ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework アプリケーション開発ガイド
外部定義関数は,ユーザーがJavaのAPIなどを使用して作成する関数です。外部定義関数の処理ロジックを,ユーザーがJavaで記述して作成するクラスファイルにメソッドとして実装することで,任意の処理を実行できます。
ストリーム間演算を使用する場合は,CQLでストリーム間演算関数を定義するほかに,外部定義関数を作成します。外部定義関数の作成手順を次に示します。
- 関数の実装
外部定義関数の処理ロジックを,Javaで記述して作成するクラスファイルにメソッドとして実装します。関数の実装方法については,「10.2 外部定義関数の実装」を参照してください。
- 定義ファイルでの関数の記述
外部定義関数を実装したクラスとの関連づけを外部定義関数定義ファイルに記述して,SDPサーバに外部定義関数を認識させます。外部定義関数定義ファイルについては,マニュアル「uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework システム構築・運用ガイド」を参照してください。
- CQLでの関数の記述
外部定義関数定義ファイルに記述した外部定義関数をクエリ定義ファイルのCQLに記述します。外部定義関数のCQLへの記述方法については,「4.4.25 外部定義ストリーム間演算関数」を参照してください。
外部定義関数で使用するファイルの関連を次の図に示します。
図10-1 外部定義関数で使用するファイルの関連
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