2.4.1 ライブラリの配置場所

プラグインまたはカスタム画面で利用するライブラリを格納するディレクトリを説明します。ライブラリを格納するディレクトリは,そのライブラリをJ2EEサーバ全体で使用するかどうかによって異なります。

ナビゲーション プラットフォームだけでライブラリを使用する場合
アプリケーションクラスローダのレイヤにライブラリを配置します。次のディレクトリにライブラリを格納してください。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥usrlib¥app
補足事項
すでに「ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥pluginSDK¥plugin¥プラグインID¥WEB-INF¥lib」にライブラリを配置してプラグインを開発している場合は,引き続きこのディレクトリのライブラリを使用することもできます。
J2EEサーバ全体でライブラリを使用する場合
J2EEサーバの共通ライブラリであるコンテナ拡張ライブラリとして,システムクラスローダのレイヤの任意の場所にライブラリを配置します。コンテナ拡張ライブラリの詳細は,マニュアル「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」を参照してください。
なお,プラグインを開発する場合は,次のディレクトリにもライブラリを格納してください。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥usrlib¥sys
注意事項
システムクラスローダには,ナビゲーション プラットフォームが提供するAPIを参照するライブラリは指定できません。指定した場合,実行時にエラーが発生します。