4.2.1 Device Managerエージェントのアンインストール時の注意事項
Device Manager エージェントのアンインストール時には,幾つかの注意事項があります。
- アンインストール中に別の操作を実行すると,アンインストールがエラー終了することがあります。また,ホストにDevice Manager エージェントに関係するプログラムがインストールされている場合は,Device Manager エージェントのデータの一部が残ることがあります。
- アンインストール中に次のコマンドを実行しないでください。また,次のコマンドを実行中に,アンインストールしないでください。
- hbsasrv
- hdvmagt_setting
- HiScan
- hldutil
- TIC
HiScanコマンドの実行中にアンインストールした場合,アンインストール処理が中止されますので,コマンドの実行が終了してから再度アンインストールを実行してください。
HiScanコマンド以外のコマンドを実行中にアンインストールした場合,アンインストールが不完全な状態で終了することがありますので,マシンを再起動してください。
- ホストのOSがSolaris 10またはSolaris 11の場合,Device Managerエージェントのアンインストール中に,システムのゾーンに関する設定を行わないでください。アンインストールが異常終了することがあります。
- Device Managerエージェントのアンインストールを開始すると,Device Managerエージェントおよびアドオンモジュールは自動的に停止します。
- HiScanコマンドで作成したファイルや,RAID Managerの構成定義ファイル,TICコマンドの結果作成された障害情報ファイルは削除されません。
- バージョン05-80以降のDynamic Link Managerまたはバージョン6.2以降のGlobal Link Managerエージェントがインストールされている場合,Device Managerエージェントをアンインストールしても,次のデータは残ります。
- Device Managerエージェントのインストールフォルダ以下のデータ
- Java実行環境のインストールフォルダ以下のデータ
これらは,インストール済みのDynamic Link ManagerおよびGlobal Link Managerエージェントをすべてアンインストールすると削除されます。
関連項目