バージョンアップの完了後に,次のことを実施してください。
- バージョンアップ前の環境で作成した業務コンテンツにHTMLパーツが含まれている場合,バージョンアップ後にHTMLパーツの表示内容が変わることがあります。HTMLパーツを含む業務コンテンツは,バージョンアップ後に表示内容を確認し,必要に応じて設定を変更してください。
HTMLパーツの設定手順については,マニュアル「Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム コンテンツ作成ガイド」を参照してください。
- バージョンアップ前の環境で作成した業務コンテンツにプラグインパーツが含まれている場合,既存のプラグインパーツとバージョンアップ後に追加したプラグインパーツとで,動作が異なる場合があります。
バージョンアップ前のプラグインとの違いについての詳細は,マニュアル「Cosminexus V9 ナビゲーション プラットフォーム 開発ガイド」の旧バージョンで開発したプラグインを使用する場合の注意事項についての説明を参照してください。
- バージョンアップ後はログの出力量が増加するため,必要に応じてログの設定を見直してください。npenvupdateコマンド(環境更新)の実行によって最大面数とファイルサイズの上限値が変更されるログを次に示します。
DocumentBrokerのトレースファイル
DocumentBroker Runtimeのクライアント共用トレースファイル
CosminexusのPRFトレース
CosminexusのJavaVMの保守情報およびガーベージコレクションのログ
CosminexusのJavaVMの明示管理ヒープ機能のイベントログ
CosminexusのHWS用リダイレクタの保守用トレースログ
- バージョンアップ前に作成および退避したプラグインがある場合は,build.xmlファイルおよびucnpsdkversion.propertiesファイルを手動で更新する必要があります。更新手順については「3.6.4 バージョンアップ前に退避したプラグインの更新手順」を参照してください。