8.8 npsetupコマンドセットアップ

機能

構成ソフトウェアが未セットアップ状態のときに,ナビゲーション プラットフォームを順次セットアップします。再セットアップの場合は,このコマンドを実行する前に,一度ナビゲーション プラットフォームを停止して,npunsetupコマンドでアンセットアップをしてください。

このコマンドを実行するユーザは,ナビゲーション プラットフォームをインストールしたユーザである必要があります。

このコマンドを実行する前に,次のことを実行してください。

なお,このコマンドを実行すると,ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥spool¥earにucnp.earが生成されます。プラグインを追加していない状態のEARファイルが必要になった場合に,このEARファイルを利用できます。プラグインを追加していない状態に戻す方法については,「6.7.3 適用する前の状態への復元」を参照してください。

ソフトウェアのセットアップ順序と内容を次の表に示します。

表8-7 npsetupコマンドのセットアップ順序と内容

順序ソフトウェア名内容
1CosminexusCosminexus Management Serverの構築
2Cosminexus Management Serverの起動
3HiRDBデータベースの構築
4データベースの開始
5DocumentBroker文書管理サーバの設定
6文書管理サーバ用データベースの構築
7TPBroker環境の構築
8TPBrokerの起動
9文書管理サーバの起動
10uCosminexus Portal Frameworkポータルプロジェクトの作成
11ポータルの構築
12Portal Managerのセットアップ
13ナビゲーション プラットフォームナビゲーション プラットフォームのJ2EEアプリケーションの作成
14ナビゲーション プラットフォームのJ2EEアプリケーションの設定
15Webシステムの構築
16Webシステムの起動
17Cosminexus統合ユーザ管理アプリケーションのインポート
18統合ユーザ管理アプリケーションの起動
19ナビゲーション プラットフォーム静的ファイル格納ディレクトリの作成
20ナビゲーション プラットフォームのJ2EEアプリケーションのインポート
21ナビゲーション プラットフォームのJ2EEアプリケーションの起動

形式

npsetup

オプション

なし。

注意事項

戻り値

戻り値説明
0ナビゲーション プラットフォームのセットアップに成功した。
1ナビゲーション プラットフォームのセットアップに失敗した。
2コマンドの排他エラーが発生した。
9実行権限のエラーが発生した。
コマンド制御外のタイミングで終了した場合(<Ctrl>キーと<C>キーを同時に押して強制終了した場合など)の戻り値は不定となります。

使用例

ナビゲーション プラットフォームをセットアップします。

> ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥bin¥npsetup