8.6 コマンドのオプションを指定するプロパティ

プロパティファイルにコマンドのオプションを指定しておくと,コマンドラインでの指定が省略できます。コマンドのオプションをプロパティファイルで指定するには,各オプションに対応するプロパティ名を指定します。

オプションをコマンドラインとプロパティファイルの両方で指定した場合は,コマンドラインで指定した値が優先して使用されます。

各オプションに対応するプロパティ名を次の表に示します。

表8-1 オプションとプロパティの対応表

オプションプロパティ名引数
-uまたは--useruserユーザーID
-pまたは--passwordpasswordパスワードまたはパスワードファイル
password2コード化されたパスワード
-sまたは--securesecureなし※1
-oまたは--outputoutputファイル名
-fまたは--format※2format※2csvまたはxml
-tまたは--messagetracemessagetraceなし※1
-qまたは--quietquietなし※1
注※1
引数を持たないオプションを指定するには,引数の値をtrueに設定してください。
引数を持たないオプションをプロパティファイル内でtrueに設定した場合,コマンドラインからfalseに上書きすることはできません。
注※2
このオプションまたはプロパティを指定した場合に使用できるコマンドは,GetStorageArrayコマンドだけです。

指定例

output=redirect.out
messagetrace=true

関連項目