Poolインスタンスが出力されるコマンド
表5-28 Poolインスタンスの属性
属性 | 説明 |
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objectID | PoolインスタンスのオブジェクトID |
name | プールの名前 登録されている場合に出力されます。 |
poolFunction | プールがどの機能で使用されているかが出力されます。
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poolID | プールのID poolFunctionに出力された機能に対応するプールのIDが出力されます。 Hitachi AMS/WMSおよびSANRISE9500Vの場合,ストレージシステムの管理ツールでは1と表示されるデータプールの番号が,16と表示されます。Device Manager CLIと管理ツール間でデータプールの対応を確認するには,プール番号を読み替えてください。 |
encrypted | プールに格納されているデータが暗号化されているかどうかを示します。 HUS150の場合に次の値が出力されます。
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controllerID | ディスクコントローラーのIDまたは論理DKC番号 この値はストレージシステムおよびpoolFunctionの値によって,出力される値が異なります。
そのほかのストレージシステムの場合は,-1が出力されます。 |
poolType | プールタイプを示します。 この値はpoolFunctionの値によって,出力される値が異なります。 poolFunctionが3の場合:
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status | プールの状態 Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,HUS VM,HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,およびSANRISE9500Vの場合に有効です。
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threshold | プールのしきい値1(%) この値はpoolFunctionの値によって,出力される値が異なります。
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threshold2 | プールのしきい値2(%) poolFunctionが5の場合に,DPプールのしきい値2が出力されます。 そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。 |
threshold2Mode | threshold2に出力された値が,ストレージシステムで決められた値かどうかを示します。 Virtual Storage PlatformおよびHUS VMの場合で,poolFunctionが5のときに次の値が出力されます。
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capacityInKB | プールの容量(KB) poolFunctionが3,5,または6の場合,QuickShadow,Dynamic Provisioning,またはThin Imageのプールがコントロール領域を使用するため,この値はプールボリュームの合計容量とは一致しません。 |
freeCapacityInKB | プールの空き容量(KB) 例えば,Universal Storage Platform V/VMの場合で,poolFunctionが5のとき,HDPプールの空き容量が出力されます。 |
usageRate | プールの使用率 例えば,Universal Storage Platform V/VMの場合で,poolFunctionが5のとき,HDPプールの使用率が出力されます。 |
numberOfPoolVols | プールボリュームの数 例えば,Universal Storage Platform V/VMの場合で,poolFunctionが5のとき,HDPプールボリュームの数が出力されます。 |
numberOfVVols | プールに関連づけられた仮想ボリュームの数 例えば,Universal Storage Platform V/VMの場合で,poolFunctionが5のとき,HDPプールに関連づけられたHDPボリュームの数が出力されます。 |
capacityOfVVolsInKB | プールに関連づけられた仮想ボリュームの総容量(KB) 例えば,Universal Storage Platform V/VMの場合で,poolFunctionが5のとき,HDPプールに関連づけられたHDPボリュームの総容量が出力されます。 |
clprNumber | プールのCLPR番号 プールのCLPR番号が出力されます。 DPプールの場合,DPプールボリュームのCLPR番号が混在しているときには-1が出力されます。 |
raidLevel | RAIDレベル(例:RAID6,RAID1+0) Virtual Storage Platform,HUS VM,HUS100,またはHitachi AMS2000の場合で,HDPプールのときに出力されます。 次のどれかの条件を満たすときには,Unknownが出力されます。
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combination | RAID構成でのデータドライブとパリティドライブの組み合わせ Virtual Storage Platform,HUS VM,HUS100,またはHitachi AMS2000の場合で,HDPプールのときに,「xD+yP」または「xD+xD」の形式で出力されます。
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volAlertNotice | 仮想化超過率に関するしきい値(overProvisioningWarningおよびoverProvisioningLimit)を超えた場合の通知が有効かどうかを示します。 HUS100またはHitachi AMS2000の場合で,poolFunctionが5のときに次の値が出力されます。
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overProvisioningPercent | 仮想化超過率(%) Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,またはHUS VMの場合で,poolFunctionが5のときHDPプールの容量に対するHDPボリュームの容量の総和の割合が出力されます。 この値は,小数点以下を切り捨てて出力されます。 そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。 |
overProvisioningWarning | 仮想化超過警告しきい値(%) Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,HUS VM,HUS100,またはHitachi AMS2000の場合で,poolFunctionが5のとき,仮想化超過率に対する事前警告を通知するためのしきい値が出力されます。 そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。 |
overProvisioningLimit | 仮想化超過限界しきい値(%) Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,HUS VM,HUS100,またはHitachi AMS2000の場合で,poolFunctionが5のとき,仮想化超過率に対する超過限界を通知するためのしきい値が出力されます。 そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。 |
overProvisioningLimitEnforcement | 仮想化超過限界しきい値を超えたときにボリューム操作を実行できるかどうかを示します。 HUS100の場合で,poolFunctionが5のときに有効な情報です。
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rpm | ドライブの毎分回転数 Virtual Storage PlatformまたはHUS VMの場合で,HDPプールのとき,ドライブの毎分回転数が出力されます。 次のどれかの条件を満たすときには,-1が出力されます。
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diskType | ドライブの種別 Virtual Storage PlatformまたはHUS VMの場合で,HDPプールのとき,次の値が出力されます。
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tierControl | HDTプールかどうかを示します。
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autoMigration | 性能モニタリングとハードウェア階層再配置の自動実行が有効かどうかを示します。 Virtual Storage PlatformまたはHUS VMの場合で,HDTプールのときに有効な情報です。
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migrationInterval※1 | 性能モニタリングとハードウェア階層再配置の実行周期
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monitorStartTime※1 | 性能モニタリングの開始時刻(例:00:00) 「migrationInterval」が「24」のときに有効な情報です。 |
monitorEndTime※1 | 性能モニタリングの終了時刻(例:23:59) 「migrationInterval」が「24」のときに有効な情報です。 |
monitoringMode※1 | 性能モニタリングモード
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externalMixCompatible | 内部ボリュームと外部ボリュームを混在させてDPプールを構成できるかどうかを示します。
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monitoringState※2 | 性能モニタリングの実行状況
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lastMonitorStartDate※2 | 性能モニタリングを開始した日時 日時が有効な場合に「YYYY/MM/DD hh:mm:ss」形式で出力されます。無効な場合は,-1が出力されます。 |
lastMonitorEndDate※2 | 性能モニタリングを終了した日時 日時が有効な場合に「YYYY/MM/DD hh:mm:ss」形式で出力されます。無効な場合は,-1が出力されます。 |
relocationState※2 | ハードウェア階層再配置の実行状態
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relocationProgress※2 | ハードウェア階層再配置の進捗率(%) |
numberOfTiers | ハードウェア階層の数 Virtual Storage PlatformまたはHUS VMの場合で,HDTプールのときに有効な情報です。 |
thresholdRepDepAlert | レプリケーション枯渇警告しきい値(%) HUS100の場合で,poolFunctionが5のとき,DPプールの物理容量不足を契機にコピーペアの状態を変更するためのしきい値が出力されます。 そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。 |
thresholdRepDataReleased | レプリケーションデータ解放しきい値(%) HUS100の場合で,poolFunctionが5のとき,DPプールの物理容量不足を契機にコピーペアの状態を変更し,レプリケーションの差分データと管理領域を解放するためのしきい値が出力されます。 そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。 |
userUsedCapacityInKB | DPボリューム使用済み容量(KB) HUS100の場合で,poolFunctionが5のとき,DPボリュームによって消費されている物理容量が出力されます。 そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。 |
repDataCapacityInKB | レプリケーションデータ使用済み容量(KB) HUS100の場合で,poolFunctionが5のとき,レプリケーションの差分データによって消費されている物理容量が出力されます。 そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。 |
repManageCapacityInKB | レプリケーション管理領域使用済み容量(KB) HUS100の場合で,poolFunctionが5のとき,レプリケーションの管理領域によって消費されている物理容量が出力されます。 そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。 |
numberOfDpVols | DPプールに関連づけられたDPボリュームの数 HUS100の場合で,poolFunctionが5のときに有効な情報です。 そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。 |
capacityOfDpVolsInKB | DPプールに関連づけられたDPボリュームの合計容量(KB) HUS100の場合で,poolFunctionが5のときに有効な情報です。 そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。 |