マッピング定義ファイルは,プロパティファイルとして作成します。行頭にシャープ記号(#)を記載するとコメント行と見なされます。
マッピング定義ファイルに記載するプロパティ,および設定する値の形式を次の表に示します。
表7-2 マッピング定義ファイル(import.properties)の形式
プロパティ | 説明 |
---|---|
import.host.line.start | インポートを開始するレコード行 ホスト情報ファイル(CSVファイル)の何番目のレコードからインポートするかを,1~10250 の範囲で設定します。 この項目は必ず記載してください。 |
import.host.column.hostname | ホスト情報(ホスト名)の記載位置 ホスト名が左から何番目のフィールドに記載されているかを,1~256の範囲で設定します。 この項目は必ず記載してください。 |
import.host.column.wwn | ホスト情報(ホスト名以外)の記載位置 各ホスト情報が左から何番目のフィールドに記載されているかを,1~256の範囲で設定します。 ホスト情報ファイルに該当するフィールド(項目列)が記載されていない場合,-1を指定します。ただし,import.host.column.wwnとimport.host.column.iscsinameの両方に-1を指定することはできません。 「7.3 ホスト情報ファイル(CSVファイル)の入力規則」で示した例のようにホスト情報ファイルの項目が混在している場合,混在している項目のプロパティに同じ値を指定してください(例:import.host.column.ipaddress=2かつimport.host.column.ipv6address=2)。 この項目は必ず記載してください。 |
import.host.column.iscsiname | |
import.host.column.ipaddress | |
import.host.column.ipv6address | |
import.host.column.ostype | |
import.host.ostype.aix | OSタイプと対応させる文字列のマッピング情報 ホスト情報ファイルに記載されているOSの種類の値と,OSタイプをマッピングします。 次の規則に従って設定してください。
ImportHostsコマンドでは,インポートしたホストのOSタイプに応じてホストタイプも自動的に設定されます。import.host.ostype.vmware以外のプロパティに定義した値がホスト情報ファイルに記載されている場合,そのホストは通常ホストとして登録されます。import.host.ostype.vmwareに定義した値がホスト情報ファイルに記載されている場合,そのホストはOSタイプがVMWare,ホストタイプが仮想化サーバとして登録されます。ただし,import.host.ostype.vmwareに定義した値がホスト情報ファイルに記載されている場合でも,ホスト情報ファイルにiSCSIネームが記載れているときには,OSタイプがOthers,ホストタイプが通常ホストとして登録されます。 import.host.ostype.xxxxプロパティに定義した値以外がホスト情報ファイルに記載されている場合,OSタイプがOthers,ホストタイプが通常ホストのホストとして登録されます。 |
import.host.ostype.hpux | |
import.host.ostype.linux | |
import.host.ostype.solaris | |
import.host.ostype.windows | |
import.host.ostype.vmware |