5.7.2 開発環境で設定を変更した場合

開発環境でPortal Managerでの設定を変更した場合に,ポータル用設定ファイルの更新内容をJ2EEアプリケーションに反映する手順について説明します。

<この項の構成>
(1) EARファイルの再作成
(2) J2EEサーバの再起動
(3) J2EEアプリケーションのインポートと開始

(1) EARファイルの再作成

ポータル用設定ファイルの更新内容を反映したEARファイルを再作成します。EARファイルの再作成手順を次に示します。

  1. Eclipseを起動します。
  2. Eclipseで[ウィンドウ]-[ビューの表示]-[その他]-[Ant]-[Ant]を選択して,[Ant]ビューを表示します。
  3. pluginSDKのプロジェクトから,build.xmlを[Ant]ビューにドラッグ&ドロップします。
    [Ant]ビューに[root]が追加されます。
  4. [Ant]ビューの「root」の[+]アイコンをクリックして,ターゲット一覧を表示します。
  5. ターゲット一覧の[clean]をダブルクリックします。
  6. ターゲット一覧の[ear]をダブルクリックします。
    プラグインのビルドが実行されます。
  7. ターゲット一覧の[stopEar]をダブルクリックします。
    J2EEアプリケーションが停止します。
  8. ターゲット一覧の[deleteEar]をダブルクリックします。
    J2EEアプリケーションが削除されます。

(2) J2EEサーバの再起動

J2EEサーバを再起動する手順を次に示します。

  1. Cosminexus Management Serverを起動します。
  2. 次のURLにアクセスして,Cosminexus Management Serverにログインします。
    http://ホスト名:ポート番号/mngsvr/
    ホスト名
    開発環境が構築されているマシンのホスト名またはIPアドレスを指定します。
    ポート番号
    Cosminexus Management Serverが使用するポート番号を指定します。このマニュアルの手順どおりにセットアップした環境では,「28080」です。
    なお,このマニュアルの手順どおりにセットアップした環境では,ログイン時に入力する管理ユーザIDが「admin」,パスワードが「ucnppass」です。
  3. [論理サーバの起動/停止]アンカーをクリックし,論理サーバの起動/停止画面を表示します。
  4. [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバ]-[ナビゲーション プラットフォームのJ2EEサーバ名]をクリックし,[起動/停止]タブを表示します。
  5. [停止]ボタンをクリックします。
  6. J2EEサーバが停止したら,[起動/停止]タブを表示し直します。
  7. [起動]ボタンをクリックします。
    J2EEサーバの再起動が完了します。

(3) J2EEアプリケーションのインポートと開始

再作成したEARファイルをインポートして,J2EEアプリケーションを開始します。

  1. Eclipseで[Ant]ビューのターゲット一覧を表示します。
  2. ターゲット一覧の[deployEar]をダブルクリックします。
    J2EEアプリケーションがインポートされます。
  3. ターゲット一覧の[startEar]をダブルクリックします。
    J2EEアプリケーションが開始されます。