ここでは,日立総合インストーラを使用して新規にナビゲーション プラットフォームをインストールする手順を説明します。開発環境,編集環境,および実行環境にナビゲーション プラットフォームをインストールします。なお,統合インストーラを使うと,ナビゲーション プラットフォームの構成ソフトウェアも一括してインストールできます。
- 注意
- インストール操作は,Windowsの管理者権限がある状態で実施する必要があります。Windows XP以外のOSの場合は,[管理者として実行]を選択して操作を開始してください。
- 1台のマシンにはuCosminexus Navigation Developer,uCosminexus Navigation Platform - Authoring License,またはuCosminexus Navigation Platformのどれか一つだけをインストールしてください。複数の製品を1台のマシンにインストールすることはできません。
このマニュアルでは,構成ソフトウェアのうち,uCosminexus Navigation Platform - Core ServerおよびuCosminexus Navigation Developer - Core Serverのインストール手順を説明します。ほかの構成ソフトウェアのインストール手順については,各構成ソフトウェアのドキュメントを参照してください。
- CD-ROMを挿入し,HCD_INST.EXEを実行します。
- [続行]ボタンをクリックして,日立総合インストーラから統合インストーラを起動します。
インストール製品一覧画面に,対応する製品の構成ソフトウェアが表示されます。
- インストールしたい構成ソフトウェアを選択します。
構成ソフトウェアを一括してインストールする場合は,[全選択]ボタンをクリックしてください。
構成ソフトウェアは,すべてを必ずインストールしてください。構成ソフトウェアについては,「1.1.3 構成ソフトウェア」を参照してください。
- 設定内容を確認し,[インストール実行]ボタンをクリックしてインストールを開始します。
ナビゲーション プラットフォームに必要なソフトウェアが順番にインストールされます。
- インストール開始画面で[次へ]ボタンをクリックします。
インストール先の選択画面が表示されます。
- インストール先を指定します。
デフォルトのインストール先ディレクトリは次のとおりです。
- 64ビット版OSの場合
- OSのインストールドライブ:¥Program Files(x86)¥Hitachi¥uCNP
- 32ビット版OSの場合
- OSのインストールドライブ:¥Program Files¥Hitachi¥uCNP
特に必要がないかぎり,デフォルトで表示されるディレクトリをインストール先とすることを推奨します。別のディレクトリにインストールしたい場合は,[参照]ボタンをクリックしてディレクトリを選択してください。
- [次へ]ボタンをクリックします。
ユーザ情報の設定画面が表示されます。
- ユーザ名および会社名を入力し,[次へ]ボタンをクリックします。
プログラムフォルダの選択画面が表示されます。
- スタートメニューのプログラムに登録するプログラムフォルダを選択します。
デフォルトは,製品の種類に関係なく「uCosminexus Navigation Platform」です。
別のフォルダにしたい場合は,任意のフォルダ名を入力するか,または既存のフォルダリストからディレクトリを選択します。
- [次へ]ボタンをクリックします。
インストールの開始画面が表示されます。
- インストール情報を確認します。
現在の設定内容が表示されます。設定を変更したい場合は,[戻る]ボタンをクリックして,設定を変更してください。
[次へ]ボタンをクリックすると,インストールの進捗状況が表示されます。
インストールが完了すると,インストールが完了したことを知らせるダイアログが表示されます。
- インストール完了の画面を確認し,画面を閉じます。
- サーバマシンを再起動します。
- 必要に応じて,修正パッチを適用します。
修正パッチの適用手順については,「3.7 修正パッチの適用手順」を参照してください。
- 注意事項
- インストールをキャンセルしたり,処理中にエラーが発生したりした場合,ナビゲーション プラットフォームが不完全な状態でインストールされてしまうことがあります。その場合は,インストールを最初からやり直すか,いったん「3.8 ナビゲーション プラットフォームのアンインストール」に従ってアンインストールしてから再度インストールを実施してください。