7.1 設定が必要なプロパティファイル

システム構築時に設定が必要なプロパティファイルを次の表に示します。

表7-1 プロパティファイルの種類

種類ファイル名用途参照先
ユーザセットアッププロパティファイルucnp_setup_user.propertiesnpsetupコマンド(セットアップ)の実行時に適用されるセットアップ情報を指定します。
  • ディレクトリサーバに関する情報
  • ポート番号 など
7.3
ユーザプロパティファイルucnp_user.propertiesナビゲーション プラットフォームの動作環境を指定します。
  • 画面表示
  • トレース情報 など
7.4
ユーザメッセージプロパティファイルucnp_message_user.properties業務実行画面のガイド領域に表示される次のメッセージをカスタマイズします。
  • 業務完了時に表示されるメッセージ
  • 必須のチェックボックスが未チェックの場合に表示されるメッセージ
7.5
注意事項
  • この表のプロパティファイルに記述されているプロパティのうち,以降で説明しているプロパティ以外は編集しないでください。
  • Windows XP以外のOSに環境を構築する場合,管理者としてプロパティファイルをコピーしてください。管理者としてコピーしないと,プロパティファイルがユーザフォルダにリダイレクトされるため,正しくコピーされません。また,設定値を変更するときには,エディタを[管理者として実行]で起動してから,プロパティファイルを編集してください。
  • 画面などをカスタマイズするにはユーザプロパティファイルおよびユーザメッセージプロパティファイルを編集します。
    プロパティの設定をナビゲーション プラットフォームに反映させるためには,ナビゲーション プラットフォームの再起動が必要です。npstopコマンド(停止)を実行したあと,npstartコマンド(起動)を実行してください。