Hitachi Command Suite Software インストールガイド
インストール先やHiScanコマンドの実行時刻など,インストールウィザードで入力する値にはデフォルト値が用意されています。新規インストールの場合,デフォルト値が用意されている項目では,デフォルト値を使用することをお勧めします。
上書き(更新または修復)インストールの場合は,Device Managerサーバの情報やHiScanコマンドの実行時刻など,すでに設定されている情報は引き継がれます。
インストールウィザードで入力する情報を次の表に示します。デフォルト値とは異なる設定にする項目およびデフォルト値が存在しない項目については,インストール条件をあらかじめ決めておいてください。
表3-1 Device Managerエージェントのインストール中に入力する情報
項目 デフォルト インストール先(Windowsの場合だけ)※1 <Program Filesフォルダ>\HITACHI\HDVM\HBaseAgent※2 Agentサービスのアカウントの情報(Windowsの場合だけ) 設定する(なし) Device Managerサーバの情報 IPアドレスまたはホスト名 255.255.255.255 ポート番号 2001/tcp ユーザーアカウントの情報 ユーザーID:HaUser
パスワード:hasetHiScanコマンドの実行時刻 1日1回 AM2:30 RAID Managerの情報 インストール先
- Windowsの場合
- Device Managerエージェントのインストールドライブ
- UNIXの場合
- /HORCM
一括管理構成 しない(disable) 注※1 UNIXの場合,インストール先は固定です。
注※2 <Program Filesフォルダ>は,次の場所を示しています。
- アーキテクチャーがx86の場合:
- Windowsのシステム環境変数%ProgramFiles%に設定されているフォルダです。
- アーキテクチャーがIPFまたはx64の場合:
- Windowsのシステム環境変数%ProgramFiles(x86)%に設定されているフォルダです。
重要
- Device Managerエージェントのインストール先のマシンのホスト名は50バイト以内である必要があります。
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