12.2 Dashboard Serverのサーバ内設定ファイルusrconf.properties

Dashboard Serverを使用するには,Dashboard Serverのサーバ内設定ファイル(usrconf.properties)を設定します。Dashboard Serverのサーバ内設定ファイルの作成方法,設定できるキー,および記述例について説明します。

ファイルの作成方法
サーバ内設定ファイルは,インストール時に提供されるサンプルファイルを使用して作成することをお勧めします。サンプルファイルは,次のディレクトリに格納されていますので,コピーして編集してください。

<インストールディレクトリ>¥samples¥httppacket¥web¥containers¥uCSDPAF_Server¥usrconf¥

サンプルファイルでは,REFRESH_INTERVALキーとRETRY_NUMキー以外は編集しないでください。
作成したサーバ内設定ファイルは,次のディレクトリに格納してください。
V01-50より前

<インストールディレクトリ>¥psb¥CC¥web¥containers¥uCSDPAF_Server¥usrconf¥

V01-50以降

<インストールディレクトリ>¥psb¥CC¥server¥usrconf¥ejb¥uCSDPAF_Server¥

設定できるキー
サーバ内設定ファイルで設定できるキーを次の表に示します。

表12-2 サーバ内設定ファイルで設定できるキー

項番キー名称内容デフォルト値
1REFRESH_INTERVALDashboard Serverがダッシュボード出力コネクターにアクセスして,ダッシュボード表示用データを更新する間隔(単位:ミリ秒)を0~600000の整数値で指定します。2000
2RETRY_NUMダッシュボード表示用データの更新に失敗した場合の更新のリトライ回数(単位:回)を0~100の整数値で指定します。0
サーバ内設定ファイルは,Javaのプロパティ形式(<key>=<value>の形式)で記述してください。
記述例
サーバ内設定ファイルの設定例を次に示します。

REFRESH_INTERVAL=2000
RETRY_NUM=0

この例では,更新間隔を2000ミリ秒,リトライ回数を0回と指定しています。