Hitachi Command Suite Software メッセージガイド

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5.4 KAIE60000~KAIE69999

Device Managerエージェントに関するメッセージ(KAIE60000~KAIE69999)を次の表に示します。

表5-4 KAIE60000~KAIE69999:Device Managerエージェントのメッセージ

メッセージID メッセージテキスト 説明
KAIE62001-I HBsAサービスはすでに起動しています。 要因
HBsAサービスを二つ以上起動しようとしました。
対処
HBsAサービスは一つのシステムで一つしか起動できません。
KAIE62601-E HBsAサービスの実行権限がありません。 要因
管理者権限のないユーザーがHBsAサービスを起動しようとしました。
対処
管理者権限のあるユーザーでログインし,再度起動してください。
KAIE62602-E インストールディレクトリの構造が不正です。 要因
HiCommand Suite共通エージェントコンポーネントが正しくインストールされていません。
対処
Device Managerエージェントのインストールが正しく完了しているか確認してください。
KAIE62604-E アドオンモジュールが動作中なので,HBsAサービスを停止できません。 要因
アドオンモジュールが処理実行中のため,HBsAサービスを停止できませんでした。
対処
アドオンモジュールの処理が完了してから再度実行してください。サービスの停止方法の詳細については,hbsasrvコマンドの説明を参照してください。
KAIE62605-E HBsAサービスの接続エラーが発生しました。 要因
HBsAサービスとの通信処理中にエラーが発生しました。
対処
ホスト上でTCP/IP環境が正常に使用できるのかどうか,OS標準のネットワーク監視コマンド(netstatpingなど)を使用して確認してください。
問題がない場合は,システムを再起動したあと,再インストールしてください。問題が解決しない場合は,保守情報を取得し,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KAIE62606-E HBsAサービスの開始中にエラーが発生しました。 要因
Windowsサービスに登録されたHBsAサービスのアクセスに失敗しました。
対処
再インストールしてください。問題が解決しない場合は,保守情報を取得し,顧客問い合わせ窓口に連絡してください。
KAIE62607-E HBsAサービスが正常に起動できません。 要因
HBsAサービスの起動でJVMの異常を検出しました。
対処
前提パッチが適用されていることを確認してください。
適用後,再インストールしてください。
KAIE62608-E Javaのパスが不正です。[<path>] 要因
server.propertiesserver.agent.JRE.locationに設定したパスに誤りがあります。
対処
server.propertiesserver.agent.JRE.locationに設定した値を見直してから,再実行してください。
KAIE62638-E The value specified for server.agent.maxMemorySize in the server.properties file is not numeric. 要因
server.propertiesファイルのserver.agent.maxMemorySizeの値が数値ではありません。
対処
server.agent.maxMemorySizeの値を修正してから,HBsAサービスを再起動してください。
KAIE62639-E The value specified for server.agent.maxMemorySize in the server.properties file is outside the valid range. 要因
server.propertiesファイルのserver.agent.maxMemorySizeの値が32~4,096の範囲外です。
対処
server.agent.maxMemorySizeの値を修正してから,HBsAサービスを再起動してください。
KAIE65601-E コマンドが管理者以外のユーザ権限で実行されました。このコマンドは管理者として実行してください。 要因
コマンドが管理者以外のユーザー権限で実行されました。
対処
コマンドを管理者として実行してください。
KAIE66007-I Javaのパス[<path>]をserver.propertiesに設定しました。 要因
-
対処
-
KAIE66010-I コマンドが正常に終了しました。 要因
-
対処
-
KAIE66011-I 使用可能なJavaは[<パス>]です。
-setオプションを使用してserver.propertiesに設定してください。
要因
-
対処
-
KAIE66601-E 引数不正 [<引数>] 要因
引数が不正です。
対処
正しい引数を指定して再度実行してください。
KAIE66604-E 製品で使用するポート番号が別のプログラムで使用されています。
製品で使用するポート番号を変更して再度firewall_setup.batを実行してください。
要因
製品で使用するポート番号が別のプログラムで使用されています。
対処
以下の1-3の手順を実行してください。
  1. プロパティファイル"server.properties"の以下の値を確認してください。
    "server.agent.port"
    "server.http.port"
    "server.http.localPort"
  2. ファイアウォールの例外登録を確認してください。
  3. 重複しているポート番号を変更し,firewall_setupを実行してください。
KAIE66605-E ファイアウォールの設定に失敗しました。 [<プロパティキー>] 要因
ファイアウォール例外登録に失敗した。
対処
手動でファイアウォールの例外登録を行ってください。
KAIE66606-E インストールパスの取得に失敗しました。 要因
インストールパスの取得に失敗した。
対処
Device Managerエージェントを再インストールしてください。
KAIE66607-E 内部エラーが発生しました。 要因
内部エラーが発生しました。
対処
原因究明と問題の解決には,詳細な調査が必要です。
障害情報を収集し,障害対応窓口に連絡してください。
KAIE66608-E 非対象OSでコマンドが実行されました。 要因
非対象OSでコマンドが実行されました。
対処
マニュアルを参照して,サポートするOSを確認してください。
KAIE66609-E Javaパス[<パス>]が不正です。 要因
指定されたパスが不正です。
対処
パスが正しいか確認後,再度実行してください。
KAIE66610-E プロパティファイルへの書き込みに失敗しました。 要因
server.propertiesファイルへの書き込みに失敗しました。
対処
server.propertiesファイルが破損していないか,または書き込み権限が設定されているか確認してください。
KAIE66611-E ファイル[<ファイル名>]が見つかりません。 要因
ファイル[<ファイル名>]が見つかりません。
対処
メッセージに出力されたファイルが存在するか確認してください。必要に応じてDevice Managerエージェントを再インストールしてください。

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