5.35 ReplicationInfoインスタンス

ReplicationInfoインスタンスが出力されるコマンド

表5-35 ReplicationInfoインスタンスの属性

属性説明
objectIDReplicationInfoのオブジェクトID
pairNameRAID Managerが使用するコピーペアの名前
登録されている場合に出力されます。
pvolSerialNumberP-VOLが属しているストレージシステムのシリアル番号
pvolArrayTypeP-VOLのストレージシステムのタイプ
P-VOLが属しているストレージシステムが登録されていない場合は,Unknownが出力されます。
pvolDevNumP-VOLのデバイス番号
pvolObjectIDP-VOLオブジェクトID
pvolPoolIDP-VOLが属するプールID
Universal Replicatorの場合:ジャーナルグループのID
QuickShadow,Copy-on-Write Snapshot,Thin Image,またはTrueCopy Asyncの場合:データプールのプールID
注※
HUS100の場合は,DPプールのプールIDが出力されます。
svolSerialNumberS-VOLが属しているストレージシステムのシリアル番号
svolArrayTypeS-VOLのストレージシステムのタイプ
S-VOLが属しているストレージシステムが登録されていない場合は,Unknownが出力されます。
svolDevNumS-VOLのデバイス番号
svolObjectIDS-VOLオブジェクトID
svolPoolIDS-VOLが属するプールID
Universal Replicatorの場合:ジャーナルグループのID
QuickShadow,Copy-on-Write Snapshot,Thin Image,またはTrueCopy Asyncの場合:データプールのプールID
注※
HUS100の場合は,DPプールのプールIDが出力されます。
replicationFunctionコピータイプ
  • ShadowImage:ShadowImage
  • TrueCopySync:TrueCopy
  • TrueCopyAsync:TrueCopy Async
  • QuickShadow:QuickShadowまたはCopy-on-Write Snapshot
  • ThinImage:Thin Image
  • UniversalReplicator:Universal Replicator
fenceLevelP-VOLのフェンスレベル(例:Data
statusコピー状態
  • -1:不明
  • 0:Simplex
  • 1:Pair
  • 8:Copying
  • 9:Reverse-Copying
  • 16:Split
  • 17:Error
  • 18:Error in LUSE
  • 24:Suspending
  • 25:Deleting
muNumberP-VOLのMU番号
不明の場合,-1が出力されます。
TrueCopy SyncまたはTrueCopy Asyncの場合は,無効な情報です。
copyTrackSizeコピーペース
不明,またはUniversal Replicatorの場合,-1が出力されます。
splitTimeレプリケーション機能でS-VOLイメージを作成した時間
1970年1月1日00:00:00から経過した秒数が出力されます(時間設定はGMTでなくストレージの設定を適用)。
コピータイプがQuickShadow,Copy-on-Write Snapshot,またはThin Imageの場合に有効です。
そのほかのコピータイプの場合は,-1が出力されます。
displayPvolDevNumP-VOLのデバイス番号
Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,またはHUS VMの場合:
ww:xx:yy」の形式で出力されます。wwはP-VOLの論理DKC番号,xxはP-VOLのCU番号,yyはP-VOLのLDEV番号です。
Hitachi USPまたはSANRISE9900Vの場合:
xx:yy」の形式で出力されます。xxはP-VOLのCU番号,yyはP-VOLのLDEV番号です。
HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,またはSANRISE9500Vの場合:
P-VOLのLDEV番号が10進数で出力されます。
displaySvolDevNumS-VOLのデバイス番号
Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,またはHUS VMの場合:
ww:xx:yy」の形式で出力されます。wwはS-VOLの論理DKC番号,xxはS-VOLのCU番号,yyはS-VOLのLDEV番号です。
Hitachi USPまたはSANRISE9900Vの場合:
xx:yy」の形式で出力されます。xxはS-VOLのCU番号,yyはS-VOLのLDEV番号です。
HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,またはSANRISE9500Vの場合:
S-VOLのLDEV番号が10進数で出力されます。
remotePathGroupIDRCUのパスグループID
MCUを含むストレージシステムがVirtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,またはHUS VMの場合に,次の値が出力されます。
TrueCopy Sync,TrueCopy Async,またはUniversal Replicatorのとき:
- -1:不明
- 0255:RCUのパスグループID
- 513:CU単位のRCU
- 514:なし
そのほかのとき:
- -1(なし)
そのほかのストレージシステムの場合,-1が出力されます。
Universal Storage Platform V/VMの場合,マイクロコードのバージョンが60-04-00-XX/XX以降のときに有効な値が表示されます。
Universal Replicatorの値が表示されるのは,Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-05-00-XX/XX以降)またはHUS VM(マイクロコードのバージョンが73-02-00-XX/XX以降)の場合だけです。
pvolMngAreaPoolIDP-VOLの管理領域のプールID
HUS100の場合で,Copy-on-Write SnapshotまたはTrueCopy Asyncのとき,P-VOLの管理領域が関連づけられているDPプールのプールIDが出力されます。
svolMngAreaPoolIDS-VOLの管理領域のプールID
HUS100の場合で,Copy-on-Write SnapshotまたはTrueCopy Asyncのとき,S-VOLの管理領域が関連づけられているDPプールのプールIDが出力されます。
snapshotGroupIDスナップショットグループのID
Virtual Storage PlatformまたはHUS VMの場合で,次の条件をすべて満たすときに有効な値が出力されます。
  • コピータイプがThinImageである
  • スナップショットグループに属している
そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。