2.1.4 メモリーヒープサイズの目安値(Hitachi Command Suite 共通コンポーネント)

メモリーヒープサイズは,Hitachi Command Suite製品で管理するLDEV数やコピーペア数によって設定する値が異なります。

LDEV数に適したメモリーヒープサイズと,コピーペア数に適したメモリーヒープサイズのうち,大きい方の値を設定してください。

現在の設定値よりも小さい値に変更する必要がある場合は,いったんHitachi Command Suiteをアンインストールしたあと,再度インストールした際に値を変更してください。

表2-4 Hitachi Command Suite共通コンポーネントのメモリーヒープサイズの目安

OS管理リソースメモリーヒープサイズ
Small
(下限:128MB,
上限:256MB)
Medium
(下限:256MB,
上限:512MB)
Large
(下限:512MB,
上限:1024MB)
Windows(x86)1台のストレージシステム当たりのLDEV数8,000以下8,001以上--
管理対象の全コピーペア数オープンボリュームだけ5,000以下5,001以上--
メインフレームボリュームだけ5,000以下5,001以上--
混在環境40,000以下40,001以上--
Windows(x64),SolarisまたはLinux1台のストレージシステム当たりのLDEV数8,000以下8,001~14,00014,001以上
管理対象の全コピーペア数オープンボリュームだけ5,000以下5,001~12,00012,001以上
メインフレームボリュームだけ5,000以下5,001~60,00060,001以上
混在環境40,000以下40,001~60,00060,001以上
(凡例)
--:指定できません。
注※
オープンボリュームとメインフレームボリュームの両方を管理する場合は,次の計算式を使ってコピーペア数を算出してください。
(<オープン系システムのコピーペア数>×6)+<メインフレーム系システムのコピーペア数

関連項目