パラメーターは次の形式で記述します。
<パラメーター名>=<値>
user_app.<アダプターグループ名またはアダプター名>.properties
標準提供アダプターの場合はアダプターグループ名を,カスタムアダプターの場合はアダプター名を,英数字(0~9,a~z,A~Z)とアンダーライン(_)で指定します。指定できる文字数は,1~32文字です。なお,インプロセス連携をするアダプターグループ名またはアダプター名の先頭に使用できる文字は半角英文字だけです。
このファイルは,必ず次のディレクトリに格納してください。
<運用ディレクトリ>¥conf¥
インプロセス連携をするアダプターのクラス名やjarファイルのパスを設定します。インプロセス連携をする場合だけ,標準提供アダプターはアダプターグループごと,カスタムアダプターはアダプターごとに作成します。
指定できるパラメーターとデフォルト値を次の表に示します。
表8-7 指定できるパラメーターとデフォルト値(インプロセス連携用プロパティファイル)
項番 | パラメーター名 | 内容 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
1 | user_app.classname | インプロセスで連携するアダプターグループまたはアダプターのメインクラス名を指定します。※1 このクラスは,システムが提供するinterfaceクラスを実装したクラスとなります。 インプロセスで連携する場合,このパラメーターの指定がないと,エラーとなります。 | なし |
2 | user_app.classpath_dir | user_app.classnameパラメーターで指定されたクラスに対するクラスファイルの格納ディレクトリのパス,またはjarファイルのパスを指定します。※1 ※2 パスは,絶対パスまたは運用ディレクトリからの相対パスで指定します。 このパラメーターに指定できるパスは一つだけです。 インプロセスで連携する場合,このパラメーターの指定がないと,エラーとなります。 | なし |