Tiered Storage Managerの動作が保証されるように,次の値の範囲内で,環境設定および運用することをお勧めします。
表A-1 Tiered Storage Managerの動作を保証できる値
分類 | 項目 | 保証できる値 |
---|---|---|
Tuning Managerサーバ | Tiered Storage Managerと連携するTuning Managerサーバの数 | 3※1 |
ストレージ階層 | ストレージドメイン内のストレージ階層の数 | 100 |
マイグレーショングループ | ストレージドメイン内のマイグレーショングループの数 | 5,000 |
ボリューム | マイグレーショングループ内のボリュームの数 | 300 |
ストレージ階層内のボリュームの数 | 65,280※1 | |
ストレージ階層内の未使用ボリュームの数 | 1,300※1 | |
タスク | Tiered Storage Managerに登録されている未終了状態のタスクの数 | 100 |
Tiered Storage Managerに登録されているタスクの数 | 5,000 | |
Tiered Storage Managerに登録されている全タスクに含まれるボリュームの合計(ソースボリュームとターゲットボリュームをそれぞれ1個と数える) | 30,000 | |
サーバの実行多重度 | Tiered Storage Managerサーバへ同時にアクセスするユーザーの数 | 5※2 |
検索条件 | 1つの検索条件式の中での,ANDやORで結合できる条件要素の数 | 30※2 |
LDEVやパリティグループで検索する場合に,同時に指定できる要素の数(ControllerDeviceNumberやControllerArrayGroupでの要素の列挙数) | 100※2 |
上記に示した値を超えた環境でTiered Storage Managerを運用すると,次の事象が発生するおそれがあります。