4.7.5 [属性の設定]画面(ガイド領域のテキストエリアパーツ)の項目

図4-7 [属性の設定]画面(テキストエリアパーツから表示させた場合)

[図データ]

[属性の設定]画面の各項目について説明します。

<この項の構成>
(1) [初期値]テキストボックス
(2) [ガイドパーツID]テキストボックス
(3) [読み取り専用]チェックボックス
(4) [入力規則]テキストボックス
(5) [エラーメッセージ]テキストボックス

(1) [初期値]テキストボックス

テキストエリアに初期表示する文字列を指定します。次の場合はエラーになります。

(2) [ガイドパーツID]テキストボックス

ガイドパーツを一意に識別するためのガイドパーツIDを半角20文字以内で入力します。[ガイドパーツID]テキストボックスは,自動設定されたガイドパーツIDを変更する場合に入力します。

使用できる文字は,半角英数字,半角ハイフン(-)および半角アンダースコア(_)です。空文字も設定できます。空文字以外を指定する場合は,同じガイド領域内で,それぞれ一意となる値を指定してください。

(3) [読み取り専用]チェックボックス

チェックすると,テキストエリアに文字を入力できないようにします。デフォルトではチェックされていません。

(4) [入力規則]テキストボックス

テキストエリアに入力する文字列の規則を1,024文字以内の正規表現で指定できます。指定すると,業務実行画面で次の工程に遷移するときに,入力されている文字列をチェックします。規則に反する文字列が入力されると,[エラーメッセージ]テキストボックスで指定したメッセージが出力されます。また,環境によってはエラーとなった個所が強調表示されます。

正規表現については,[正規表現の設定例]をクリックして表示される画面を参照してください。この画面にない入力規則を指定する場合は,JavaScriptのRegExpコンストラクタの第1引数に指定する文字列と同じ形式で指定してください。空文字を指定した場合は,入力規則はないものと見なされます。

次のことはできません。

[入力規則]テキストボックスが使えない例
次の場合はプラグインを利用する必要があります。プラグインの詳細は,マニュアル「Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド」を参照してください。
  • 正規表現で定義できない入力規則を利用したい場合
  • ほかのガイドパーツの入力値やユーザIDなどを参照する必要がある入力規則の場合
  • 利用者が入力した値を表示するなど,エラーメッセージを動的に変化させたい場合
  • 入力値エラー発生時,11個以上のガイドパーツを同時に強調表示させたい場合

(5) [エラーメッセージ]テキストボックス

[入力規則]テキストボックスで指定した入力規則に反する文字列が入力された場合に表示するエラーメッセージを,全角200文字以内で指定します。制御文字(ASCIIコードの0x00~0x1Fと0x7F)を含む文字列は入力できません。

なお,[入力規則]テキストボックスで入力規則を指定した場合は,このテキストボックスの指定は必須です。