Host Data Collectorで登録したホストの情報を更新します。Compute Systems Managerと連携している場合は,Device ManagerとCompute Systems Managerの間で,更新したホストの情報が同期されます。
Host Data Collectorで登録したホストの情報は,ホストの更新機能で最新の状態にします。ただし,登録済みのIPアドレスやユーザーアカウントの認証情報に変更がある場合は,それらの設定をホスト編集ダイアログで変更してからホストを更新する必要があります。各項目の変更方法は次の表で確認してください。
表2-2 Host Data Collectorで登録したホストの情報を更新する方法
項目 | ホスト編集 | ホスト更新 |
---|---|---|
ホスト名 | × | ○ |
OSタイプ | × | × |
ホストのIPアドレス | ○※1 | × |
ユーザーIDおよびパスワード | ○ | × |
Host Data CollectorのIPアドレス | ○※2 | × |
プロトコル | ○ | × |
ポートタイプ | ○※3※4 | ○※4 |
WWNまたはiSCSIネーム | ○※3※4※5 | ○※4 |
WWNニックネーム | × | ×※6 |
注※1 仮想化サーバの場合は,IPv4またはIPv6を指定できます。
注※2 IPv4またはIPv6を指定できます。
注※3 仮想化サーバの場合は,指定できません。
注※4 追加されたWWNまたはiSCSIネームおよびそのポートタイプはホストの更新時に反映されますが,削除した場合は反映されません。ホストの編集機能でWWNまたはiSCSIネームを削除する必要があります。
注※5 FCoEポートに対してボリュームを割り当てたい場合は,手動でWWNを追加する必要があります。
注※6 Storage Navigatorなどのストレージシステムの管理ツールで設定したWWNニックネームをHitachi Command Suite(HCS)に反映する場合は,ストレージシステムの情報を更新してください。ストレージシステムのホストグループに設定されているWWNニックネームが複数ある場合,ホストのポートのWWNニックネームは自動で1つ選択されて表示されます。
Host Data Collectorで登録したホストの情報を更新するには
[ホスト]タブの一覧で,更新したホストの情報を確認できるようになります。