業務コンテンツのグループを変更する場合のポイントを次に示します。
- 編集が完了し,利用者に公開する業務コンテンツのグループ名は,業務コンテンツの内容,または業務コンテンツを利用するタイミングなど,利用者の視点に基づいたものにします。
グループ名の先頭に半角の感嘆符(!)を付けていた場合は,実行環境にインポートする前に半角の感嘆符(!)を必ず削除してください。グループ名の先頭に半角の感嘆符(!)を付けたままだと,その業務コンテンツは実行環境で参照できません。
- グループ表示が有効な状態でグループ名を設定しなかったり,グループ名に空白を入力したりした業務コンテンツは,名称のないグループにまとめられます。名称のないグループだけ,または名称のないグループと編集中のグループだけの場合,業務編集画面ではグループ名を表示するためのエリアが空の状態で表示されますが,業務実行画面では何も表示されません。
- 編集中の業務コンテンツを利用者に参照させたくない場合は,編集中の業務コンテンツを,編集中グループに登録します。
編集中グループとは,編集中の業務コンテンツを業務実行画面に表示させないためのグループのことです。編集環境と実行環境が同じ場合,編集中の業務コンテンツは,一時的に編集中グループに所属させておくと,利用者が未完成の業務コンテンツを操作できなくなるため便利です。編集中グループにするには,グループ名の先頭に半角の感嘆符(!)を入力します。
- 業務コンテンツの数が少なく,グルーピングする必要がない場合は,編集中グループの業務コンテンツ以外のすべての業務コンテンツでグループ名を空のままにしておくことで,次の図のように,業務実行画面からグループ名の表示欄が消え,業務コンテンツ名だけが表示されるようになります。
![[図データ]](figure/zuico24k.gif)
ただし,業務コンテンツのどれか一つにでもグループ名を設定した場合,グループ名を設定していない業務コンテンツにもグループ名の表示欄が表示されます。このとき,グループ名を設定していない業務コンテンツのグループ名の表示欄は,次の図のように空白となります。
![[図データ]](figure/zuico25k.gif)