Device Manager CLIを正常に実行するためには,環境変数 HDVM_CLI_MEM_SIZEに適切なメモリーヒープサイズを設定します。
Device Manager CLIが使用するメモリーヒープサイズは,デフォルトでは256MBに設定されています。ストレージシステムの構成が大規模な場合,GetStorageArray,GetLogicalGroup,GetHostInfoなどのGetコマンドを使用すると,デフォルト値よりも多くのメモリーを必要とすることがあります。このため,Device Manager CLIおよびDevice Managerサーバに,あらかじめ適切なメモリーヒープサイズを設定しておく必要があります。コマンドで使用するメモリーが,設定したメモリーヒープサイズを上回ると,エラーメッセージKAIC90574-Eが表示されて,Device Manager CLIが終了します。
Device Manager CLIで使用するメモリーヒープサイズは,LogicalUnit,PathおよびLDEVの情報を,GetStorageArrayコマンドで一度に取得する場合に必要なメモリーヒープサイズの計算結果を基に設定します。Device Managerサーバに必要なメモリーヒープサイズについては,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
Device Manager CLIのメモリーヒープサイズを設定するには: