Tiered Storage Manager Software CLI リファレンスガイド

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2.1.2 Solaris,HP-UX,LinuxでのCLIのセットアップ

管理クライアントのOSがSolaris,HP-UX,またはLinuxの場合に,CLIをセットアップする手順を説明します。

セットアップを開始する前に,次に示す要件を満たしているか確認してください。

次に示す手順で,CLIをセットアップしてください。

  1. 管理者権限を持つユーザー(root)で管理クライアントのマシンにログインする。
  2. Tiered Storage Managerの管理サーバのマシンからCLIのセットアップファイルを,FTPまたは外部記録媒体を使って管理クライアントのマシンに転送する。
    セットアップファイルの転送先は(/tmpなど)任意です。
    CLIのセットアップファイルは,管理サーバ内の次のフォルダまたはディレクトリに格納されています。

    管理サーバのOSがWindowsの場合
    Tiered Storage Managerサーバのインストールフォルダ>\Dist\

    管理サーバのOSがSolarisまたはLinuxの場合
    Tiered Storage Managerサーバのインストールディレクトリ>/Dist/
    管理クライアントのセットアップファイル名を次に示します。
    TSM<Tiered Storage Managerのバージョン>-<修正版番号>_Jビルド番号>_<OS種別>_CLI.tar.gz
    OS種別>に入る文字列と意味は次のとおりです。
    • SOL:Solaris(SPARC)用
    • AMD64:Solaris(x64)用
    • HP:HP-UX用
    • LNX:Linux(RHEL)用
    • LNXS:Linux(SLES)用
  3. 転送したセットアップファイルを,ディレクトリ/optの下に解凍する。
    セットアップ用シェルスクリプト,アンセットアップ用シェルスクリプト,CLI実行用シェルスクリプト,プロパティファイルが解凍結果として展開されます。
  4. セットアップ用シェルスクリプトsetup.shを実行する。
    /opt/TieredStorageManager/<Tiered Storage Managerのバージョン>/Setup/setup.sh
     
    トレース情報を採取するための共通ライブラリーが格納,設定されます。共通ライブラリーは次のディレクトリに格納されます。
    /opt/Hitachi/HNTRLib2
重要
setup.shを実行時,次の項目がチェックされます。どちらにも一致しなかった場合,エラーメッセージを表示してセットアップは中断されます。
  • 実行したsetup.shが,上記に示したパスに存在するsetup.shと同じファイルか(setup.shの解凍先が正しいか)
  • 実行したsetup.shが,管理クライアントのOSに一致したセットアップファイルか

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