ボリュームの割り当てや作成など,ストレージシステムに対する操作はタスクとして管理します。タスクの進捗状況や実行結果は一覧で表示されます。
ユーザーは,タスクを即時に実行するだけでなく,日時を指定して実行することもできます。そのため,管理対象のストレージシステムの環境や運用ポリシーに合わせて,適切なタイミングで操作を実行できます。タスクの一覧にはほかのユーザーのタスクも表示されます。
タスクが登録されると,ボリューム,パリティグループなどの操作対象のリソースは,ほかの操作が同時に実行されないように,予約されます。リソースの予約は,タスクが終了(完了,失敗,中止)した時点で解除されます。タスクが終了するまで,Hitachi Command Suite(HCS)やほかのプログラムを使って,タスクに含まれるボリュームを操作しないでください。
タスクの一覧では,タスクの状態に応じて次のような操作ができます。
マイグレーションタスク登録時にメールアドレスを設定しておくと,タスクが終了したときにメールで通知されるので,タスクの進捗状況を監視する必要がなくなります。タスクの実行結果をすぐに確認したいとき,ストレージシステムの設定変更をサーバ管理者やアプリケーション管理者に連絡するとき,完了までに時間が掛かるタスクを実行するときなどに設定します。
タスクは,登録数が10 万件を超えると古いタスクから自動的に削除されます。