Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド
Device Manager CLIでは,仮想情報を持つリソース(ホストストレージドメイン,ポート,およびボリューム)に対する操作をサポートしています。
Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-03-30-XX/XX以降)およびHUS VM(マイクロコードのバージョンが73-01-3X-XX/XX以降)の場合,仮想情報を持つリソースに対する操作ができます。Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-05-04-XX/XX以降)およびHUS VM(マイクロコードのバージョンが73-02-01-XX/XX以降)の場合,仮想情報の登録,変更,および削除ができます。
参考
- Virtual Storage PlatformまたはHUS VMの場合,仮想IDを使ってデータ移行したときには,移行元の情報が仮想情報として移行先のリソースに登録されます。移行先のリソースに情報が登録された移行元のリソースを仮想リソース(仮想ストレージシステム,仮想LDEVなど)と呼びます。
- 仮想情報を持つリソースは,仮想IDを用いたデータ移行用のリソースグループに所属します。このリソースグループは,ストレージシステムの管理ツールで管理されます。
サポートする機能とコマンドを次の表に示します。
表3-13 仮想IDを用いたデータ移行後のリソースに関連するコマンド
サポートする機能 コマンド名 ラベルの設定・変更 AddLabel
ModifyLabelLUのフォーマット FormatLU ポート属性の変更※1 ModifyPort DPボリュームに関する設定の変更 ModifyVirtualVolume DPボリュームのゼロページ破棄 RunZeroPageReclaim ホストからボリュームへのパスの定義・削除※2,※3 AddLun
DeleteLunホストストレージドメインへのWWNの割り当て・解除※3 AddWWNForHostStorageDomain
DeleteWWNForHostStorageDomain仮想情報の取得 GetStorageArray (subtarget=HostStorageDomain)
GetStorageArray (subtarget=LDEV)
GetStorageArray (subtarget=Port)
GetStorageArray (subtarget=VResourcePartitionUnit)仮想情報の登録・変更・削除 AddVLDEVToVRPU
DeleteVLDEVFromVRPU
- 注※1
- LUNセキュリティの設定は変更できません。
- 注※2
- LUSEボリュームに関する操作はできません。
- 注※3
- 指定するポートのLUNセキュリティが有効になっている必要があります。
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