検索機能を使用する場合,追加セットアップが必要です。ここでは,検索機能を使用するための追加セットアップについて説明します。追加セットアップの流れは次のとおりです。
- ナビゲーション プラットフォームの停止
- 組み込みデータベースの追加設定
- ナビゲーション プラットフォームのプロパティの追加設定
- 環境変数の追加設定
- ナビゲーション プラットフォームの起動
- データベース接続の追加設定
- J2EEアプリケーションへの検索画面取り込み
- 検索用データの初期登録
追加セットアップの前に
追加セットアップの前に,ナビゲーション プラットフォームのセットアップが完了していることを確認してください。また,次の作業を実施してください。
- データベース容量の見積もり(詳細は3.4.4を参照)
- ディスク空き容量の確認
追加セットアップをするには,「3.4.1 データベースサーバの容量の見積もり」で見積もったデータベース容量(運用開始後に拡張している場合は,拡張した容量も加えてください)の2倍のディスク空き容量が必要です。
- 追加セットアップに必要な情報の確認
- データベースサーバのホスト名
「localhost」です。
- データベースサーバのポート番号
ユーザセットアッププロパティファイル(ucnp_setup_user.properties)のucnp.setup.server.db.portプロパティの値です。
- RDエリアの格納先
ユーザセットアッププロパティファイル(ucnp_setup_user.properties)のucnp.setup.server.db.rdarea.dirプロパティの値です。
- 組み込みデータベースの認可識別子およびパスワード
ユーザセットアッププロパティファイル(ucnp_setup_user.properties)のucnp.setup.server.db.user.idプロパティおよびucnp.setup.server.db.user.passwordプロパティの値です。
- 作業ディレクトリの作成
作業ディレクトリは,データベースの設定に必要なファイルなどを格納するために必要です。作成場所は任意です。
追加セットアップが完了したら
開発環境で開発したカスタム画面(検索機能あり)を,編集環境または実行環境に適用してください。適用方法については,「6.7 開発環境で作成したファイルの適用」を参照してください。
- 参考
- 以降の説明に出てくる「ナビゲーション プラットフォームのJ2EEサーバ名」とは,ユーザセットアッププロパティファイル(ucnp_setup_user.properties)のucnp.setup.server.cosminexus.ejbserver.nameプロパティの値です。
- なお,デフォルトの値から変更していない場合は,「ナビゲーション プラットフォームのJ2EEサーバ名」は「MyJ2EE」です。
- <この節の構成>
- 4.8.1 セットアップの準備(検索機能をセットアップする場合)
- 4.8.2 ナビゲーション プラットフォームの停止
- 4.8.3 組み込みデータベースの追加設定
- 4.8.4 ナビゲーション プラットフォームのプロパティの追加設定
- 4.8.5 システム環境変数の追加設定
- 4.8.6 クライアント環境定義の追加設定
- 4.8.7 ナビゲーション プラットフォームの起動
- 4.8.8 データベース接続の追加設定
- 4.8.9 J2EEアプリケーションへの検索画面取り込み
- 4.8.10 検索用データの初期登録