Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド
ModifyHostInfoコマンドは,Device ManagerサーバのHostInfoを変更します。
重要
- このコマンドは,仮想化サーバおよびファイルサーバをサポートしていません。
表4-92 ModifyHostInfoコマンドのパラメーター
パラメーター名 指定のレベル 説明 objectid 必須 変更するHostInfoのオブジェクトID serialnum 任意 パスが存在する新しいストレージシステムのシリアル番号
変更しない場合は省略します。model 任意 パスが存在する新しいストレージシステムのモデル
変更しない場合は省略します。hostname 任意 HostInfoオブジェクトの新しい名前
変更しない場合は省略します。
指定できる文字数は1~50バイトです。ipaddress 任意 ホストのIPv4の新規IPアドレス
ホストのIPv4のIPアドレスを変更しない場合は省略します。ipv6address 任意 ホストのIPv6の新規IPアドレス
ホストのIPv6のIPアドレスを変更しない場合は省略します。mountpoint 任意 パスに対応したホストファイルシステムの新しいマウントポイント
変更しない場合は省略します。port 任意 パスの新しいポート番号
変更しない場合は省略します。
変更する場合は,portまたはportnameのどちらか一方を指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。portname 任意 パスの新しいポート名
変更しない場合は省略します。
変更する場合は,portまたはportnameのどちらか一方を指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。domain 任意 パスの新しいドメインID
変更しない場合は省略します。
このパラメーターは10進数および16進数で指定できます。16進数で指定する場合は,プレフィックスとして0xを付けてください。
実行結果は10進数で出力されます。devnum 任意 パスの新しいデバイス番号
変更しない場合は省略します。実行結果は10進数で出力されます。
- Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VMの場合:
- 10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。
- Hitachi USPおよびSANRISE9900Vの場合:
- 10進数,またはコロンで区切った16進数「xx:yy」で指定します。xxはCU番号,yyはLDEV番号です。
- そのほかのストレージシステムの場合:
- 10進数で指定します。
portwwn 任意 ホストバスアダプターの新しいポートWWN
変更しない場合は省略します。
パラメーターportwwnおよびportiscsinameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。filetype 任意 ファイルシステムの新しいタイプ
変更しない場合は省略します。filename 任意 ファイルシステムの新しい名前
変更しない場合は省略します。size 任意 新しいLUNのサイズ(MB)
変更しない場合は省略します。percentused 任意 新しいLUNの使用率(%)
変更しない場合は省略します。portiscsiname 任意
(HUS100
Hitachi AMS2000/AMS/WMS
Hitachi SMS)ホスト(iSCSIイニシエーター)のiSCSIネーム
iSCSIネームは,iqn形式またはeui形式で指定してください。
使用できる文字は次のとおりです。
A~Z a~z 0~9 - . :
iSCSIネームの大文字と小文字は区別されません。
指定できる文字数は1~223バイトです。
パラメーターportwwnおよびportiscsinameを同時に指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
パラメーターportiscsinameを指定しなかった場合,ホスト(iSCSIイニシエーター)のiSCSIネームは変更されません。
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- objectid
- GetHostInfoコマンドの実行結果から取得してください。実行結果では,An instance of HostInfoの下にobjectID値が表示されます。このobjectID値をパラメーターobjectidとして指定してください。
- devnum,domain,およびport
- GetStorageArray (subtarget=Path)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにPathを指定してください。実行結果では,An instance of Pathの下にdevNum値,domainID値,およびportID値が表示されます。これらのdevNum値,domainID値,およびportID値をそれぞれパラメーターdevnum,パラメーターdomain,パラメーターportとして指定してください。
- portname
- GetStorageArray (subtarget=Port)コマンドの実行結果から取得してください。実行結果では,displayNameがAn instance of Portの下に表示されます。この値をportnameとして指定してください。
この例では,ModifyHostInfoコマンドはホストベースの情報(オブジェクトID:HOSTINFO.MY_HOSTINFO_HDS9980V.0.15.1)を次のとおり変更します。
- 新しいストレージシステム(シリアル番号:10001,モデル:HDS9980V)に接続します。
- HostInfoオブジェクト名はMY_HOSTINFO_HDS9980Vに変更されます。
- 新しいIPアドレスは111.111.111.111です。
- ホストファイルシステムの新しいマウントポイントはE:です。
- 使用されるLUNは,ポート番号:7,ドメインID:0,およびデバイス番号:2として認識されます。
- HBAの新しいWWNは11.33.55.77.99.BB.DD.FFです。
- 新しいファイルシステム名はooで,ファイルシステムタイプはNTFS1です。
- 新しいLUN用に156MBが確保され,使用率はLUNサイズの50%に設定されます。
HiCommandCLI ModifyHostInfo -o "D:\logs\ModifyHostInfo.log" "objectid=HOSTINFO.MY_HOSTINFO_HDS9980V.0.15.1" "model=HDS9980V" "serialnum=10001" "hostname=MY_HOSTINFO_HDS9980V" "ipAddress=111.111.111.111" "mountpoint=E:" "port=7" "domain=0" "devnum=2" "portwwn=11.33.55.77.99.BB.DD.FF" "filetype=NTFS1" "filename=oo" "size=156" "percentused=50"RESPONSE: An instance of HostInfo objectID=HOSTINFO.MY_HOSTINFO_HDS9980V.0.15.1 name=MY_HOSTINFO_HDS9980V serialNumber=10001 arrayType=HDS9980V ipAddress=111.111.111.111 mountPoint=E: portID=7 portName=CL1-H domainID=0 scsiID=15 lun=2 devNum=2 displayDevNum=00:02 osScsiBus=0 osScsiID=15 osLun=1 portWWN=11.33.55.77.99.BB.DD.FF fileSystemType=NTFS1 fileSystemName=E: sizeInMB=156 percentUsed=50 lastUpdated=1039003476
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