Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド

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6.5 バッチ機能実行時のエラーに対処する

バッチ機能の実行時にエラーが発生した場合,処理はその時点で終了し,エラーが発生したコマンド以降は処理されません。バッチファイルの内容がどこまで処理されたかを確認し,処理されなかったコマンドについては,バッチファイルを作成し直して,再度バッチ機能を実行します。

バッチ機能実行時のエラーに対処するには:

  1. AddStorageArrayコマンドまたはRefreshStorageArraysコマンドを実行します。
    ホストからボリュームへのパスの情報を更新します。
  2. GetStorageArrayコマンドを実行し,バッチファイル内のどのコマンド行がストレージシステムに反映されているか確認します。
    バッチ機能実行時のコマンドの処理は,バッチファイルに記述した順序では行われません。バッチファイル内のどのコマンド行が反映されているかは,すべての行について確認する必要があります。
  3. バッチファイル内から,ストレージシステムに反映されているコマンド行を削除します。
  4. 処理されなかったコマンド行の内容を見直し,バッチファイルを作成し直します。
  5. 再度バッチ機能を実行します。

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