csdinstlin(ミドルウェアインストール)

形式

csdinstlin -k 形名 -s セットアッププログラム格納ディレクトリ

機能

インストール済みのミドルウェアに対して,インストール形式の修正版を適用します。

csdmideployコマンド,またはcsdmiupdateコマンドから実行されるミドルウェア更新パッチの仕組みを使用して,インストール形式の修正版を適用します。

注※ マスターイメージ定義ファイルの「Parameter(patch)」タグに記載したパッチスクリプトからこのコマンドを実行します。

対象OS

Red Hat Enterprise Linux

対象ミドルウェア

uCosminexus Application Server

HiRDB Server

オプション

-k
インストールするミドルウェアの形名を指定します。
形名:<英数字記号> 1~25文字
例:P-9W43-7K91
-s
セットアッププログラム格納ディレクトリを指定します。日立PPインストーラのセットアッププログラム(setup)が格納されているディレクトリをマスターイメージ定義ファイルの「Parameter(patch)」タグに記載したパッチ・ディレクトリに指定したディレクトリからの相対パスで指定します。
セットアッププログラム格納ディレクトリ:<相対パス名> 1~247文字

戻り値

意味
0正常終了しました。
1異常終了しました。(日立PPインストーラ内でエラーが発生した場合)
2異常終了しました。(日立PPインストーラ外でエラーが発生した場合)

注意事項

  1. このコマンドは必ずユーザスクリプト内から実行してください。ユーザスクリプト以外で実行した場合の動作は保証しません。
  2. 相対パス名に環境変数を使用しないでください。使用した場合の動作は保証しません。
  3. このコマンドを「&(アンパサンド)」などを利用して,同時に複数実行しないでください。同時に複数実行した場合の動作は保証しません。