Tiered Storage Manager Software CLI リファレンスガイド
コマンドを実行する前に,Javaの実行環境を設定します。
環境変数HTSM_CLI_JRE_PATHに,CLIを使用するのに必要なバージョンのjavaコマンドへのパスを設定してください。環境変数HTSM_CLI_JRE_PATHが指定されていない場合は,環境変数PATHに設定されているJREを使ってCLIを実行します。
Windowsの場合にはsetコマンドで環境変数を設定できます。Solaris,HP-UX,またはLinuxの場合には,OSの種類や使用しているシェルによって,setenvやexportなど使用するコマンドが異なります。
WindowsでHTSM_CLI_JRE_PATHを指定する例は,次のとおりです。
C:\>SET HTSM_CLI_JRE_PATH=C:\Program Files\Java\j2re1.4.2_06\bin
Windowsで環境変数HTSM_CLI_JRE_PATHを設定するときは,次の点に注意してください。
- パスを引用符(")や単一引用符(')で囲まないでください。
(不正な指定の例:"C:\Documents and Settings")- パスの終端に「\」を指定しないでください。
(不正な指定の例:C:\Documents and Settings\)- ドライブ直下を指定しないでください。
(不正な指定の例:C:\)- アクセス権限のないフォルダを指定しないでください。
重要
- ファイアウォールを越えてTiered Storage Managerサーバへ接続する場合は,CLIでjava.exeを使えるように,ファイアウォールを設定する必要があります。
All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.