6.7.1 開発環境から受け取るファイル

開発環境から受け取るファイルを次に示します。

<この項の構成>
(1) EARファイル
(2) 静的ファイルの格納先
(3) ライブラリのファイル

(1) EARファイル

開発環境にある次のファイルを,編集環境および実行環境の任意のディレクトリにコピーしておいてください。

ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥pluginSDK¥dest¥ucnp.ear

なお,コピー元(開発環境)とコピー先(編集環境または実行環境)のナビゲーション プラットフォームのバージョンは,構成ソフトウェアも含めて同じである必要があります。

(2) 静的ファイルの格納先

開発環境から受け取った静的ファイルを,編集環境または実行環境の次のディレクトリに格納してください。

Webサーバのコンテンツ格納ディレクトリ

Webサーバのコンテンツ格納ディレクトリは,ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)のucnp.base.server.cosminexus.httpsd.documentroot.pathプロパティの指定値で確認してください。デフォルトの指定値は「Cosminexusインストールディレクトリ¥httpsd¥htdocs」です。

(3) ライブラリのファイル

ライブラリのファイルはEARファイルに含まれるため,個別に受け取る必要はありません。

ただし,コンテナ拡張ライブラリを使用する場合は,開発環境から受け取ったライブラリファイルを編集環境および実行環境の任意のディレクトリに格納し,開発環境と同様にJ2EEサーバに設定してください。コンテナ拡張ライブラリの使用方法の詳細は,マニュアル「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」を参照してください。