2.3.1 Mainframe Agentのインストール

Mainframe Agentのインストールの流れを次に示します。

図2-2 Mainframe Agentのインストールの流れ

[図]

Mainframe Agentのインストール手順を次に示します。操作手順は,「図2-2:Mainframe Agentのインストールの流れ」の数字と対応しています。

  1. インストールCD-ROMをPCにセットする。
  2. 次のインストールJCLをPCからホストマシンにASCIIモードで転送する。
    • 転送用データセットを割り当てるJCL(YKAGALLO)
    • 実行用データセットを割り当て,実行用データセットに抽出するJCL(YKAGINST)
  3. 手順2で転送したJCLをインストールする環境に合わせて修正する。
    詳細については,各JCLの先頭を参照してください。
  4. 転送用データセットを作成する(修正したYKAGALLOジョブを実行)。
    YKAGALLOジョブは,ホストマシン上にMainframe AgentのオブジェクトアーカイブおよびREXX代替ライブラリアーカイブを転送するための順次・データセットを作成します。
  5. Mainframe AgentのオブジェクトアーカイブおよびREXX代替ライブラリアーカイブを,PCからホストマシン上の転送用データセットにバイナリー転送する。
    REXX代替ライブラリアーカイブの転送は,REXX代替ライブラリをインストールする場合に必要です。
  6. オブジェクトおよびライブラリを実行用データセットに抽出する(修正したYKAGINSTジョブを実行)。
    YKAGINSTジョブは,実行用データセットを割り当ててから,オブジェクトおよびライブラリを転送用データセットのアーカイブから実行用データセットに抽出します。