ログアウト処理を追加したJSPファイルを作成すると,ナビゲーション プラットフォームの画面以外の画面からのボタン操作で,ナビゲーション プラットフォームからログアウトできるようになります。必要に応じてログアウト処理を追加したJSPファイルを作成してください。
- 注意
- 新規画面にログアウト処理を追加する場合は,次のようにしてください。
- 新規画面に[ログアウト]ボタンを表示する。
- 新規画面から別画面として起動するナビゲーション プラットフォームの画面には[閉じる]ボタン(ログアウト処理を実行しない)を表示する。
- ナビゲーション プラットフォームの画面からログアウト処理を実行すると,起動元の新規画面のセッションが無効となり,操作ができなくなります。
ナビゲーション プラットフォームの画面以外の画面から,ナビゲーション プラットフォームをログアウトする処理を追加する手順を次に示します。
- ナビゲーション プラットフォームが提供しているAPIを使用して,ログアウト用JSPファイルを作成します。
作成するファイルの記述形式を次に示します。
<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=UTF-8" pageEncoding="windows-31j"
%><%@ page import="jp.co.hitachi.soft.ucnp.base.common.LogoutActionUtil"
%><%
// ログアウトします。
LogoutActionUtil.logout(request,response);
%>
<html>
この部分に,HTMLタグおよびJavaScript関数を使用してログアウト後の処理を指定します。
</html> |
ナビゲーション プラットフォームが提供しているログアウト用のAPIの詳細は,「6.6 LogoutActionUtil(ログアウト処理クラス)」を参照してください。
- [ログアウト]ボタンをクリックしたら,作成したログアウト用JSPファイルに遷移するよう,新規画面のJSPファイルをカスタマイズします。
外部システムの画面から,JavaScript関数を使用してログアウト用JSPファイルに遷移するカスタマイズ例を次に示します。
<%@ page contentType="text/html; charset=UTF-8" pageEncoding="Windows-31J" %>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
<script type="text/javascript">
<!--
function toLogoutJSP() {
var url = "http://ホスト名:ポート番号/ucnpBase/ucnp/custom/ログアウト用JSPファイル名";
location.href = url;
}
//--></script>
</head>
<body>
<form>
<input type="button" value="ログアウト" onclick="toLogoutJSP()">
</form>
</body>
</html> |
可変値について説明します。
- ホスト名
J2EEサーバマシンのホスト名またはIPアドレスです。
- ポート番号
Webサーバのポート番号です。
- ログアウト用JSPファイル名
手順1.で作成したJSPファイルです。
なお,同一論理サーバ内で遷移する場合は,「http://ホスト名:ポート番号」の部分の指定は不要です。
- 作成・編集したJSPファイルを格納します。
JSPファイル格納先の詳細は,「4.1.2 JSPファイルの格納先とパス」を参照してください。
すべての手順が完了したら,次の個所で説明されている手順を実施してください。
- <この項の構成>
- (1) ログアウト後にナビゲーション プラットフォームのログイン画面を表示するソース例
- (2) ログアウト後に画面を閉じるソース例