5.2.3 Refresh

Refreshコマンドは,すべてのストレージドメイン,またはstoragedomainnameパラメーターで指定したストレージドメインのリフレッシュ処理(Device Managerから構成情報を再取得して,Tiered Storage Managerのリポジトリーに登録する処理)をします。

リフレッシュの処理は,Refreshコマンドの実行とは非同期に行われます。

リフレッシュ処理を実行したときにストレージアクセスでエラーになった場合,リフレッシュ処理は中止されます。状態はリフレッシュ処理を実行する前に戻ります。リフレッシュ処理が正常に完了したかどうかは,リフレッシュ後にストレージドメインの最終リフレッシュ日時(lastRefreshedTime)が更新されていることを確認してください。

リフレッシュの状態はGetStorageDomainsコマンドで確認してください。

この項の構成
(1) 記述形式
(2) パラメーター
(3) 出力項目
(4) コマンド指定例と実行結果

(1) 記述形式

htsmcli [ サーバのロケーション] Refresh
   [ 共通オプション ]
   [ storagedomainname=ストレージドメイン名 ]

(2) パラメーター

パラメーターの指定は,任意です。

表5-6 Refreshコマンドのパラメーター

パラメーター名説明
storagedomainnameストレージドメイン名を指定します。
指定を省略すると,すべてのストレージドメインが対象になります。

(3) 出力項目

出力項目はありません。

(4) コマンド指定例と実行結果