ミッドレンジストレージ(Hitachi Tape Modular Storageは除く)の場合に,ヘルスチェックレポートで表示される性能を分析するための各項目について,評価の目安になる値を説明します。
ヘルスチェックレポートに表示される情報よりも詳しい情報を参照したい場合は,Performance Reporterを起動すると,分単位での分析や長期間のトレンド分析などを実施できます。
ヘルスチェックレポートでは,設定したしきい値を超える項目がある場合,[注意]または[警告]のステータスになります。ステータスが[注意]または[警告]となる値の目安を次に示します。
表5-8 ミッドレンジストレージのリソースの性能指標(ヘルスチェックレポート)
種類 | メトリック | [注意]または[警告]となる値 | 説明 |
---|---|---|---|
キャッシュ | コントローラ1書き込み待ち率,コントローラ0書き込み待ち率 | [注意]:25%より大きい [警告]:50%より大きい | パーティションごとの最大書き込み待ちレベルは70%です。ほかのコントローラーへの負荷分散やキャッシュの追加などで対処できる場合があります。 |
プロセッサー | 利用率 | [注意]:80%以上 [警告]:90%以上 | - |
関連項目