Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド
GetStorageArray (subtarget=ReplicationInfo)コマンドは,コピーペアに関する情報を取得します。
重要
- Universal Storage Platform V/VMおよびHitachi USPでは,分割ストレージ管理者はペアボリュームおよび外部ボリュームのすべての情報を取得できません。
- Universal Storage Platform V/VMでは,メインフレームボリュームで作成したコピーペアの情報がある場合,バージョン60-01-6X-XX/XX以降のマイクロコードが必要です。これより前のバージョンのマイクロコードでコピーペア情報を取得した場合,メインフレームボリュームで作成したコピーペアは,オープンボリュームで作成したコピーペアとして情報が出力されます。
表4-51 GetStorageArray (subtarget=ReplicationInfo)コマンドのパラメーター
パラメーター名 指定のレベル 説明 subtarget 必須 ReplicationInfoを指定します。 serialnum 任意 ストレージシステムのシリアル番号
省略した場合,すべてのストレージシステムが対象となります。
Thin Imageの場合,パラメーターsnapshotgrpidfilterまたはsnapshotgrpnamefilterを指定したときには,このパラメーターも必ず指定します。model 任意 ストレージシステムのモデル
省略した場合,すべてのストレージシステムが対象となります。
Thin Imageの場合,パラメーターsnapshotgrpidfilterまたはsnapshotgrpnamefilterを指定したときには,このパラメーターも必ず指定します。objectid 任意 コピーペア情報(ReplicationInfoインスタンス)のオブジェクトID
特定のコピーペア情報を取得する場合に指定します。このパラメーターを指定する場合,パラメーターmodelおよびserialnumも必ず指定します。modelおよびserialnumを指定し,objectidを指定しない場合,指定されたストレージシステムのコピーペアに関する情報を取得します。replicationsubinfo 任意 コピーペアに関する論理ユニットの情報
指定できる値は,LogicalUnitだけです。startElementNumFilter 任意 取得するコピーペア情報の最初の並び番号
一部のコピーペアに関する情報を特定のストレージシステムから取得する場合に指定します。
コピーペア情報を次の順序で並べ,0から始まる並び番号を付けたとき,取得するレプリケーション情報の並びの中で最初の番号を指定します。
コピーペア情報の並び替え順序:このパラメーターを指定する場合,パラメーターnumOfElementsFilter,model,およびserialnumも必ず指定します。
- P-VOLのシリアル番号の昇順
- P-VOLのデバイス番号の昇順
- S-VOLのシリアル番号の昇順
- S-VOLのデバイス番号の昇順
numOfElementsFilter 任意 取得するコピーペア情報の個数
一部のコピーペアに関する情報を特定のストレージシステムから取得する場合に指定します。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターstartElementNumFilter,model,およびserialnumも必ず指定します。
指定値の推奨の最大値は16384です。snapshotgrpidfilter 任意 取得するスナップショットグループのID
スナップショットグループに属するThin Imageのコピーペア情報を取得する場合に指定します。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターserialnumおよびmodelも必ず指定します。パラメーターsnapshotgrpnamefilterと同時には指定しないでください。snapshotgrpnamefilter 任意 取得するスナップショットグループの名前
スナップショットグループに属するThin Imageのコピーペア情報を取得する場合に指定します。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターserialnumおよびmodelも必ず指定します。パラメーターsnapshotgrpidfilterと同時には指定しないでください。パラメーターsnapshotgrpidfilterを指定している場合,このパラメーターは無視されます。
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- objectid
- GetStorageArray (subtarget=ReplicationInfo)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはReplicationInfoを指定してください。コピーペアに関する情報を指定したストレージシステムから取得できます。実行結果では,objectID値がAn instance of ReplicationInfoの下に表示されます。このobjectIDをパラメーターobjectidの値として指定してください。
- snapshotgrpidfilterおよびsnapshotgrpnamefilter
- GetStorageArray (subtarget=SnapshotGroup)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはSnapshotGroupを指定してください。スナップショットグループに関する情報を指定したストレージシステムから取得できます。実行結果では,groupID値とgroupName値がAn instance of SnapshotGroupの下に表示されます。このgroupIDをパラメーターsnapshotgrpidfilterの値として指定してください。同様にgroupNameをパラメーターsnapshotgrpnamefilterの値として指定してください。
HiCommandCLI GetStorageArray -o "D:\logs\GetStorageArray_ReplicationInfo.log" subtarget=ReplicationInfo model=R601 serialnum=25011 replicationsubinfo=LogicalUnitRESPONSE: An instance of StorageArray . . (Attributes of StorageArray are omitted here) . List of 39 ReplicationInfo elements: An instance of ReplicationInfo objectID=REPINFO.10007.1549.25011.1028 pvolSerialNumber=10007 pvolArrayType=Unknown pvolDevNum=1,549 displayPvolDevNum=1,549 pvolPoolID=7 svolSerialNumber=25011 svolArrayType=R601 svolDevNum=1,028 displaySvolDevNum=00:04:04 svolObjectID=LU.R601.25011.1028 svolPoolID=7 replicationFunction=UniversalReplicator status=1 muNumber=1 copyTrackSize=-1 splitTime=-1 remotePathGroupID=-1 pvolMngAreaPoolID=-1 svolMngAreaPoolID=-1 snapshotGroupID=-1 List of 1 Lu elements: An instance of LogicalUnit objectID=LU.R601.25011.1028 devNum=1,028 displayName=00:04:04 emulation=OPEN-V devCount=1 devType= capacityInKB=1,024,320 numberOfLBAs=2,048,640 path=true commandDevice=false commandDeviceEx=0 commandDeviceSecurity=false commandDeviceAuth=false chassis=1 arrayGroup=32 arrayGroupName=1-3-1 raidType=RAID5(3D+1P) currentPortController=-1 defaultPortController=-1 isComposite=0 trueCopyVolumeType=Simplex shadowImageVolumeType=Simplex quickShadowVolumeType=Simplex universalReplicatorVolumeType=S-VOL sysVolFlag=0 externalVolume=0 differentialManagement=false quickShadowPoolID=-1 universalReplicatorPoolID=7 dpType=-1 consumedCapacityInKB=1,024,320 dpPoolID=-1 threshold=-1 tcaPoolID=-1 dpPoolVolControlFlag=-1 managementAreaPoolID=-1 . . (repeated for other ReplicationInfo instances) .
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