Refreshコマンドは,すべてのストレージドメイン,またはstoragedomainnameパラメーターで指定したストレージドメインのリフレッシュ処理(Device Managerから構成情報を再取得して,Tiered Storage Managerのリポジトリーに登録する処理)をします。
リフレッシュの処理は,Refreshコマンドの実行とは非同期に行われます。
リフレッシュ処理を実行したときにストレージアクセスでエラーになった場合,リフレッシュ処理は中止されます。状態はリフレッシュ処理を実行する前に戻ります。リフレッシュ処理が正常に完了したかどうかは,リフレッシュ後にストレージドメインの最終リフレッシュ日時(lastRefreshedTime)が更新されていることを確認してください。
リフレッシュの状態はGetStorageDomainsコマンドで確認してください。
(1) 記述形式
htsmcli [ サーバのロケーション] Refresh
[ 共通オプション ]
[ storagedomainname=ストレージドメイン名 ]
(2) パラメーター
パラメーターの指定は,任意です。
表5-6 Refreshコマンドのパラメーター
パラメーター名 | 説明 |
---|---|
storagedomainname | ストレージドメイン名を指定します。 指定を省略すると,すべてのストレージドメインが対象になります。 |
(3) 出力項目
出力項目はありません。
(4) コマンド指定例と実行結果
htsmcli Refresh storagedomainname="MegaTechUSP600-Primary"