JP1イベント情報関連づけファイル(ucnp_jp1event_mapping.txt)に記載する項目と,記載するときの形式を説明します。
JP1イベント情報関連づけファイルに記載する項目を次に示します。
業務コンテンツID以外の項目の詳細は,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 運用ガイド」のイベント一覧の表示についての説明,またはJP1イベント出力元の製品の各マニュアルを参照してください。
JP1イベント情報関連づけファイルは次の形式で記載します。
イベントID(タブ)発行元イベントサーバ名(タブ)プロダクト名(タブ)メッセージ(タブ)業務コンテンツID(改行)
1行につき一つの関連づけを定義します。項目はタブ区切りで指定してください。最大1,000行を記載できます。使用できる文字コードはUTF-8だけです。
JP1イベント情報関連づけファイルの例を次に示します。
00003FA3 SERVER1 /HITACHI/JP1/IM/JCOCMD KAVB2402-W [SERVER1] コマンド実行の実行時間が10200秒を超えました。 ce16c98a-0132-1000-8000-00000ad23cbb-0
00004724 SERVER2 /HITACHI/JP1/BASE/SPMD KAVB3664-I SERVER2 のJP1/Baseを起動しました 2173450f-0133-1000-8003-00000ad23cbb-0
00005F00 SERVER1 /HITACHI/JP1/IM/SS KNAB15069-I 案件のステータスがクローズで登録されました 2173450f-0133-1000-8003-00000ad23cbb-0
00000001 SERVER1 /APP1/SAMPLE_PRODUCT SAMPLE application error. c7c0725a-0132-1000-8003-00000ad23cbb-0
00000002 SERVER2 /APP1/SAMPLE_PRODUCT SAMPLE application warning. c7c0725a-0132-1000-8003-00000ad23cbb-0
ナビゲーション プラットフォームは,次のデータを比較して,一致するかどうかを判定します。ただし,アクセス権のない業務コンテンツに関連づけられているJP1イベント情報は判定の対象外です。
JP1製品から受け取ったJP1イベント情報が空文字の場合は,JP1イベント情報関連づけファイルに記載されているJP1イベント情報と一致したと見なされます。また,JP1イベント情報関連づけファイルに記載されているJP1イベント情報が空文字の場合は,JP1製品から受け取ったJP1イベント情報と一致したと見なされます。
JP1製品から受け取ったJP1イベント情報の各項目は,前方一致で判定されます。前方一致で複数の行が該当した場合は,最初の行の定義だけが有効になります。