ModifyPortコマンドは,ポートの属性およびホストストレージドメインの属性を変更します。
Virtual Storage Platform(FCoE接続以外),Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,およびHUS VMの書式
HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[topology=ポートの新しいトポロジー]
[fibreaddr=ポートの新しいファイバーチャネルのアドレス]
[channelspeed={0|1|2|4|8}] [lunsec={true|false}]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmodeoption=ホストモードオプションのリスト]
[wwn=WWN wwnnickname=WWNのニックネーム]
[wwn=WWN newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[wwnnickname=WWNのニックネーム newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
Virtual Storage Platformの書式(FCoE接続の場合)
HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[fibreaddr=ポートの新しいファイバーチャネルのアドレス]
[lunsec={true|false}]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmodeoption=ホストモードオプションのリスト]
[wwn=WWN wwnnickname=WWNのニックネーム]
[wwn=WWN newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[wwnnickname=WWNのニックネーム newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
SANRISE9900Vの書式
HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[topology=ポートの新しいトポロジー]
[fibreaddr=ポートの新しいファイバーチャネルのアドレス]
[channelspeed={0|1|2}] [lunsec={true|false}]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[wwn=WWN wwnnickname=WWNのニックネーム]
[wwn=WWN newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[wwnnickname=WWNのニックネーム newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,およびHitachi SMSの書式(ファイバーチャネル接続の場合)
HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[topology=ポートの新しいトポロジー]
[fibreaddr=ポートの新しいファイバーチャネルのアドレス]
[channelspeed={0|1|2|4|8}] [lunsec={true|false}]
[portoption=ポートの新しいオプションリスト]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmode2=ポートのホスト接続モード2のリスト]
[wwn=WWN wwnnickname=WWNのニックネーム]
[wwn=WWN newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[wwnnickname=WWNのニックネーム newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[platform=簡易設定オプション(プラットフォーム)]
[middleware=簡易設定オプション(ミドルウェア)]※
[alternatepath=簡易設定オプション(交替パス)]※
[failover=簡易設定オプション(フェイルオーバー)]※
[additionalparameter=簡易設定オプション(追加パラメーター)]※
HUS100の書式(iSCSI接続の場合)
HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[lunsec={true|false}]
[portoption=ポートの新しいオプションリスト]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmode2=ポートのホスト接続モード2のリスト]
[ipaddress=ポートのIPアドレス]
[subnetmask=ポートのサブネットマスク]
[gateway=ポートのゲートウェイのIPアドレス]
[ipv6settingmode={disable|enable}]
[linklocalsettingmode={auto|manual}]
[linklocaladdress=リンクローカルアドレス]
[globalsettingmode={auto|manual}]
[globaladdress1=グローバルアドレス1]
[globaladdress2=グローバルアドレス2]
[gatewayforipv6=ポートのゲートウェイのIPアドレス]
[netportnum=ポート番号]
[keepalivetime=キープアライブタイム]
[mtu={1500|4500|9000}]
[vlansettingmode={disable|enable}]
[vlanid=VLANのID]
[domainiscsiname=ホストストレージドメインのiSCSIネーム]
[iscsiname=ホストのiSCSIネーム
newiscsinickname=ホストのiSCSIネームの新しいニックネーム]
[iscsinickname=ホストのiSCSIネームのニックネーム
newiscsinickname=ホストのiSCSIネームの新しいニックネーム]
[platform=簡易設定オプション(プラットフォーム)]
[middleware=簡易設定オプション(ミドルウェア)]
[windowscale={disable|enable}]
Hitachi AMS2000の書式(iSCSI接続の場合)
HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[lunsec={true|false}]
[portoption=ポートの新しいオプションリスト]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmode2=ポートのホスト接続モード2のリスト]
[ipaddress=ポートのIPアドレス]
[subnetmask=ポートのサブネットマスク]
[gateway=ポートのゲートウェイのIPアドレス]
[netportnum=ポート番号]
[keepalivetime=キープアライブタイム]
[mtu={1500|4500|9000}]
[domainiscsiname=ホストストレージドメインのiSCSIネーム]
[iscsiname=ホストのiSCSIネーム
newiscsinickname=ホストのiSCSIネームの新しいニックネーム]
[iscsinickname=ホストのiSCSIネームのニックネーム
newiscsinickname=ホストのiSCSIネームの新しいニックネーム]
[platform=簡易設定オプション(プラットフォーム)]
[middleware=簡易設定オプション(ミドルウェア)]
Hitachi AMS/WMSおよびHitachi SMSの書式(iSCSI接続の場合)
HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[lunsec={true|false}]
[portoption=ポートの新しいオプションリスト]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmode2=ポートのホスト接続モード2のリスト]
[ipaddress=ポートのIPアドレス]
[subnetmask=ポートのサブネットマスク]
[gateway=ポートのゲートウェイのIPアドレス]
[netportnum=ポート番号]
[keepalivetime=キープアライブタイム]
[domainiscsiname=ホストストレージドメインのiSCSIネーム]
[iscsiname=ホストのiSCSIネーム
newiscsinickname=ホストのiSCSIネームの新しいニックネーム]
[iscsinickname=ホストのiSCSIネームのニックネーム
newiscsinickname=ホストのiSCSIネームの新しいニックネーム]
[platform=簡易設定オプション(プラットフォーム)]
[middleware=簡易設定オプション(ミドルウェア)]※
[alternatepath=簡易設定オプション(交替パス)]※
[failover=簡易設定オプション(フェイルオーバー)]※
[additionalparameter=簡易設定オプション(追加パラメーター)]※
SANRISE9500Vの書式
HiCommandCLI [URL] ModifyPort [オプション]
serialnum=シリアル番号 model=モデル
{port=ポート番号|portname=ポート名}
[topology=ポートの新しいトポロジー]
[fibreaddr=ポートの新しいファイバーチャネルのアドレス]
[lunsec={true|false}]
[portoption=ポートの新しいオプションリスト]
[domain=ドメインID]
[nickname={新しいホストストレージドメイン名|既存のホストストレージドメイン名}]
[newdomainnickname=新しいホストストレージドメイン名]
[hostmode=ポートのホストモード]
[hostmode2=ポートのホスト接続モード2のリスト]
[wwn=WWN wwnnickname=WWNのニックネーム]
[wwn=WWN newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[wwnnickname=WWNのニックネーム newwwnnickname=WWNの新しいニックネーム]
[platform=簡易設定オプション(プラットフォーム)]
[alternatepath=簡易設定オプション(交替パス)]
[failover=簡易設定オプション(フェイルオーバー)]
[additionalparameter=簡易設定オプション(追加パラメーター)]
パラメーター
表4-62 ModifyPortコマンドのパラメーター
パラメーター名 | 指定のレベル | 説明 |
---|---|---|
serialnum | 必須 | ポートのストレージシステムのシリアル番号 |
model | 必須 | ポートのストレージシステムのモデル |
port | 任意 | ポートの番号 portまたはportnameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。 |
portname | 任意 | ポート名 portまたはportnameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。 |
topology※1,※2 | 任意 | ポートの新規トポロジー値 指定できる値は次のとおりです。 Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,SANRISE9900V,およびHUS VMの場合:
|
fibreaddr※1 | 任意 | ポートの新規ファイバーチャネルアドレス(16進数文字列表現) |
channelspeed※1,※2 | 任意 (Virtual Storage Platform Universal Storage Platform V/VM Hitachi USP SANRISE9900V HUS VM HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS) | ポートのファイバーチャネルの新規伝送速度
|
lunsec | 任意 | LUN Securityの新規設定を有効化(trueまたはfalse) |
portoption | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS SANRISE9500V) | ポートのオプションのリスト セミコロンで区切って指定します。 すべてのストレージシステムで指定できる値は次のとおりです。
HUS100:
|
ipaddress※1 | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS) | ポートのIPアドレス(IPv4) |
subnetmask※1 | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS) | ポートのサブネットマスク(IPv4) |
gateway※1 | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS) | ポートのゲートウェイのIPアドレス(IPv4) |
ipv6settingmode※1 | 任意 (HUS100) | ポートのIPv6のIPアドレスを有効にするかどうかを指定します。
|
linklocalsettingmode※1 | 任意 (HUS100) | リンクローカルアドレスの設定方法 ipv6settingmodeがenableの場合にだけ設定を変更できます。
|
linklocaladdress※1 | 任意 (HUS100) | リンクローカルアドレス ipv6settingmodeがenable,かつlinklocalsettingmodeがmanualの場合にだけ設定を変更できます。 指定できるIPv6のアドレスは,fe80:0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000~fe80:0000:0000:0000:ffff:ffff:ffff:ffffです。 設定を無効にする場合は,fe80:0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000を指定します。 |
globalsettingmode※1 | 任意 (HUS100) | グローバルアドレスの設定方法 ipv6settingmodeがenableの場合にだけ設定を変更できます。
|
globaladdress1※1 | 任意 (HUS100) | グローバルアドレス1 ipv6settingmodeがenable,かつglobalsettingmodeがmanualの場合にだけ設定を変更できます。 設定を無効にする場合は,::を指定します。 |
globaladdress2※1 | 任意 (HUS100) | グローバルアドレス2 ipv6settingmodeがenable,かつglobalsettingmodeがmanualの場合にだけ設定を変更できます。 設定を無効にする場合は,::を指定します。 |
gatewayforipv6※1 | 任意 (HUS100) | ポートのゲートウェイのIPアドレス(IPv6) ipv6settingmodeがenableの場合にだけ設定を変更できます。 |
netportnum※1 | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS) | ポート番号 |
keepalivetime※1 | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS) | キープアライブタイム 指定できる値は30~64,800秒です。 |
mtu※1 | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000) | MTU 指定できる値を次に示します。 HUS100の場合:1500,4500,および9000 Hitachi AMS2000の場合:
|
vlansettingmode※1 | 任意 (HUS100) | VLANを有効にするかどうかを指定します。
|
vlanid※1 | 任意 (HUS100) | VLANのID vlansettingmodeがenableの場合にだけ設定を変更できます。 |
domain | 任意 | ホストストレージドメインのドメインID ホストストレージドメインの属性である,nickname,newdomainnickname,hostmode,hostmode2,hostmodeoption,wwn,wwnnickname,newwwnnickname,platform,middleware,alternatepath,failover,またはadditionalparameterを指定する場合は,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。また,このパラメーターを指定する場合はホストストレージドメインの属性を少なくとも1つは指定する必要があります。このパラメーターは10進数または16進数で指定できます。16進数で指定する場合は,プレフィックスとして0xを付けてください。 実行結果は10進数で出力されます。 |
nickname | 任意 | ホストストレージドメインのニックネーム このパラメーターはdomainを指定するかどうかによって指定する値が異なります。
A~Z a~z 0~9 ! # $ % & ' ( ) + - . = @ [ ] ^ _ ` { } ~ スペース 最初または最後の文字にスペースを使用できません。 HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,Hitachi SMS,およびSANRISE9500Vの場合,バッククォート(`)は使用できません。 指定できる文字数は次のとおりです。
|
newdomainnickname | 任意 | ホストストレージドメインの新しいニックネーム ストレージシステムに作成されるホストグループまたはiSCSIターゲットに設定する名前を指定します。 このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。 Device Managerにホストを登録する方法としてHostScanコマンドを使用する場合,パラメーターnewdomainnicknameには,このホストストレージドメインを利用するホストのホスト名を指定してください。HostScanコマンドについては,「4.4.9 HostScan」を参照してください。 |
hostmode※3 | 任意 | ポートのホストモード 指定できる値については,「表4-5 パラメーターhostmodeに指定できる値」を参照してください。 このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。 このパラメーターを省略した場合,簡易設定用パラメーター(platform,middleware,alternatepath,failover,またはadditionalparameter)を指定しているときには,簡易設定用パラメーターに指定された値の組み合わせから推奨されるホストモードが設定されます。 |
hostmode2※3 | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS SANRISE9500V) | ポートのホスト接続モード2のリスト 複数指定する場合は,セミコロンで区切って指定します。 「表4-6 パラメーターhostmode2に指定できる値」に一覧されている文字列のどれかを設定できます。 すでに設定されている値を削除する場合,値を指定しないでパラメーターを指定します。 このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。 このパラメーターを省略した場合,簡易設定用パラメーター(platform,middleware,alternatepath,failover,またはadditionalparameter)を指定しているときには,簡易設定用パラメーターに指定された値の組み合わせから推奨されるホスト接続モード2が設定されます。 |
hostmodeoption | 任意 (Virtual Storage Platform Universal Storage Platform V/VM Hitachi USP HUS VM) | ホストモードオプションのリスト 複数指定する場合は,セミコロンで区切って指定します。 指定できる値については,「表4-7 パラメーターhostmodeoptionに指定できる値」を参照してください。 このパラメーターを指定した場合,すでに設定されている値は削除され,新しく指定した値が設定されます。 このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。 |
wwn※1 | 任意 | ホストストレージドメインにセキュリティを設定するWWN 複数指定する場合はコンマで区切ります。 このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。 このパラメーターを指定する場合,wwnnicknameまたはnewwwnnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。また,パラメーターに指定する値の数は同じでなければなりません。 |
wwnnickname※1 | 任意 | WWNのニックネーム 複数指定する場合はコンマで区切ります。 このパラメーターはwwnを指定するかどうかによって指定する値が異なります。
対応するパラメーターwwnとパラメーターwwnnicknameを同じ順序で指定する必要があります。 使用できる文字は次のとおりです。 A~Z a~z 0~9 ! # $ % & ' ( ) + - . = @ [ ] ^ _ ` { } ~ スペース 最初または最後の文字にスペースを使用できません。 HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,Hitachi SMS,およびSANRISE9500Vの場合,バッククォート(`)は使用できません。 指定できる文字数は次のとおりです。
このパラメーターを指定する場合,wwnまたはnewwwnnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。また,パラメーターに指定する値の数は同じでなければなりません。 |
newwwnnickname※1 | 任意 | WWNの新しいニックネーム このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。 このパラメーターを指定する場合,wwnまたはwwnnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。また,パラメーターに指定する値の数は同じでなければなりません。 |
domainiscsiname※1 | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS) | ホストストレージドメイン(iSCSIターゲット)のiSCSIネーム iSCSIネームは,iqn形式またはeui形式で指定してください。 使用できる文字は次のとおりです。 A~Z a~z 0~9 - . : iSCSIネームの大文字と小文字は区別されません。 指定できる文字数は1~223バイトです。 |
iscsiname※1 | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS) | ホストストレージドメインにセキュリティを設定するホスト(iSCSIイニシエーター)のiSCSIネーム iSCSIネームは,iqn形式またはeui形式で指定してください。 複数指定する場合は,コンマで区切って指定します。 使用できる文字は次のとおりです。 A~Z a~z 0~9 - . : iSCSIネームの大文字と小文字は区別されません。 指定できる文字数は1~223バイトです。 このパラメーターを指定する場合,パラメーターnewiscsinicknameも必ず指定します。また,パラメーターに指定する値の数は同じでなければなりません。 パラメーターiscsinameおよびiscsinicknameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。 |
iscsinickname※1 | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS) | ホスト(iSCSIイニシエーター)のiSCSIネームのニックネーム 複数指定する場合は,コンマで区切って指定します。また,パラメーターiscsinameおよびnewiscsinicknameに指定する数は同じでなければなりません。 使用できる文字は次のとおりです。 A~Z a~z 0~9 ! # $ % & ' ( ) + - . = @ [ ] ^ _ { } ~ スペース 最初または最後の文字にスペースを使用できません。 指定できる文字数は1~32バイトです。 このパラメーターを指定する場合,パラメーターnewiscsinicknameも必ず指定します。また,パラメーターに指定する値の数は同じでなければなりません。 パラメーターiscsinameおよびiscsinicknameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。 |
newiscsinickname※1 | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS) | ホスト(iSCSIイニシエーター)のiSCSIネームの新しいニックネーム 複数指定する場合は,コンマで区切って指定します。 使用できる文字は次のとおりです。 A~Z a~z 0~9 ! # $ % & ' ( ) + - . = @ [ ] ^ _ { } ~ スペース 最初または最後の文字にスペースを使用できません。 指定できる文字数は1~32バイトです。 このパラメーターを指定する場合,パラメーターiscsinameまたはiscsinicknameのどちらか一方を必ず指定してください。また,パラメーターに指定する値の数は同じでなければなりません。 |
platform※3 | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS SANRISE9500V※4) | ホストモードおよびホスト接続モード2の簡易設定オプション(プラットフォーム) 簡易設定用パラメーターに指定されたオプション値の組み合わせから,推奨されるホストモード(hostmode)およびホスト接続モード2(hostmode2)が設定されます。 このパラメーターに指定できるオプション値については,GUIを参照してください。 パラメーターhostmodeまたはhostmode2と同時に指定した場合,hostmodeまたはhostmode2で指定した値が設定されます。 すでに設定されている値を削除する場合,値を指定しないでパラメーターを指定します。 このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。 |
middleware※3 | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000 Hitachi SMS) | ホストモードおよびホスト接続モード2の簡易設定オプション(ミドルウェア) 簡易設定用パラメーターに指定されたオプション値の組み合わせから,推奨されるホストモード(hostmode)およびホスト接続モード2(hostmode2)が設定されます。 このパラメーターに指定できるオプション値については,GUIを参照してください。 パラメーターhostmodeまたはhostmode2と同時に指定した場合,hostmodeまたはhostmode2で指定した値が設定されます。 すでに設定されている値を削除する場合,値を指定しないでパラメーターを指定します。 このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。 |
alternatepath※3 | 任意 (Hitachi AMS/WMS SANRISE9500V※4) | ホストモードおよびホスト接続モード2の簡易設定オプション(交替パス) 簡易設定用パラメーターに指定されたオプション値の組み合わせから,推奨されるホストモード(hostmode)およびホスト接続モード2(hostmode2)が設定されます。 このパラメーターに指定できるオプション値については,GUIを参照してください。 パラメーターhostmodeまたはhostmode2と同時に指定した場合,hostmodeまたはhostmode2で指定した値が設定されます。 すでに設定されている値を削除する場合,値を指定しないでパラメーターを指定します。 このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。 |
failover※3 | 任意 (Hitachi AMS/WMS SANRISE9500V※4) | ホストモードおよびホスト接続モード2の簡易設定オプション(フェイルオーバー) 簡易設定用パラメーターに指定されたオプション値の組み合わせから,推奨されるホストモード(hostmode)およびホスト接続モード2(hostmode2)が設定されます。 このパラメーターに指定できるオプション値については,GUIを参照してください。 パラメーターhostmodeまたはhostmode2と同時に指定した場合,hostmodeまたはhostmode2で指定した値が設定されます。 すでに設定されている値を削除する場合,値を指定しないでパラメーターを指定します。 このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。 |
additionalparameter※3 | 任意 (Hitachi AMS/WMS SANRISE9500V※4) | ホストモードおよびホスト接続モード2の簡易設定オプション(追加パラメーター) 簡易設定用パラメーターに指定されたオプション値の組み合わせから,推奨されるホストモード(hostmode)およびホスト接続モード2(hostmode2)が設定されます。 このパラメーターに指定できるオプション値(数字)については,GUIを参照してください。 パラメーターhostmodeまたはhostmode2と同時に指定した場合,hostmodeまたはhostmode2で指定した値が設定されます。 複数指定する場合は,セミコロンで区切って指定します。 すでに設定されている値を削除する場合,値を指定しないでパラメーターを指定します。 このパラメーターを指定する場合,パラメーターdomainまたはnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。 |
windowscale※1 | 任意 (HUS100) | Window Scaleを有効にするかどうかを指定します。大文字と小文字は区別されません。このパラメーターを指定するために必要なファームウェアのバージョンはx955/A以降です。
|
図4-5 パラメーター指定値と設定値の関係(ModifyPortコマンド)
事前に取得するパラメーター値
コマンド実行例1
この例では,ストレージシステム(シリアル番号:10001,モデル:HDS9980V)のポート(ポート番号:16)の設定を,ModifyPortコマンドで次のように変更します。
HiCommandCLI ModifyPort -o "D:¥logs¥ModifyPort.log" serialnum=10001 model=HDS9980V port=16 domain=0 hostmode=Standard "topology=Fabric(off),FC-AL" fibreaddr=73 lunsec=false channelspeed=1 "wwn=22.33.44.55.44.55.44.33, 11.33.22.33.44.33.22.22, 55.66.77.88.44.33.22.22" "wwnnickname=Jane,Jone,"
コマンド実行結果1
RESPONSE:
An instance of StorageArray
.
. (Attributes of StorageArray are omitted here)
.
List of 1 Port elements:
An instance of Port
objectID=PORT.HDS9980V.10001.16
portID=16
portType=Fibre
fibreAddress=73
topology=Fabric(off), FC-AL
displayName=CL2-A
lunSecurityEnabled=false
controllerID=5
worldWidePortName=50.06.0E.80.03.3A.99.10
channelSpeed=1
portRole=Target
slprNumber=-1
portNumber=-1
keepAliveTime=-1
List of 1 HostStorageDomain elements:
An instance of HostStorageDomain
objectID=HSDOMAIN.HDS9980V.10001.16.0
portID=16
portName=CL2-A
domainID=0
hostMode=Standard
displayName=CL2-A-0
domainType=0
nickname=HDvM1000
List of 3 WWN elements:
An instance of WWN
WWN=22.33.44.55.44.55.44.33
nickname=Jane
An instance of WWN
WWN=11.33.22.33.44.33.22.22
nickname=Jone
An instance of WWN
WWN=55.66.77.88.44.33.22.22
nickname=
コマンド実行例2
この例では,ストレージシステム(シリアル番号:92100001,モデル:D850S)のポート(ポート番号:4)のIPv6のIPアドレスに関する設定,MTUおよびVLANの設定を変更します。IPv6のIPアドレスに関する設定では,リンクローカルアドレスとグローバルアドレスを手動で変更しています。また,Window Scaleの設定を有効に変更しています。
HiCommandCLI ModifyPort -o "D:¥logs¥ModifyPort.log" serialnum=92100001 model=D850S port=4 ipv6settingmode=enable linklocalsettingmode=manual linklocaladdress=fe80:0000:0000:0000:0200:87ff:fe53:4986 globalsettingmode=manual globaladdress1=fec0::1111:2222:3333:4444:5555 globaladdress2=fec0::1111:2222:3333:4444:6666 mtu=4500 vlansettingmode=enable vlanid=1 windowscale=enable
コマンド実行結果2
RESPONSE:
An instance of StorageArray
.
. (Attributes of StorageArray are omitted here)
.
List of 1 Port elements:
An instance of Port
objectID=PORT.D850S.92100001.4
portID=4
portType=ISCSI
topology=Undefined
displayName=CTL0-E
lunSecurityEnabled=true
controllerID=0
portOption=
channelSpeed=-1
portRole=Target
slprNumber=-1
ipAddress=192.168.115.131
subnetMask=255.255.255.0
gateway=0.0.0.0
ipv6SettingMode=enable
linklocalSettingMode=manual
linklocalAddress=fe80::200:87ff:fe53:4986
linklocalAddressStatus=5
globalSettingMode=manual
globalAddress1=fec0::1111:2222:3333:4444:5555
globalAddress1Status=5
globalAddress2=fec0::1111:2222:3333:4444:6666
globalAddress2Status=5
subnetPrefixLength=64
gatewayForIPv6=::
currentGatewayAddress=::
gatewayAddressStatus=1
portNumber=3260
keepAliveTime=60
mtu=4500
vlanSettingMode=enable
vlanID=1
windowScale=enable