメーターとして空のメンバを指定しないでください。空のメンバを指定してもエラーにはなりませんが,Mainframe AgentはDevice ManagerまたはReplication Managerに対して情報を返すことができなくなります。