業務編集画面の操作で静的ファイルを格納する場合,静的ファイルは次のディレクトリに格納されます。
ucnp.base.server.cosminexus.httpsd.documentroot.pathに指定したディレクトリ¥ucnpuserstaticfiles
ここでは,このディレクトリに対する操作と運用について説明します。
サーバのディスク容量が不足することを防止するため,ファイルサーバーリソースマネージャのクォータ機能を利用してください。クォータ機能を利用して,業務編集画面から静的ファイルを格納するためのディレクトリ「ucnpuserstaticfiles」に対して容量制限の設定をしておきます。サーバのディスク容量を考慮し,「ucnpuserstaticfiles」に格納できるデータの容量の制限値を決めてください。制限値に達する前に警告の通知が送られるような設定にしておくと,容量不足の防止に効果的です。
なお,業務コンテンツを削除しても,その業務コンテンツで使用していた静的ファイルは残ります。静的ファイルの格納ディレクトリを定期的に確認して,不要なファイルは削除するようにしてください。
業務編集画面から格納した静的ファイルは,業務編集画面を利用するすべてのユーザが参照・削除できます。アクセス制限などの管理をしたい静的ファイルは,業務編集画面から格納するのではなく,ほかのディレクトリに直接格納してください。