3.2 CLIコマンドの実行と注意事項

CLIは,Javaアプリケーションとして使用できますが,容易に操作するためバッチファイル(スクリプト)形式で実行できるようになっています。CLIコマンドを実行する場合,次のように入力してください。

管理サーバと同じマシンでコマンドを実行する場合

Windowsの場合

Tiered Storage Managerサーバのインストールフォルダ>¥CLI¥htsmcli 引数

SolarisまたはLinuxの場合

Tiered Storage Managerサーバのインストールディレクトリ>/CLI/htsmcli 引数

管理クライアントマシンでコマンドを実行する場合

Windowsの場合

システムドライブ>¥TieredStorageManager¥<Tiered Storage Managerのバージョン>¥CLI¥htsmcli 引数

Solaris,HP-UX,またはLinuxの場合

# ./htsmcli 引数

コマンドラインに引数を指定しないでコマンドを実行すると,CLIのバージョンとヘルプの指定形式が表示されます。

重要
コマンドを実行するときの注意事項について説明します。
  • Ctrl] + [C]を使用したり,ウィンドウを閉じたりすることでCLIコマンドを中断した場合,コマンドの実行結果が確認できなくなります。この場合,GetTasksなどのコマンドを実行してコマンドの実行結果を確認してください。また,必要に応じて,再度DeleteTasksなどのコマンドを実行してください。
  • Windowsでユーザーアカウント制御(UAC)機能を有効にしている場合は,管理者権限で起動したコマンドプロンプトからCLIを実行してください。 管理者権限で実行しないと,ログファイルおよび実行結果が指定先に出力されない場合があります。