付録B 用語解説
(英字)- PaaS提供者
- PaaS環境構築者のことです。必要なリソースをそろえ,PaaS環境を構成するミドルウェアを決定します。PaaS利用者に対して,安定したPaaS環境を提供する責任があります。
- PaaS利用者
- 業務システム構築担当者および責任者のことです。PaaS提供者から提供されるテンプレートを基に業務システムを構築し,テスト工程を経て,本番環境にリリースします。業務システムの運用も担当します。
(カ行)- 仮想イメージテンプレート
- JP1/ITRMが管理するテンプレートのことです。仮想ホストのデプロイ元になるデータであり,ライブラリで管理されます。
- 仮想サーバマネージャ
- uCosminexus Application Serverが提供する仮想サーバマネージャのことです。
(サ行)- サイジング
- 業務用件に基づき,仮想ホスト数,メモリ所要量,CPUスペックとコア数,OSおよびミドルウェア定義を決定する処理のことです。
- スナップショット
- マスターイメージをエクスポートしたファイルのことです。PaaS利用者はこのファイルを再利用およびカスタマイズして,マスターイメージを作成できます。
(タ行)- デプロイ
- JP1/ITRMで仮想化ソフトウェア上に仮想ホストを構築する操作のことです。また,uCSDでは,PaaS環境の構築を実現するためにOSとミドルウェアの定義配布およびセットアップ処理までを含めます。
- テンプレート
- 仮想ホスト構成情報,ミドルウェア構成およびUOCを持つファイル一式のことです。PaaS提供者が作成して,PaaS利用者に提供します。uCSDがサンプルとしても提供します。
(マ行)- マスターイメージ
- PaaS利用者が,テンプレートを基に業務システム固有情報を付けて作成した業務システム情報一式のことです。uCSDの構成管理で管理されていて,スナップショットをuCSDにインポートして作成できます。また,PaaS利用者は,マスターイメージに付けた業務システム名称を指定して,デプロイ指示をします。