特定のレコードだけをストリームデータ処理の対象にしたい場合,編集用コールバックとして,フィルターを使用します。
レコードのフィルタリングの概要を次の図に示します。
図11-11 レコードのフィルタリングの概要
レコードのフィルタリングでは,アダプター構成定義ファイルのフィルター定義で定義した内容に従って,入力されたレコードが条件に一致するかどうかを判定します。レコード形式,およびレコードに設定されているフィールド値から目的のレコードを取捨選択して出力します。レコードのフィルタリングの処理の詳細については,「11.4.2 レコードのフィルタリングのデータ処理の流れ」で説明します。