csdmiupdate(マスターイメージの更新)
形式
csdmiupdate -f マスターイメージ定義ファイル [-d ディレクトリ名]
{-i マスターイメージID |-n マスターイメージ名[.セクション]}
[-s] [-k パスワードアクセスキー] [-y]
機能
指定したマスターイメージをマスターイメージ定義ファイルの内容に従って更新します。
マスターイメージの更新によって,次のことが実行できます。
このコマンドを実行可能な業務システムのstatusについては,「表1-5 業務システムのStatusと実行可能な運用コマンドの関係(1/2)」,および「表1-6 業務システムのStatusと実行可能な運用コマンドの関係(2/2)」を参照してください。
実行可能ユーザ
PaaS提供者,PaaS利用者が実行できます。
オプション
戻り値
値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了しました。 |
0以外 | 異常終了しました。 |
実行例
C:¥Program Files¥Hitachi¥uCSD¥mgr¥bin>csdmiupdate -f mi02.xml -n mi01 |
C:¥Program Files¥Hitachi¥uCSD¥mgr¥bin>csdmiupdate -f mi02.xml -n mi01 -d mi03Dir -s |
注意事項
表1-13 アップデート処理でのOS更新・ミドルウェア更新処理
カテゴリ | 処理実行順※3 | 機能 | uCSDの動作 | 実行条件 | 補足 | |
---|---|---|---|---|---|---|
OS更新 | 1 | OS定義転送 | OS定義転送 | コンポーネントテンプレートで記載しているOS定義ファイルを転送先ディレクトリ※1配下へ転送 | OS更新パッチで未適用のパッチが1つ以上存在する場合 | OS更新パッチ適用だけを実施したい場合でも定義は必ず転送します。 |
2 | OS更新 | OS定義配置 | 転送済みOS定義をディレクトリへコピー | - | ||
3 | OS更新パッチ適用 | OS更新用パッチを実行 | - | |||
ミドル更新 | 4 | ミドルウェア定義転送 | ミドルウェア定義転送※2 | 転送先ディレクトリ※1配下へミドルウェア定義ファイルを転送 | ミドルウェア更新パッチで未適用のパッチが1つ以上存在する場合 | ミドルウェア更新パッチ適用だけを実施したい場合でも定義は必ず転送します。 |
5 | ミドルウェア更新 | ミドルウェア定義配置※2 | 転送済みミドルウェア定義をディレクトリへコピー | - | ||
6 | ミドルウェア更新パッチ適用 | ミドルウェア更新用パッチを実行 | - |