3.7.1 ストレージシステム管理のコマンド(エンタープライズクラスストレージおよびHUS VMの場合)

ストレージシステム管理のコマンドを使用すると,ストレージシステムの情報を登録,変更,または削除できます。

表3-3 ストレージシステム管理のコマンドおよび関連するストレージシステム(エンタープライズクラスストレージおよびHUS VMの場合)

コマンド名説明Virtual Storage Platform/HUS VMUniversal Storage Platform V/VMHitachi USPSANRISE9900V
AddArrayGroupパリティグループを作成します。NNNN
AddArrayReservation指定したストレージシステムをロックします。YYYY
AddExternalArrayGroup外部パリティグループを作成します。また,作成した外部パリティグループにLUを作成します。YYNN
AddHostStorageDomainホストストレージドメインまたはホストグループを作成します。YYYY
AddLabelラベルを設定します。YYYY
AddLogicalUnitLDEVと論理ユニットをストレージシステムに作成します。YYYY
AddLUSELUSEを作成します。YYYY
AddPoolDPプールを作成します。YYNN
AddSpareDriveスペアドライブを作成します。NNNN
AddStorageArrayストレージシステムを検出し,Device Managerサーバのデータベースにストレージシステムの情報を登録します。すでに登録されているストレージシステムに対しては,登録された情報を変更し,ストレージシステムをリフレッシュ(構成情報を更新)します。YYYY
AddTieredPoolOperationHDTプールの性能モニタリングとハードウェア階層再配置を手動で実行します。YNNN
AddVirtualVolumeDPボリュームの作成およびDPプールとDPボリュームを関連づけます。YYNN
AddVLDEVToVRPU仮想IDを用いたデータ移行用のリソースグループにLDEVを追加し,LDEVの仮想情報を登録します。また,すでに登録されているLDEVの仮想情報を更新します。YNNN
DeleteArrayGroupパリティグループを削除します。NNNN
DeleteArrayReservation指定したストレージシステムのロックを解除します。YYYY
DeleteExternalArrayGroup外部パリティグループを削除します。また,削除する外部パリティグループに属するLUも削除します。YYNN
DeleteHostStorageDomainホストストレージドメインまたはホストグループを削除します。YYYY
DeleteLabelラベルを削除します。YYYY
DeleteLogicalUnitLUおよび対応するLDEVを削除します。YYYY
DeleteLUSEパスを持たないLUSEを削除します。YYYY
DeletePoolDPプールを削除します。YYNN
DeleteSpareDriveスペアドライブを削除または解除します。NNNN
DeleteStorageArrayDevice Managerサーバの管理対象からストレージシステムを取り除きます。YYYY
DeleteVirtualVolumeDPボリュームを削除します。YYNN
DeleteVLDEVFromVRPU仮想IDを用いたデータ移行用のリソースグループからLDEVを削除し,LDEVの仮想情報を削除します。YNNN
FormatLULUをフォーマットします。YYYN
GetArrayReservationロックされているストレージシステムの情報を取得します。YYYY
GetPoolShrinkStatusDPプール縮小の実行状態を取得します。YNNN
GetStorageArrayストレージシステムについての情報を取得します。YYYY
GetTieredPoolStatus手動で実行したHDTプールの性能モニタリングとハードウェア階層再配置の実行状態を取得します。YNNN
GetZeroPageReclaimStatusゼロページ破棄の実行状態を取得します。YYNN
ModifyArrayReservation指定したストレージシステムをロックする制限時間を延長します。YYYY
ModifyExternalTierRankDPプールボリュームの外部LDEV階層ランクを変更します。YNNN
ModifyLabelラベルを変更します。YYYY
ModifyLogicalUnit論理ユニットと対応するLDEVの設定を変更します。YYYY
ModifyPoolDPプールの拡張またはDPプールに関する設定を変更します。YYNN
ModifyPortポート属性を変更します。YYYY
ModifyPortControllerポートコントローラーの属性を変更します。NYYY
ModifyStorageArrayDevice Managerサーバに登録されているストレージシステム名を変更します。YYYY
ModifyTieringPolicy階層ポリシーに関する内容を変更します。YNNN
ModifyVirtualVolumeDPボリュームに関する設定を変更します。YYNN
RefreshPerformanceDataHitachi Tuning Managerが収集しているストレージシステムの性能情報を取得し,Device Managerサーバのデータベースを最新の状態に更新(リフレッシュ)します。YYYY
RefreshStorageArraysDevice Managerサーバで管理しているすべてのストレージシステムの構成情報を最新の状態に更新(リフレッシュ)します。YYYY
RunZeroPageReclaimDPボリュームのゼロページを破棄します。YYNN
ShrinkPoolDPプールを縮小します。YNNN
(凡例)
Y:コマンドの実行に特定のストレージシステムを使用できることを示します。
N:特定のストレージシステムを使用できないことを示します。
注※
subtargetパラメーターを使用して任意のデバイス情報を指定できます。subtargetパラメーターに指定できる値については,「4.1.30 GetStorageArrayのパラメーターの使い方」を参照してください。

関連項目