4.1.20 DeleteLUSE
DeleteLUSEコマンドは,ストレージシステムにある,LUSEボリュームを削除します。
パラメーター
表4-23 DeleteLUSEコマンドのパラメーター
パラメーター名 | 指定のレベル | 説明 |
---|
serialnum | 必須 | LUSEボリュームを削除するストレージシステムのシリアル番号 |
model | 必須 | LUSEボリュームを削除するストレージシステムのモデル |
devnum | 必須 | 削除対象のLUSEボリュームを特定するために使用されるデバイス番号
- Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VMの場合:
- 10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。
- Hitachi USPおよびSANRISE9900Vの場合:
- 10進数,またはコロンで区切った16進数「xx:yy」で指定します。xxはCU番号,yyはLDEV番号です。
- そのほかのストレージシステムの場合:
- 10進数で指定します。
LUSEデバイス番号はストレージシステムで有効な値にする必要があります。 実行結果は10進数で出力されます。 |
事前に取得するパラメーター値
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- devnum
- GetStorageArray (subtarget=LogicalUnit)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはLogicalUnitを指定してください。isComposite=1またはpath=falseで特定される論理ユニットは,これがパスを持たないLUSEボリュームであることを示しています。実行結果では,関連する論理ユニットのdevNum値は,An instance of LogicalUnitの下に表示されます。このdevNum値をパラメーターdevnumとして指定してください。
コマンド実行例
HiCommandCLI DeleteLUSE -o "D:¥logs¥DeleteLUSE.log" "serialnum=10001" "model=HDS9980V" "devnum=209"
コマンド実行結果
RESPONSE:
(Command completed; empty list returned)