8.12 npunsetupコマンドアンセットアップ

機能

すべての業務コンテンツのデータを削除し,ナビゲーション プラットフォームがアンセットアップされます。このコマンドは,セットアップで構築した環境で実行できます。

コマンドの実行前にデータベースのサービスが起動していることを確認してください。データベースのサービスが起動していない場合は,コマンド実行時にエラーになります。

なお,このコマンドを実行するユーザは,ナビゲーション プラットフォームをインストールしたユーザである必要があります。

ソフトウェアのアンセットアップ順序と内容を次の表に示します。

表8-12 npunsetupコマンド(アンセットアップ)のアンセットアップ順序と内容

順序ソフトウェア名内容
1uCosminexus Portal Frameworkポータルプロジェクトの削除
2CosminexusJ2EEサーバの削除
3Webサーバの削除
4Cosminexus Management Serverのアンセットアップ
5DocumentBrokerTPBroker環境の削除
6HiRDBデータベース情報の初期化
7ファイルシステム領域の削除
コマンドを実行する前に,アンセットアップ対象のサーバが停止していることを確認してください。また,検索機能をセットアップ済みの場合は,このコマンドを実行する前に検索機能をアンセットアップしてください。検索機能のアンセットアップの手順は「4.9 検索機能のアンセットアップ」を参照してください。
注※
Cosminexus Management Serverをアンセットアップすると,Webシステム(ナビゲーション プラットフォーム)も削除されます。

形式

npunsetup

オプション

なし。

注意事項

戻り値

戻り値説明
0ナビゲーション プラットフォームのアンセットアップに成功した。
1ナビゲーション プラットフォームのアンセットアップに失敗した。
2コマンドの排他エラーが発生した。
9実行権限のエラーが発生した。
コマンド制御外のタイミングで終了した場合(<Ctrl>キーと<C>キーを同時に押して強制終了した場合など)の戻り値は不定となります。

使用例

> ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥bin¥npunsetup