4.5.3 DeleteURLLink

DeleteURLLinkコマンドは,Device Managerサーバが管理しているDevice Managerオブジェクトに対して設定されているURLLinkを削除します。

重要
このコマンドは,仮想化サーバをサポートしていません。

書式

SMI-S enabledストレージシステムのURLLinkを削除する場合:

HiCommandCLI [URL] DeleteURLLink [オプション]
{objectid=URLLinkのオブジェクトID
|linkedid=SMI-S enabledストレージシステムのオブジェクトID}
targetoption=smi-s

SMI-S enabledストレージシステム以外のDevice ManagerオブジェクトのURLLinkを削除する場合:

HiCommandCLI [URL] DeleteURLLink [オプション]
{objectid=URLLinkのオブジェクトID
|linkedid=Device ManagerオブジェクトのオブジェクトID}
[targetoption=other]

パラメーター

表4-97 DeleteURLLinkコマンドのパラメーター

パラメーター名指定のレベル説明
objectid任意※1削除するURLLinkのオブジェクトID※2
linkedid任意※1URLLinkを削除するDevice ManagerオブジェクトのオブジェクトID※2
指定したDevice Managerオブジェクトに設定されているURLLinkはすべて削除されます。
targetoption任意URLLinkを削除するDevice Managerオブジェクトの種別
指定できる値を次に示します。大文字と小文字は区別されません。
  • smi-s:SMI-S enabledストレージシステム
  • other:SMI-S enabledストレージシステム以外のDevice Managerオブジェクト
省略した場合は,otherが設定されます。
注※1
objectidまたはlinkedidのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
注※2
DeleteURLLinkコマンドでは,ユーザーによって設定されたURLLinkだけが削除の対象となります。SMI-S enabledストレージシステムを初期登録したときに,Device Managerサーバによって自動的に設定されるURLLinkは削除できません。

コマンド実行例

HiCommandCLI DeleteURLLink -o "D:¥logs¥DeleteURLLink.log" "objectid=IBM.2107-75WG051.USER_CREATED_URLLINK" "targetoption=smi-s"

コマンド実行結果

RESPONSE:
(Command completed; empty list returned)