6.6 業務コンテンツのエクスポートとインポート

編集環境と実行環境が異なるサーバマシンに構築されている場合,編集環境で作成した業務コンテンツをいったんエクスポートし,実行環境にインポートする必要があります。開発環境がある場合も同様です。

エクスポートとインポートには,ナビゲーション プラットフォームのコマンドを使用します。使用するコマンドおよびその使用方法の詳細については,「8. コマンド」を参照してください。

エクスポート・インポートできるのは,業務コンテンツのデータ,およびアクセス権の設定情報(アクセス権グループまたはJP1資源グループ)です。ただし,業務コンテンツで静的ファイルを使用している場合,静的ファイルはコマンドによるエクスポート・インポートの対象とはならないため,別途管理する必要があります。詳細は,「6.9 業務コンテンツで使用する静的ファイルの管理」を参照してください。

なお,すべて環境が一つのマシンに構築されている場合でも,バックアップ用としてエクスポートだけを実施することもできます。

エクスポート・インポート実施時の注意事項
エクスポートとインポートでは,作業フォルダとして環境変数TMPまたはTEMPのフォルダを使用します。このため,環境変数TMPおよびTEMPのフォルダのディスク容量に余裕を持たせてから,エクスポート・インポートを実施してください。
<この節の構成>
6.6.1 業務コンテンツのエクスポート
6.6.2 業務コンテンツのインポート