2.2.11 Host Data Collectorで登録したホストの情報を更新する

Host Data Collectorで登録したホストの情報を更新します。Compute Systems Managerと連携している場合は,Device ManagerとCompute Systems Managerの間で,更新したホストの情報が同期されます。

Host Data Collectorで登録したホストの情報は,ホストの更新機能で最新の状態にします。ただし,登録済みのIPアドレスやユーザーアカウントの認証情報に変更がある場合は,それらの設定をホスト編集ダイアログで変更してからホストを更新する必要があります。各項目の変更方法は次の表で確認してください。

表2-2 Host Data Collectorで登録したホストの情報を更新する方法

項目ホスト編集ホスト更新
ホスト名 ×  ○ 
OSタイプ ×  × 
ホストのIPアドレス ○※1 × 
ユーザーIDおよびパスワード ○  × 
Host Data CollectorのIPアドレス ○※2 × 
プロトコル ○  × 
ポートタイプ ○※3※4 ○※4
WWNまたはiSCSIネーム ○※3※4※5 ○※4
WWNニックネーム ×  ×※6
(凡例)
○:できる
×:できない

注※1 仮想化サーバの場合は,IPv4またはIPv6を指定できます。

注※2 IPv4またはIPv6を指定できます。

注※3 仮想化サーバの場合は,指定できません。

注※4 追加されたWWNまたはiSCSIネームおよびそのポートタイプはホストの更新時に反映されますが,削除した場合は反映されません。ホストの編集機能でWWNまたはiSCSIネームを削除する必要があります。

注※5 FCoEポートに対してボリュームを割り当てたい場合は,手動でWWNを追加する必要があります。

注※6 Storage Navigatorなどのストレージシステムの管理ツールで設定したWWNニックネームをHitachi Command Suite(HCS)に反映する場合は,ストレージシステムの情報を更新してください。ストレージシステムのホストグループに設定されているWWNニックネームが複数ある場合,ホストのポートのWWNニックネームは自動で1つ選択されて表示されます。

Host Data Collectorで登録したホストの情報を更新するには

  1. 管理]タブで[管理リソース]を選択します。
  2. ホスト]タブで対象のホストを行選択し,更新したい項目に応じて[ホスト更新]ボタンまたは[ホスト編集]ボタンをクリックします。
  3. 処理を実行します。
    データ収集タスク]タブの一覧にタスクが登録されます。ホスト編集ダイアログで設定を変更した場合は,設定を変更したあとに[ホスト更新]も実施してください。
  4. タスクの[状態]欄で,実行結果を確認します。

ホスト]タブの一覧で,更新したホストの情報を確認できるようになります。