ナビゲーション プラットフォームを起動すると,エラーメッセージ(KDCZ58409-EおよびKEOS24124-E)が出力されて起動に失敗する場合があります。
- 自動起動のとき
- ナビゲーション プラットフォームの画面にアクセスすると,404エラーが表示される
- トレースファイル(ucnp_setup_trace[N].log)にエラーメッセージ(KDCZ58409-EおよびKEOS24124-E)が出力される
- npstartコマンド(起動)を実行して起動したとき
- コマンドプロンプトにエラーメッセージ(KDCZ58409-EおよびKEOS24124-E)が出力される
- トレースファイル(ucnp_setup_trace[N].log)にエラーメッセージ(KDCZ58409-EおよびKEOS24124-E)が出力される
この場合の要因と対処について説明します。
- 要因
- ucnp.setup.server.cosminexus.hws.http.portプロパティの値をデフォルト値の「80」に設定している場合,ほかのWebサーバなどとポート番号が重複していることがあります。
- 対処
- ほかのWebサーバのポート番号を変更するか,またはナビゲーション プラットフォームのポート番号をデフォルトから変更してください。
- それぞれの対処の詳細を次に示します。
- ほかのWebサーバのポート番号を変更する場合
- 次の手順でナビゲーション プラットフォームと重複しているほかのWebサーバのポート番号を変更できます。
- npunsetupコマンド(アンセットアップ)を実行する。
- 重複しているポート番号を使用しているプロセスを,netstatコマンドなどで特定する。
- 特定したプロセスを終了させて,ほかのWebサーバのポート番号を変更する。
- npsetupコマンド(セットアップ)を再度実行する。
- ナビゲーション プラットフォームのポート番号を変更する場合
- 次の手順でナビゲーション プラットフォームのポート番号を変更できます。
- npunsetupコマンド(アンセットアップ)を実行する。
- ユーザセットアッププロパティファイル(ucnp_setup_user.properties)のucnp.setup.server.cosminexus.hws.http.portプロパティを変更する。
- npsetupコマンド(セットアップ)を再度実行する。
- なお,ポート番号を変更するとURLが変更になります。URLについての詳細は「2.1.3 ナビゲーション プラットフォームの画面にアクセスするためのURL」を参照してください。