Tiered Storage Manager Software CLI リファレンスガイド
Refreshコマンドは,すべてのストレージドメイン,またはstoragedomainnameパラメーターで指定したストレージドメインのリフレッシュ処理(Device Managerから構成情報を再取得して,Tiered Storage Managerのリポジトリーに登録する処理)をします。
リフレッシュの処理は,Refreshコマンドの実行とは非同期に行われます。
リフレッシュ処理を実行したときにストレージアクセスでエラーになった場合,リフレッシュ処理は中止されます。状態はリフレッシュ処理を実行する前に戻ります。リフレッシュ処理が正常に完了したかどうかは,リフレッシュ後にストレージドメインの最終リフレッシュ日時(lastRefreshedTime)が更新されていることを確認してください。
リフレッシュの状態はGetStorageDomainsコマンドで確認してください。
- この項の構成
- (1) 記述形式
- (2) パラメーター
- (3) 出力項目
- (4) コマンド指定例と実行結果
htsmcli [ サーバのロケーション] Refresh [ 共通オプション ] [ storagedomainname=ストレージドメイン名 ]
パラメーターの指定は,任意です。
パラメーター名 説明 storagedomainname ストレージドメイン名を指定します。
指定を省略すると,すべてのストレージドメインが対象になります。
出力項目はありません。
- コマンド指定例:
ストレージドメインMegaTechUSP600-Primaryに対してRefreshコマンドを発行して,Device Managerから構成情報を再取得し,Tiered Storage Managerリポジトリーへ登録します。htsmcli Refresh storagedomainname="MegaTechUSP600-Primary"- 実行結果:
このコマンドには,出力情報はありません。リフレッシュが完了したかどうか,GetStorageDomainsコマンドで確認してください。
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