csdmisetpassword(仮想ホストのパスワード設定)

形式

csdmisetpassword {-i マスターイメージID|-n マスターイメージ名[.セクション]} {[-p ホストID] -w 仮想ホストパスワード -k パスワードアクセスキー | -f [-y]}

機能

PaaS提供者またはPaaS利用者が変更した仮想ホストのパスワードをuCSDに登録するコマンドです。

パスワード登録済みの状態で,再度このコマンドを実行した場合は登録済みのパスワードに対して上書き登録します。

このコマンドで仮想ホストのパスワードを変更することはできません。

このコマンドを実行可能な業務システムのstatusについては,「表1-5 業務システムのStatusと実行可能な運用コマンドの関係(1/2)」,および「表1-6 業務システムのStatusと実行可能な運用コマンドの関係(2/2)」を参照してください。

実行可能ユーザ

PaaS提供者,PaaS利用者が実行できます。

オプション

-i
マスターイメージIDを指定します。
マスターイメージID:<符号なし整数>1~99999999の範囲
-n
マスターイメージ名を指定します。セクションを定義している場合には同時に指定してください。
マスターイメージ名:~<英数字記号>1~32文字
セクション:~<英数字記号>1~32文字
-p
ホストIDを指定します。
ホストID:<符号なし整数>1~999999の範囲
-w
-pで指定した仮想ホストのパスワードを指定します。
仮想ホストパスワード:~<英数字, ->1~255文字
設定済みの状態で再度指定した場合,新しい値で上書きします。
-k
仮想ホストパスワードを暗号化するためのパスワードアクセスキーを指定します。
同一業務システム内では同一の値を指定してください。
パスワードアクセスキー:<英数字, #-@()>1~255文字
設定済みの状態で再度指定した場合,新しい値で上書きします。
-f
暗号化パスワードを削除し,コンポーネントテンプレートに記載されている初期パスワードを設定します。
-y
実行時 (y/n)の問い合わせを抑止します。y応答したときと同じ動きになります。

戻り値

意味
0正常終了しました。
0以外異常終了しました。

実行例

C:¥Program Files¥Hitachi¥uCSD¥mgr¥bin>csdmisetpassword -i 5 -w adminpassword -k accesskey
KFUD15052-I 仮想ホストパスワードを設定しました。

注意事項

なし