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csdrscstatus(物理リソースの状態変更)

形式

csdrscstatus {-g 物理ホストグループ名 | -p 物理ホストのIPアドレス} {-b|-c}

[-s 変更対象の操作]

機能

指定した物理ホストグループに所属する物理ホストの物理配置候補算出時の選出状態を変更します。

またはIPアドレスで指定した物理ホストの物理配置候補算出時の選出状態を変更します。

実行可能ユーザ

PaaS提供者が実行できます。

オプション

-g
物理ホストグループ名を指定します。
指定した物理ホストグループの情報とその物理ホストグループに所属する物理ホストの状態を変更します。
物理ホストグループ名:〜<\,/を含まない文字列>1〜64文字

-p
物理ホストのIPアドレスを指定します。
指定した物理ホストの状態だけを変更します。
物理ホストのIPアドレス:〜<文字列>IPv4形式

-b
物理リソースの状態を“対象外”にします。
“対象外”状態の場合csdmiposコマンドによる物理配置候補算出時に選出対象外となります。

-c
物理リソースの状態を“利用可能”にします。
“利用可能”状態の場合csdmiposコマンドによる物理配置候補算出時に選出対象となります。

-s
このオプションを指定すると,指定した操作だけ「対象外」または「利用可能」に状態を変更します。このオプションを省略した場合に,このオプションの引数でP(物理配置候補算出)とR(リソース予約)が指定された場合と同様の動作をします。
このオプションを指定した場合の変更対象を次に示します。
-sオプション 操作状態変更対象
文字列 物理配置候補算出 リソース予約 デプロイ
-s省略 ×
P × ×
R × ×
D × ×
PR ×
PD ×
RD ×
PRD

(凡例)
○:「対象外」または「利用可能」に状態を変更する
×:状態変更なし

物理ホストグループの状態を変更した場合は,状態を変更した物理ホストグループに所属する物理ホストの状態も変更されます。
resource.permission.admin定義がYの場合,PaaS提供者は「対象外」となっている操作が実行可能です。
変更対象の操作:〜<文字列,1〜3文字>
操作の頭文字の英字を組み合わせて指定します。指定できる英字と操作の対応を次に示します。
指定可能な英字 操作
P 物理配置候補算出
R リソース予約
D デプロイ

注 大文字と小文字を区別します。指定する操作の重複はできません。順不同です。


例:IP 1.1.1.1の物理ホストへのリソース予約およびデプロイ操作を「対象外」にする場合のコマンドライン。
C:\> csdrscstatus -p 1.1.1.1 -b -s RD
KFUD14103-I 指定した物理ホストの状態を変更しました。IPアドレス=1.1.1.1

戻り値

意味
0 正常終了しました。
0以外 異常終了しました。

実行例

 
C:\Program Files\Hitachi\uCSD\mgr\bin>csdrscstatus -g PhysicalHostGroup1 -b
KFUD14104-I 指定した物理ホストグループの状態を変更しました。物理ホストグループ名=PhysicalHostGroup1
 

注意事項

なし