編集環境または実行環境で,プラグインおよびカスタム画面を適用する前の状態に復元する手順を次に示します。
- 注意
- この手順は,プラグインとカスタム画面の両方の適用を取り消す手順です。どちらか一方を削除したい場合は,開発環境でEARファイルを作り直して,「6.7.2 開発環境から受け取ったファイルの適用」の手順を実施してください。
- プラグインまたはカスタム画面を適用したあとにPortal Managerでの設定を変更した場合,npupdateearコマンド(EARファイルの更新)を実行して,「6.7.2(1) EARファイルの更新」でバックアップした,プラグイン適用前のEARファイルに最新のポータル用設定ファイルの内容を反映します。
npupdateear -p ポータルプロジェクトのパス -i 「6.7.2(1) EARファイルの更新」でバックアップしたEARファイルのパス -o 更新後のEARファイルの出力先パス -t 一時ディレクトリのパス |
npupdateearコマンド(EARファイルの更新)の詳細は,「8.13 npupdateearコマンド(EARファイルの更新)」を参照してください。
なお,この手順は,プラグインを適用したあとにPortal Managerでの設定を一度も変更していない場合は不要です。
- 適用済みのJ2EEアプリケーションを削除します。
削除手順については,「6.7.2(2) J2EEアプリケーションの削除」を参照してください。
入出力プラグインを適用していた場合は次の手順へ,カスタム画面だけを適用していた場合は手順5.へ進んでください。
- 適用時に設定したWebサーバのリダイレクト設定を元に戻し,Webサーバを再起動します。
Webサーバリダイレクトの設定については,「6.7.2(3) Webサーバリダイレクトの設定」を参照してください。
- J2EEサーバを再起動します。
再起動手順については,「6.7.2(4) J2EEサーバの再起動」を参照してください。
- J2EEアプリケーションをインポートして開始します。
プラグインまたはカスタム画面を適用したあとにPortal Managerでの設定を変更した場合,手順1.で出力した,更新後のEARファイルをインポートしてください。適用後にPortal Managerでの設定を変更していない場合,「6.7.2(1) EARファイルの更新」でバックアップした,プラグインまたはカスタム画面を適用する前のEARファイルをインポートしてください。
インポートと開始の手順については,「6.7.2(5) J2EEアプリケーションのインポートと開始」を参照してください。
- カスタム画面用に格納したファイルを削除します。
カスタム画面で使用していた静的ファイルとコンテナ拡張ライブラリのファイルを削除してください。各ファイルの格納場所の詳細は,「6.7.1 開発環境から受け取るファイル」を参照してください。
- プラグインまたはカスタム画面を利用するために,J2EEサーバおよびWebサーバの設定を追加,変更した場合は,それらの設定を元に戻します。