csdmiexport(マスターイメージのエクスポート)
形式
csdmiexport {-i マスターイメージID |-n マスターイメージ名[.セクション]}
-d ディレクトリ名
機能
指定したディレクトリを新規作成して,マスターイメージのスナップショットを作成します。
作成したスナップショットを基に,csdmiregisterコマンドで新たなマスターイメージを作成することができます。
また,マスターイメージのバックアップ手段としても使用できます。
このコマンドを実行可能な業務システムのstatusについては,「表1-5 業務システムのStatusと実行可能な運用コマンドの関係(1/2)」,および「表1-6 業務システムのStatusと実行可能な運用コマンドの関係(2/2)」を参照してください。
マスターイメージのスナップショットを構成するファイル/ディレクトリ構成と一覧を次に示します。
表1-26 マスターイメージのスナップショットのファイル・ディレクトリ構成
項番 | ファイル・ディレクトリ構成 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
1 | -dで指定したディレクトリ名 | masterimage.ovf | マスターイメージ構成ファイル | |
2 | usr | masterimage_define.xml | マスターイメージ定義ファイル | |
3 | masterimage_define.xml.bak | 項番2のバックアップ | ||
4 | position.xml | 物理配置制約ファイル | ||
5 | position.xml.bak | 項番4のバックアップ | ||
6 | resource.csv | リソース定義ファイル | ||
7 | resource.csv.bak | 項番6のバックアップ | ||
8 | data | UOC格納ディレクトリ | ||
9 | data.bak | 項番8のバックアップ | ||
10 | sys | hostsファイル,ミドルウェア定義ファイル,OS設定ファイルなどが格納されます。 |
実行可能ユーザ
PaaS提供者,PaaS利用者が実行できます。
オプション
戻り値
値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了しました。 |
0以外 | 異常終了しました。 |
実行例
C:¥Program Files¥Hitachi¥uCSD¥mgr¥bin>csdmiexport -n mi01 -d mymi01dir |
注意事項