PowerONコマンドを使用して,特定のホストまたはホストのグループの電源をONにします。
権限
Admin,Modify
構文
csm {PowerON | poweron} ipaddress=ip_address[,ip_address...][elapseTime=elapse-time] [notification={send | not_send | send_only_failed}] [schedule=Now | Later] [date=”YYYY/MM/DD HH:MM:SS”]
オプション
PowerONコマンドを使用して,次のオプションを指定できます。
オプション | 説明 |
---|---|
ipaddress | 電源をONにするホストのIPアドレスです。複数のホストの電源をONにする場合,一連のIPアドレスをカンマ区切りで指定します。 少なくとも1つのIPアドレスを指定する必要があります。 |
elapseTime | 1つのホストに対し,電源がONになるまでのタイムアウト時間です。0から9999(単位:分)の値を指定できます。0を指定すると,elapseTimeにはHCSMのGUIで指定された値が設定されます。 |
notification | Eメール通知を設定します。値にはsend,not_send,またはsend_only_failedを指定できます。デフォルトの値はnot_sendです。 |
schedule | ホストの電源を入れる時間を示します。値にはNowまたはLaterを指定できます。Laterを指定した場合,オプションdateもあわせて指定してください。デフォルトの値はNowです。 |
date | ホストの電源を入れる日付と時刻をYYYY/MM/DD HH:MM:SSの形式で示します。この値は,「"」で囲む必要があります。schedule=Laterを指定する場合,このオプションは必須になります。 |
例
次のコマンドを実行すると,2011年9月21日の12:05:05に,IPアドレスが「172.168.34.21」のホストの電源が入ります。
client1> csm PowerON ipaddress=172.168.34.21 schedule=Later date="2011/09/21 12:05:05"
戻り値
値 | 意味 |
---|---|
0 | 成功 |
1 | エラー |
関連コマンド