09-50より前のバージョンのアクセス権の種別(権限)と,09-50以降のバージョンのアクセス権の種別(役割)は,次のように対応しています。
表6-2 旧バージョンのアクセス権の種別との対応
項番 | 旧バージョンの種別(権限) | 09-50以降のバージョンの種別(役割) |
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1 | すべて | 管理者 |
2 | 更新 | 編集者 |
3 | 参照 | 利用者 |
旧バージョンで次のようなアクセス権を設定して運用していた場合の対処を示します。
- 標準アクセス権限だけを設定していた場合の対処
- 旧バージョンでは「更新」権限で業務コンテンツの名称変更とグループ変更が可能でしたが,09-50以降のバージョンの「編集者」は,これらの操作を実行できません。「更新」権限を割り当てていたユーザが,引き続き業務コンテンツの名称変更とグループ変更をできるようにするためには,アクセス権グループの定義内容を見直して,役割を「管理者」に変更してください。
- 標準アクセス権限以外のアクセス権グループを設定していた場合の対処
- 旧バージョンでは「すべて」権限では業務コンテンツの追加(作成)と複製はできませんでしたが,09-50以降のバージョンの「管理者」は,これらの操作を実行できます。引き続き業務コンテンツの追加と複製をできないようにするためには,アクセス権グループの定義内容を見直して,役割を「編集者」に変更してください。
- また,旧バージョンでは「更新」権限で業務コンテンツの名称変更とグループ変更が可能でしたが,09-50以降のバージョンの「編集者」は,これらの操作を実行できません。「更新」権限を割り当てていたユーザが,引き続き業務コンテンツの名称変更とグループ変更をできるようにするためには,アクセス権グループの定義内容を見直して,役割を「管理者」に変更してください。