5.5.2 監査ログに出力される項目

監査ログには次の項目が出力されます。

項番出力項目名出力項目の意味説明
1共通仕様識別子共通仕様の識別子「CALFHM」が固定で出力されます。
2共通仕様リビジョン番号共通仕様のリビジョン番号「1.0」が固定で出力されます。
3seqnum通番監査ログの通番が出力されます。
4msgidメッセージID監査ログのメッセージIDが,次の形式で出力されます。
KDCZnnnnn-y
  • KDCZ
    メッセージのプリフィックス
  • nnnnn
    コンポーネントごとのメッセージの通番
  • y
    重要度。重要度には,E(エラー情報),W(警告情報),I(通知情報)があります。
5date発生日時メッセージが出力された日時が,次の形式で出力されます。
YYYY-MM-DDThh:mm:ss.sssTZD
  • YYYY:西暦年
  • MM:月
  • DD:日
  • T:日付と時間の区切り
  • hh:時
  • mm:分
  • ss:秒
  • sss:マイクロ秒
  • TZD:タイムゾーン
タイムゾーンは,UTCからの時差で表示されます。表示形式を次に示します。
  • +hh:mm:UTCからhh時間mm分進んでいる
  • -hh:mm:UTCからhh時間mm分遅れている
  • Z:UTCと同じ
(例)日本の場合:+09:00
なお,タイムゾーンはナビゲーション プラットフォームのサーバの設定に準じます。
6progidプログラム名監査事象が発生したプログラムの名称が出力されます。
「uCNP」が固定で出力されます。
7compidコンポーネント名監査事象が発生したコンポーネント名が出力されます。
「Server」が固定で出力されます。
8pidプロセスID監査事象が発生したプロセスIDが出力されます。
9ocp:host発生場所監査事象が発生したホストのホスト識別情報(ホスト名)が出力されます。
発生場所が特定できない場合は,「localhost」が出力されます。
10ctgry監査事象種別監査事象の種別が出力されます。監査事象の種別には,次のどちらかが出力されます。
  • Authentication:識別・認証
  • ContentAccess:重要情報アクセス
11result監査事象結果監査事象の結果が出力されます。監査事象の結果には,次のどちらかが出力されます。
  • Success:成功
  • Failure:失敗
12subj:uidサブジェクト情報監査事象の発生元が出力されます。次の値が出力されます。
  • ノード遷移を実施した利用者のユーザID
ログインに失敗した場合は[NULL]が出力されます。
13op動作情報監査事象を発生させた操作の種別が出力されます。次のどれかが出力されます。
  • 監査事象種別が「Authentication」の場合
    Login:ログイン
    Logout:ログアウト
  • 監査事象種別が「ContentAccess」の場合
    Refer:参照
14logtypeログ種別情報ログの種類が出力されます。
「BasicLog」が固定で出力されます
15msg自由記述監査事象の内容を示す任意のメッセージが出力されます。
なお,メッセージは次の形式で出力されます。
  • メッセージの中のダブル引用符(")は,ダブル引用符2文字("")に置き換えられます。
  • メッセージの先頭と末尾にダブル引用符(")を追加されます。
  • 情報が取得できない場合は[NULL]が出力されます。

(凡例) -:該当しない