この手順で確認することは,作業の目的によって次のとおり異なります。
- 通常の運用の場合
テーブルの再編成を実施したら,データベースの状態を確認してRDエリアの拡張要否を判断します。
- 業務コンテンツの増加などによって,データベースの容量を再見積もりして拡張する場合
拡張時の見積もりに必要な,現在のRDエリアのセグメント数を確認します。
この作業で使用するコマンドは,データベース管理者権限を持つユーザで実行してください。データベースの状態を確認する手順を次に示します。
- 次のコマンドを実行して,データベースの操作に必要な環境変数を設定します。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥bin¥nppdntcmd |
以降の手順でコマンドを実行する場合は,この手順で使用したコマンドプロンプトを使用してください。
- 次のコマンドを実行して,データベースの状態を確認します。
pddbst -r LOB_CONTENTS01 -k phys -f -u 認可識別子 -p パスワード |
可変値
- 認可識別子
- データベース管理者権限を持つユーザ名を指定します。
- ユーザセットアッププロパティファイル(ucnp_setup_user.properties)のucnp.setup.server.db.user.idプロパティに指定したユーザ名です。デフォルト値は「ADMIN」です。
- パスワード
- 認可識別子のパスワードを指定します。
- ユーザセットアッププロパティファイル(ucnp_setup_user.properties)のucnp.setup.server.db.user.passwordプロパティに指定したパスワードです。デフォルト値は「UCNPPASS」です。
戻り値
- 0:正常終了
- 4:警告終了(指定不正,または解析処理スキップ)
- 8:異常終了
コマンド実行例
pddbst -r LOB_CONTENTS01 -k phys -f -u ADMIN -p UCNPPASS |
ここからは,作業の目的によって手順が異なります。通常の運用の場合と,業務コンテンツの増加などによって,データベースの容量を再見積もりして拡張する場合に分けて説明します。
- <この項の構成>
- (1) 通常の運用の場合
- (2) 業務コンテンツの増加などによって,データベースの容量を再見積もりして拡張する場合