8.3 SDPサーバ用定義ファイルの一覧

SDPサーバ用定義ファイルの一覧を次の表に示します。ファイルの詳細については,表中の参照先を参照してください。

表8-1 SDPサーバ用定義ファイルの一覧

項番分類定義ファイル概要参照先
1JavaVMの起動オプションの設定SDPサーバ用JavaVMオプションファイル(jvm_options.cfg)運用ディレクトリごとに必ず作成します。
このファイルには,SDPサーバを実行するJavaVMオプションを設定します。なお,インプロセス連携アダプターは,このファイルで設定したオプションで動作します。
8.4
2RMI連携用JavaVMオプションファイル(jvm_client_options.cfg)RMI連携をする場合だけ,運用ディレクトリごと,またはアダプターごとに作成します。
このファイルには,RMI連携アダプターを実行するJavaVMオプションを設定します。
8.5
3動作環境プロパティの設定システムコンフィグプロパティファイル(system_config.properties)運用ディレクトリごとに必ず作成します。
このファイルには,SDPサーバで使用するポート番号,採取するAPIトレースとタプルログの詳細などを設定します。
8.6
4クエリグループ用プロパティファイルクエリグループごとに必ず作成します。
このファイルには,クエリ定義ファイルのパスやクエリグループを実行するときのチューニングパラメーターを設定します。
8.7
5ストリーム用プロパティファイルクエリグループ内のストリーム単位でチューニングパラメーターを設定したい場合だけ,ストリームごとに作成します。
このファイルを作成しない場合には,クエリグループ用プロパティファイルで設定した内容で動作します。
8.8
6インプロセス連携用プロパティファイルインプロセス連携をする場合だけ,標準提供アダプターはアダプターグループごと,カスタムアダプターはアダプターごとに作成します。
このファイルには,インプロセス連携アダプターのクラス名やjarファイルのパスを設定します。
8.9
7ログファイル出力用プロパティファイル(logger.properties)運用ディレクトリごとに作成します。作成しない場合には,デフォルト値で動作します。
このファイルには,メッセージログやトレースログの面数やサイズを設定します。
8.10