6.1 業務コンテンツを公開する方法について

業務コンテンツの公開は,コンテンツ管理者の権限を持つユーザが行います。完成した業務コンテンツを公開して,利用者が操作できるようにするには,次の作業を実施する必要があります。

業務コンテンツのグループ名を公開用に変更しても,アクセス権のない利用者は業務コンテンツを参照できません。また,公開用のアクセス権グループまたはJP1資源グループが設定されていたとしても,公開しないためのグループ名(編集中グループ)が設定されていると,利用者は業務コンテンツを参照できません。業務コンテンツを確実に公開するためには,グループ名とアクセス権グループまたはJP1資源グループの両方を確認してください。

ポイント
  • コンテンツ管理者が業務コンテンツに設定できるのは,コンテンツ管理者として定義されているアクセス権グループまたはJP1資源グループだけです。また,アクセス権グループの定義内容そのものを変更する必要がある場合は,システム管理者に依頼してください。JP1資源グループの定義内容の変更については,JP1/Baseのシステム管理者に依頼してください。
  • 編集環境が実行環境を兼ねる環境では,コンテンツ管理者がグループ名,アクセス権グループまたはJP1資源グループの変更を完了した時点で,利用者はその業務コンテンツを操作できるようになります。
    編集環境と実行環境が分かれている場合は,コンテンツ管理者が編集環境で業務コンテンツを公開したあと,システム管理者が編集環境の業務コンテンツのデータをエクスポートして,実行環境へインポートする必要があります。実行環境へのインポートが完了した時点で,利用者は公開された業務コンテンツを操作できるようになります。
<この節の構成>
6.1.1 業務コンテンツのグループを変更する
6.1.2 業務コンテンツのグループを変更する場合のポイント
6.1.3 業務コンテンツに設定されているアクセス権グループまたはJP1資源グループを確認する
6.1.4 [アクセス権グループの確認]画面の項目