ユーザメッセージプロパティファイルの記述例を次に示します。
KDCZ10060-I = 完了しました。
下線で示す部分を変更すると,メッセージを変更できます。
なお,記述できるメッセージIDは「KDCZ00146-W」,「KDCZ10060-I」,または「KDCZ00307-E」で固定です。これ以外のメッセージIDは記述しないでください。
マルチバイト文字を含むメッセージを表示させる場合は,Javaツールのnative2asciiを実行して文字コードを変換する必要があります。KDCZ00307-Eの場合は,セットアップ時に自動で作成されるユーザメッセージプロパティファイルには,「未チェックの項目を確認してください。」という日本語のメッセージが表示されるよう,文字コード変換をした文字列がデフォルトで記述されています。
KDCZ00146-Wは,Webブラウザの[×]ボタンで画面を閉じようとしたとき,または<F5>キーや<BackSpace>キーでほかのページに遷移しようとしたときに出力されるメッセージです。画面のヘッダ領域に表示されるボタンの種類,およびプラグインの使用有無に応じた,KDCZ00146-Wのメッセージ例を次に示します。この例では,業務実行画面を操作する利用者が,Webブラウザの[×]ボタンで画面を閉じようとしたときを想定しています。
表7-6 KDCZ00146-Wのメッセージ例
項番 | ボタンの種類※1 | プラグインの有無 | メッセージ例 |
---|---|---|---|
1 | [ログアウト]ボタン | なし | ウィンドウを閉じる場合は, [ログアウト] でログアウトしてから終了してください。※2 |
2 | あり | 入力中の項目は保存されません。¥¥nウィンドウを閉じる場合は, [ログアウト] でログアウトしてから終了してください。 | |
3 | [閉じる]ボタン | なし | ウィンドウを閉じる場合は, [閉じる] で終了してください。 |
4 | あり | 入力中の項目は保存されません。¥¥nウィンドウを閉じる場合は, [閉じる] で終了してください。 | |
5 | ボタンなし (業務フローが完了したときだけ閉じる場合) | なし | - |
6 | あり | 入力中の項目は保存されません。¥¥n業務フローを完了させてください。 |
この表の項番3で示したメッセージ例の場合,次のようなダイアログが表示されます。