4.1.22 DeleteSpareDrive
DeleteSpareDriveコマンドは,ストレージシステムからスペアドライブを削除または解除します。現在スペアとして使用されている物理ドライブは,未使用のデバイスのプールに追加されます。
重要- このコマンドは,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,SANRISE9900V,HUS VM,およびHitachi SMSでは使用できません。
パラメーター
表4-25 DeleteSpareDriveコマンドのパラメーター
パラメーター名 | 指定のレベル | 説明 |
---|
serialnum | 必須 | スペアドライブのストレージシステムのシリアル番号 |
model | 必須 | スペアドライブのストレージシステムのモデル |
pdevid | 必須 | スペアドライブのPDEVのID |
事前に取得するパラメーター値
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- pdevid
- GetStorageArray (subtarget=PDEV)コマンドの実行結果のpdevid値から取得してください。ただし,pdevid値にコンマが含まれている場合,コンマを取り除いた値を指定してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはPDEVを指定してください。このコマンドの実行結果のAn instance of PDEVの下に表示されるロール値がspareまたはspareuninitializedで定義されていることを確認してください。定義されている場合,この実行結果で特定されるドライブはスペアドライブです。
コマンド実行例
HiCommandCLI DeleteSpareDrive -o "D:¥logs¥DeleteSpareDrive.log" serialnum=87010257 model=D800H pdevid=9
コマンド実行結果
RESPONSE:
(Command completed; empty list returned)