AddHostコマンドは,ホストの情報をDevice Managerサーバに登録します。
パラメーター
表4-79 AddHostコマンドのパラメーター
パラメーター名 | 指定のレベル | 説明 |
---|---|---|
hostname | 必須 | 新規ホストの名前 指定できる文字数は1~64バイトです。 最初または最後のスペースは登録されません。 GUIと併用する場合はGUIの入力規則に従ってください。 |
wwnlist | 任意 | WWNのリスト コンマで区切って指定します。 |
ipaddress | 任意 | 新規ホストのIPv4のIPアドレス |
ipv6address | 任意 | 新規ホストのIPv6のIPアドレス |
hosttype | 任意 | ホストのタイプを示す値 メインフレームホストを登録する場合に,2を指定します。 メインフレームホストの登録については「付録A. Mainframe Agentとの連携」を参照してください。 通常ホストまたは仮想化サーバを登録する場合,このパラメーターは省略します。パラメーターostypeと同時には指定しないでください。 |
iscsinamelist | 任意 (HUS100 Hitachi AMS2000/AMS/WMS Hitachi SMS) | ホスト(iSCSIイニシエーター)のiSCSIネームのリスト iSCSIネームは,iqn形式またはeui形式で指定してください。 複数指定する場合は,コンマで区切って指定します。 次の場合,このパラメーターは指定できません。
A~Z a~z 0~9 - . : iSCSIネームの大文字と小文字は区別されません。 指定できる文字数は1~223バイトです。 |
ostype | 任意 | ホストのOSタイプ 指定できる値は次のとおりです。大文字と小文字は区別されません。
パラメーターhosttypeと同時には指定しないでください。パラメーターhosttypeおよびこのパラメーターの両方を省略した場合は,ostypeにOthers設定されたと見なされ,指定したホストは通常ホストとして登録されます。 |
takeoverwwn | 任意 | 先に登録された通常ホストのWWNを仮想化サーバに移行する場合にだけ,trueを指定します。 このパラメーターを指定して仮想化サーバを登録すると,パラメーターwwnlistで指定したWWNが,すでに登録されている通常ホストのWWNと重複したときに,通常ホストのWWNが仮想化サーバに移行されます。 このパラメーターは,パラメーターostypeにVMwareを指定した場合だけ指定できます。パラメーターostypeにVMwareを指定してこのパラメーターを省略した場合は,WWNが重複しているとエラーになり,指定したホストは登録されません。 |
事前に取得するパラメーター値
ありません。
コマンド実行例
HiCommandCLI AddHost -o "D:¥logs¥AddHost.log" "hostname=toro2" "wwnlist=AA.CC.CC.CC.CC.CC.CC.CC,00.CC.CC.CC.CC.CC.CC.CC" "ipaddress=192.168.32.63" "takeoverwwn=true" "ostype=VMware"
コマンド実行結果
RESPONSE:
An instance of Host
objectID=HOST.279
name=toro2
hostID=279
ipAddress=192.168.32.63
capacityInKB=0
hostType=3
managedBy=-1
osType=VMware
statusOfDBUpdating=0